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橘・フクシマ・咲江さん
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「作業」をしないで、「仕事」をする
- 佐々木
内向きというのは、仕事の面で?
- フクシマ
そうですね。「作業」をしがちですね。うちの会社でもよく話をしますが、「作業」をしないで「仕事」をしてくれ、と。
「作業」というのは言われたことだけをやる。「仕事」というのは、なんのためにしているかをきちんと視野に入れて、結果を出すための作業をすることで、そこで自分の工夫が生まれるわけですよね。「言われたことだけやっててもだめだな」と。「これがだめだった。じゃあ、こっちをやってみよう」とか。どうも、この「作業」で止まっているケースが多いような気がしますね。
- 佐々木
わ! 同感です。私、会社内で「作業」という言葉を禁句にしているんです。
- フクシマ
禁句に(笑)。
- 佐々木
はい、スタッフが「今日はこういう作業をします」って言ったら、「心がないときに作業っていうんですよ」と注意するんです。目的を達成するために自分で考えて働くことを、「仕事をする」というでしょう。作業には、仕事へのオーナーシップを全然感じないからです。ですから「作業」は禁句にしています(笑)。
- フクシマ
本来、「仕事」っていうのは、自分がオーナーシップをもって、自分の責任でやるものですよね。なのに、会社が何をしてくれるか、どうやって助けてくれるかっていう発想が、わりと全体的に多いような気がします。
17/25
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