イー・ウーマン渋谷和宏さん仕事をする上での「座右の銘」はありますか？

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会議番号:1887

仕事をする上での「座右の銘」はありますか？

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【開催期間】
2006年05月15日より
2006年05月19日まで

円卓会議とは

このテーマの議長

渋谷和宏　作家・ジャーナリスト

この1週間、たくさんのご投票、ご投稿、本当にありがとうございました。毎日、皆さんのご投稿をとても興味�……

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4日目までに届いている投稿から...

良く生きることこそ、最大の復讐 (ユリイカ・東京・パートナー有・32歳)

Live well. It is greatest revenge.立派な生き方をせよ。それが最大の復讐だ（「タルムード」より）。つらい場面で、おまじないのように心で唱えます。相手も自分も責めず、どのようにプラスに仕事に取り組み、生きていくか。人生の座右の銘でもあります。「忘れないコツ」ですが、素敵だな、と思う格言・名言は、PCから携帯にメールで送り、フォルダを作って保存します。ふと空いた時間に、携帯メールをチェックする感覚で読むことができ、自分のなかに豊かなものが残るように思えます。

忘れたら更新する (U-84♂・神奈川・パートナー無・44歳)

忘れるというのは、進歩や成長によって、その座右の銘が、その人の現状に合わなくなったからなのだと思います。ずっと同じ銘であることもまた素晴らしいのですが、忘れたのなら、心機一転、自分がいつも意識していられる新たな銘を求めればいいかと思います。座右の銘も、ステップアップしてよいと思います。

	忘れないコツ、それは…… (いまいくん・埼玉・43歳)
私の座右の銘を忘れないコツは「常に持ち歩いているアクションプランナーに書いておく」ですね。仕事がうまく行かずに落ち込んだときなどに、読み返して勇気をもらってます！

辛い時　苦しい時こそ　人間性 (コサマ・東京・パートナー有・38歳)

仕事が順調に進んでいないのを他人のせいにしたり、慌てふためいたりと、“かっこよくない”姿の先輩を目にしてしまったときに、ひらめいたこの格言。それ以降、「ピンチの時こそ私の人間性が問われるぞ！」と自分への戒めにしています。尊敬する上司までもがこの格言を気に入って、机の前に貼ってくれています。

頭のどこかに残っています (teruP・パートナー有・38歳)

私の場合は心に残った言葉や好きな言葉はいつも思い出したり唱えているわけではありませんが、頭のどこかに残っていて、事が起こった後や最中に「ああ、そうか」と思い出すことが多いです。座右の銘として具体的にあげることはできませんが、毎日起こる出来事一つひとつに、いろいろな言葉が活きています。それは、著名な方の言葉もあれば、絵本の中の一言だったりもします。

5日目の円卓会議の議論は...

座右の銘を得ることは成長の証

この1週間、たくさんのご投票、ご投稿、本当にありがとうございました。毎日、皆さんのご投稿をとても興味深く読ませていただきました。それから皆さんのご投稿を通して、多くの素晴らしい格言や金言に触れることができたのは役得だったと思います。

今回の経験で、僕は座右の銘について考えを大きく改めさせられました。それはただの気の利いた言葉ではないと痛感したのです。

皆さんのご投稿を読むと、座右の銘を得るには、それなりにタフな体験が必要だということが見えてきます。上司が長い休みを取り、代わりにすべての仕事をこなさなければなくなったり、自分の想いが伝わらない焦りに駆られたり、そんな壁を何とか乗り越えた後、あるいは乗り越えようともがいているときに胸にすとんと響く言葉に出会い、タフな体験によって得られたものの大切な意味に気づく──そんなケースが多いのです。だとすれば座右の銘を得るとは、成長の証なのではないでしょうか。

さて前回のコメントで僕は「座右の銘を忘れないコツを教えてください」と投げかました。それについて「素敵だな、と思う格言・名言は、PCから携帯にメールで送り、フォルダを作って保存します」（ユリイカさん）や「常に持ち歩いているアクションプランナーに書いておく」（いまいくん）など、多くのご投稿をいただきました。

やはり書いておくことが一番みたいですね。僕自身も本を読んでいたり人と話をしていて心に残った言葉を手帳に記すようにしています。「夜が暗いほど夜明けは近い」とか「真冬には人は小さく見える」とか、そんな言葉です。

そうしたなかで、U-84♂さんが興味深い視点を提供してくれました。「忘れるというのは、進歩や成長によって、その座右の銘が、その人の現状に合わなくなったからなのだと思います。（中略）座右の銘も、ステップアップしてよいと思います」と言うのです。なるほど座右の銘が成長の証なら、ステップアップしていいんですよね。

それでは皆さん、またお会いできる日を楽しみにしています。

渋谷和宏
作家・ジャーナリスト


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