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今週のテーマ
会議番号:1849
老人介護施設、伴侶動物も一緒に暮らせたら良い?
投票結果
89
11
928票
110票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2006年03月20日より
2006年03月24日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
柴内晶子 獣医師 赤坂動物病院副院長
毎日非常に活発なご意見をありがとうございます。皆様の投稿を拝見する限り、伴侶動物と暮らすという事それ……
議長コメントを全文読む
3日目までに届いている投稿から...
家庭と同様自由に (いっちぃ・奈良・パートナー有・57歳)
初めて、パートナーの母をショートステイにトライしました。4泊5日でしたが、とても自由でした。食事の時間・入浴の仕方(個浴・集団浴)など。自宅にいるような感じで過ごせ、母はとても満足して帰宅しました。私たち夫婦がその年になったら、「夫婦一緒がいいよねぇ」とパートナーとも話したのです。みんな揃ってゲームをさせられたり、お習字させられたり……「〜させられる」という感覚のない介護施設ができたら、ペットを飼って住みたいと、パートナーと話したところです。
自分が最後を迎えるときに (karura・神奈川・パートナー有・46歳)
僕自身も犬5匹と猫1匹に囲まれて暮らしているので、どんなときでも動物たちと触れ合う時間がある生活が理想です。アレルギーとか衛生上の問題もあるかもしれませんが、それ以上に心に与える影響が大きいと思います。自分自身が最後を迎えるときにも、人間だけでなくすべての家族に見取ってもらいたいと思っています。
セラピーアニマルの受入れ (Amethyst・千葉・パートナー有・51歳)
施設内で個人でペットを飼うのは難しいかもしれませんが、セラピーアニマルの受入れはもっと多くあって良いと思います。私は大の犬好きですが、アレルギーの人や嫌いな人もいますよね。でも好きな人にはなるべく犬やネコとふれあえる機会を多くできたらと思います。先日アメリカの刑務所で犬の訓練を通して社会復帰を目指すこともできる、という番組を見ましたが、それほどに効果のあることなのだと思いました。動物好きな人にとっては高い効果があると思います。
リハビリ効果があると思います (ちびちび・東京・パートナー無・42歳)
父は特別養護老人ホームに入居しています。父の施設では動物は飼われてはいませんが、たとえば室内犬が飼われていることを想像すると、特に犬の好きな方にとっては、生きていくエネルギーを犬がたくさん与えてくれる気がします。老人施設は人生の先に対する希望を感じられないような、そんな空気を感じさせられる場所でもあります。幼稚園児の訪問が入居者に明るい笑顔を与えるように、生きていく前向きのエネルギーを動物も与えてくれ、それがリハビリにつながるのではないでしょうか?
癒されます (りゅん・群馬パートナー有・)
現在ネコを飼ってます。ネコをさわっているだけで、気分が落ち着くアルファー波が出ているということを何かの本で読みました。確かに私も落ち込んだ時にネコにふれてると、かなり楽な気持ちになります。今のお年寄りは、子どもの頃は大家族の中で過ごされてきたと思うので、施設ではやはり寂しさがあると思います。それを癒してくれるのが新しい家族である伴侶動物ではないでしょうか。もちろんそのためには衛生面でのケアも必要ですね。
動物の世話ができるでしょうか? (kobuta・和歌山・パートナー無・33歳)
伴侶として暮らす動物なら自身で世話ができることが条件だと思います。また、動物より長生きできればいいけれど、そうでない可能性のほうが高い状態で動物を飼うのはいかがかと思います。確かに、動物といることで癒されることも多いでしょうが、自分が癒されるからといって世話もできない状態で飼うのは無責任だと思います。また、動物が嫌いな方と動物が原因で不仲になることも予想されます。“ご主人さま”が、そういう状態になることは、動物だって望まないと思います。
難しいと思います (riviere・東京・パートナー有・32歳)
衛生面の問題をクリアできたら、と投稿なさっている方が多いのですが、衛生面のクリアは非常に難しいと思います。他の方もおっしゃっていましたが、施設全体で飼っている動物なら問題も少ない(躾・お世話など)と思いますが、個人がそれぞれというのは非常に難しいと感じています。
4日目の円卓会議の議論は...
