ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第76回 三富 正博さん

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株式会社バリュークリエイト パートナー 公認会計士、米国公認会計士
三富 正博さん
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価値をつくろう、という想い
- 佐々木
そののち起業されて、「自分がバリューをクリエイトしよう」っていう名前をつけた、その想いは?
- 三富
その想いっていうのは、さっき言ったように、海外から日本を見ていると、日本の人も日本の会社も、すごく可能性があるにもかかわらず、そこにいらっしゃる方は、あんまり自分の価値を感じていらっしゃらないような気がした、ということですね。「もったいないな」と。で、それは、「個人にしても企業にしても、もっと価値を引き出せるんじゃないかな」と。「じゃあ会社を『バリュークリエイト』にしよう」って、非常に単純。
- 佐々木
でも、それで、コンサルティングっていうか、今の仕事の内容も考えた?
- 三富
それはまったく考えていなくて。会社を始めたとき、相棒の佐藤は証券アナリスト、僕は会計士だったんだけど、二人ともその肩書きの仕事はしなかったんですね。で、自分たちで考えたんです、新しいことをね。
- 佐々木
佐藤さんとは、どうやって巡り会ったんですか?
- 三富
佐藤とはね、「これから日本がよくなるな」と思って、僕が日本に帰ろうと思っていたときにね、ちょうど日本への出張が沸き起こったんです。で、アンダーセンの同期の人間に、「出張で日本に行くよ」って言ったら、「お前に会わせたい奴がいる」って言われて。そこで会ったのが、佐藤。元は野村證券の人間で、日本で一番の証券アナリストでした。そのときは、そのベンチャーにいたんです。運命の出会いってやつですね(笑)。
- 佐々木
ああ、その会社で一緒だったんですね。それで、バリュークリエイトを作った。起業は初めから順調でした?
12/28
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