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石倉 洋子さん
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英語力アップのために、すること
- 佐々木
英語力は、「世界級のキャリア」を考えても、「女性の活躍」を考えても、すごく重要になるんでしょうね。石倉さんは上智を卒業してフリーの通訳になられた、それも音楽業界で、と伺ったんですが。僭越ですが、実は私も同じ流れで音楽の通訳から始まったんです(笑)。英語力はどうやってアップしていくのが良いでしょう。
- 石倉
英語は手段だから、しょっちゅう使うのが一番です。しょっちゅう聞く、しょっちゅう見る、しょっちゅう読む、というのが良いのです。
また、英語を使えるようになるには、声に出して読むのがいいです。これは周囲のみんなに言っているのですが、毎日声に出して読んでいると、飛躍的に上達すると思います。私の周囲でもそうやって短期間に見違えるようになった人がいます。
- 佐々木
声に出す。
- 石倉
ええ。私も英語で授業をすることが多いですが、授業の前に5分くらいは必ず英語を読んでいきます。それから行ってクラスをやらないと、口が回らないから。
- 佐々木
あ、口が英語の筋肉を動かしてないからウォームアップするんですね。石倉さんでも、今でも、そうなんですか?
- 石倉
そうですよ。そう言うと、びっくりする人もいますけど。「普段そんなに英語で話していないのだから、ウォーミングアップをするのは当たり前じゃないの!」って言います。実際やると、やっぱり全然違う。だから、集中して、ワーッと英文を読んで、それから授業に行くのです。
今は、毎日英語で話す機会が多いから、少しだけウォーミングアップすれば、平気だけれど、英語で話す頻度が少ないときは、かなり念入りにやります。また、頻度といえば、英語を聞くのも頻度が必要です。私の場合、時間があまりないから、ジムで体操しながら英語を聞く(笑)。ジムにテレビがあってCNBCが入ってくるので、それ聞きながら運動するわけです。
7/22
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