導入の実行には、メリットとデメリットの検証が必須
毎日非常に活発なご意見をありがとうございます。皆様の投稿を拝見する限り、伴侶動物と暮らすという事それ自体のもたらす様々な良い効果を多くの皆様が感じてくださっているのがわかります。実際、私が日々の診療の現場の中で独居の高齢者の方や、高齢でなくても独居でなくても、その方々の生活の中での伴侶動物のケアや、健康管理のお手伝いをしていると、本当に動物との関わりが家族の方々の大きなウエイトをしめているのがわかります。
実際、すれ違いになってしまったご夫婦の間を取り持つ役割をしている動物や、登校拒否のお子さんとの対話がなくなってしまったご両親と普通のコミュニ ケーションが成り立つきっかけを作った動物、またまさにお子さんが独立して、伴侶に先立たれた方の文字通りの伴侶の役割をしている動物など目の当たりにすることが多々あります。
中にはすでに離婚されてしまったご夫妻が一緒に暮らしていたワンちゃんの診療の時だけはご一緒においでになることもあります。お二人にとって、そのワンちゃんへの愛情は何ら変わることがないからということのようです。少し話がそれてしまいましたが、そういった様々な効果はアニマルアシステッドアクティビティーの大きな範疇の中にはいります。
老人福祉施設で伴侶動物が同居していたらどうなのか? という事については、riviereさん、kobutaさんが懸念なさっているように個人のレベルでの衛生管理やご家族ご自身の生活が難しくなってしまった場合の心配というのが確かに存在すると思います。なので、そうした面へのサポートも実際には非常に重要な事だと思います。理想的には個人の家族としての動物たちと施設の伴侶動物として同居する動物たちとが問題なく共存できることでしょうけれど、そのためにはそれぞれの管理の方法の細部に至るまでのきめ細やかな決め事が非常に重要になります。
個人で共に暮らす場合であれば、もしも、動物が後に残ったら、その後をどうするか? を明確に決めておくこと、また、毎日のヘルスメンテナンスを施設全体の衛生管理規則に基づいて、決められた通りに行うこと、などが重要でしょう。それをおしても、伴侶動物との暮らしは「生き甲斐になり」「適度な運動」になり、一人きり、または人間だけの暮らしよりも幅のあるものになると感じます(もちろん、動物がきらいではないという場合に関してですが)。
しかし、そうした施設での動物の導入では、それなりの受け入れのための準備としっかりとしたポリシーがないとできないことでもあります。なぜなら、施設の中で動物の担当者がしっかりと仕事をして行かなくてはならないからです。「片手間」的にできることではありません。しっかりと腰をすえて、動物との同居の意味、さまざまなメリットとデメリットの可能性を検証した上で、方針決定をする必要があります。それでも、やはり動物は代え難い存在である、とはっきりと感じられた場合のみ、導入を実行していくべきだと思います。
いっちぃさんのご体験素晴らしかったですね。人間が集団のコミニティーの中にあって、かつ自由であると言うことは、実はそのコミニティーの基礎がしっかりしているからにほかなりませんね。karuraさんのおっしゃるように、わたしもまた、もしも、自分が最後に暮らす場所ではやはり伴侶動物が共にあって欲しいと感じる人間です。もちろん人間の家族も共にあって欲しいですが。そして、そのことはこの上ない幸せの一つであると思います。
みなさんはどうですか? 伴侶動物でなくても、ご自身が愛する家族と共に人生を全うしたいと思いませんか?
柴内晶子
獣医師 赤坂動物病院副院長
「伴侶動物(犬や猫など)と暮らしていますか?」
伴侶動物と暮らすこととは?
「あなたは動物に癒されますか?」
そばにいるだけで人を幸せな気持ちにしてくれる
「ペットの気持ちがわかる?」
気持ちがわかるというより…
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