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神原 弥奈子さん
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エンドユーザとつながるインターネットの活用
- 神原
多くの日本のビジネスパーソンや企業の広報やマーケティングの担当者は、今までのマスメディアを介した情報流通しか知らないわけですよ。
インターネットの登場によって、エンドユーザも含めて、ステークホルダとダイレクトに結びつくための、いろんな経路、ルートを確保できて、情報流通が一気に複雑化しているんですね。「そういう時代に対応して、企業はどうやって情報発信していくのか?」っていうところのお手伝いをしたいなと思っています。
- 佐々木
それって、でも、イー・ウーマンと似ていますよね。
- 神原
そうなんです。似ているんですよ。
- 佐々木
イー・ウーマンも、2000年にビジネスの方向性はIR/CRって言ったんですよ。記者からは「インターネットのサイトだから、バナー広告が主でしょ?」と。
「いえ、うちは、バナー広告は一切やらないんです。これからは、消費者も成長し、インターネットも普及するので、企業は、IRメッセージと、CR、カスタマーリレーションを一体にする時代なので、それをイー・ウーマンがお手伝いします」と言ったんだけど、誰も理解してくれなかったんです(笑)。
- 神原
本当にそうでした。90年代からインターネットを使っているからこそ、情報流通の変化はもちろん、消費者や、たぶんこれからは個人投資家が、どれだけ情報を持って、発言権を持ってくるかっていうことをリアルに感じましたよね。そうすると、もう、広告じゃないですよね。
- 佐々木
たぶん、「マス広告に加えて、私たちのようなコミュニケーションも必要」ということで(笑)。
9/26
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