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橘・フクシマ・咲江さん
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不足している、女性エグゼクティブ
- 佐々木
そういったポジションには、あまり女性はいませんか?
- フクシマ
女性対象のポジションが、今までだと人事とかPRというところが主体だったんですけれども、今はもう、ほとんどどのポジションで「女性も検討して下さい」と。
- 佐々木
企業側からのリクエストはあるわけですね?
- フクシマ
あります。最近ですと、これは、クライアントさんが宣伝してくださいとおっしゃるのでお話しするんですが、TEPCO(東京電力)さんが、「女性の部長さんを雇いたい」っておしゃって、2人お入りいただいたんです。先日、新聞に掲載されていましたが、一人は、多様な人材が力を合わせて新たな価値を生み出そうということで、ダイバーシティ推進室長に。それから大手飲料メーカーからもう一人、暮らしのラボのトップに。
このお二人は、「特に女性がほしい」というリクエストでサーチさせていただきました。時間はかかりましたが、本当にTEPCOさんは真面目な会社なので、とてもきちっと対応してくださって、大変安心できるアサインメントで、いいところにお入りいただいて頑張っていただいています。よかったなと思いますね。
また一昨年は、「どうしても社長さんに女性がほしい」と、ファッショナブルなケーキなどを製造している食品会社さんからリクエストを受けました。そこはもう、最初から「女性の方を」っておっしゃって。そこには、当時百貨店にいらっしゃった方で、フランスにも4年くらいいらっしゃった方にお入りいただいて、いま活躍していただいています。
- 佐々木
そうですか。でも、依頼はどんどん増えてきているのに、なかなか日本の女性が、そのリクエストにマッチするほどのレベルにまだ至ってないんじゃないかっていう懸念もあるんですが。
- フクシマ
絶対数はまだ少ないですね。で、たぶん、その対象になるような方は、もうすでに自分で会社を、佐々木さんのように始めていらっしゃる方が多いんだと思うんですよ。
15/25
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