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橘・フクシマ・咲江さん
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あらゆる論点を聞いてから、整理するような発言をします
- フクシマ
それがなかなかできないんです(笑)。できればいいなと思うんですけれど。
発言回数が少ないわりには、実際には思いつきでしゃべってるんです(笑)。いろんな方たちがお話をされているのを聞いて、「おかしいな」って思うことがあると、沸々とくすぶるタイプなんですね。「やっぱりそれは、あるべき姿じゃないでしょう」などと。
ただ英語は外国語なので、自分が思うままに、まとまりのない発想を話していたら、向こうにはわからないと思うので。同じ発言の仕方でも、どこからスタートして、どういうロジックで話をしたら、言いたいことを分かってくれるかなというのは、確かに考えますね。
わたしは、他の方の話をずっと聞きながら、だいたい議論がまとまりそうになったところで、「すみません」と言って手を上げるから、議長には嫌われるタイプだと思いますね。「ようやくこっちにまとまってきたのに、また引き戻すようなことを言う」と(笑)。
でも、途中でディスカッションに入って云々するよりは、いろいろな方がおっしゃることを聞いて、あらゆる論点みたいなものが出て、全部のマップが見えてから「でも、やっぱり、こうでしょ?」って整理するみたいな発言の仕方が、たぶん自分には向いているのかな、と。
ですから、必ずしもどのタイミングでどう話そうかをきちんと考えているわけではないんです。
ただひたすら、「なんか変。なんか変。……でも、どうして変なんだろう? 何がしっくり来ないんだろう?」と考えているうちに「あ、そうか。こういう風に自分が思っているから、これとこれを合わせるとおかしいんだな」とわかって、発言するというケースが多いですね。
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