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今週のテーマ会議番号:1937
公立保育園の民営化、抵抗がありますか?
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2日目/5日間
働く人の円卓会議
3位
【開催期間】
2006年07月10日より
2006年07月14日まで
円卓会議とは

和田惠里子
プロフィール
このテーマの議長
和田惠里子 アソシエ・インターナショナル代表
円卓会議議長一覧
皆さんから寄せられた意見の中には、「民営化に希望・期待」を持って「民営化のイメージ」を書いてくださっ……
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1日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 10月に“ママ”になります (PrincessTomo・東京・パートナー有・39歳)
初産の私には、出産後の早期会社復帰があります。そのために今は、生後3カ月から預かっていただける、自宅近辺もしくは勤務先駅近辺での保育所を探してますが……これがなかなか難題! 公立は特に人数制限などの制限が多く、かつ3、4年保育はやっていても、それ以外は検討していないところが多いです。共働きの多い都心に住む私たちのような悩む夫婦も多いと思います。民営化によって、こういったことにも寛容な対応ができる保育所を期待してます。

yes 民営化は単なる財政削減のため? (クララベル・東京・パートナー有・39歳)
息子が公立保育園に通っており、民営化の検討が始まっています。確かに、公立保育園はお役所的なところがあり、民営化を検討することで、公立のサービス改善につながって欲しいと思います。でも、いまの民営化の議論は、民間活力の導入による保育サービスの充実というよりは、国や自治体の保育予算を削るための方便にしか見えません。効率化によって、経験の浅い短時間労働の保育士が増えていっていることは、子どもにとっても働く側の保育士にとっても、不幸なことだと思います。

no 民間委託、最初からNoというのは? (あきママ・東京・パートナー有・42歳)
公立の保育園に子どもを預けています。私の自治体も、民営化を進めています。これに対し、親の側は最初抵抗を感じます。何故なら、自治体が「財政的理由」を民営化の盾にするためです。そこからの発想は、人件費や経費節約=手を掛けない、保育の低下です。必ずしも民営が保育の面で足りないという訳ではなく、良いサービスの提供者が生き残るような選択肢の多さが確保されることが必要なのではないでしょうか? 特に待機児の多い都市部で、もっと展開され、自治体から補助が受けられるべきではないでしょうか。

no まったくありません! (いーちゃん・青森・パートナー有・45歳)
保育園としての機能がきちんと果たせていれば、民営化しようが公立であろうが、構いません。私立の保育園では当たり前のことが、公立では限られた財源によって実現できていないこともあるのではないかと思います。娘はこの(2006年)4月に、民営化される公立保育園から、私立幼稚園に移りました。理由のひとつは、経営者の考え方に共感できなかったこと、もうひとつは、娘が保育園での生活がなじめなかったことです。私立は経営者・保育者の方針や特色が出やすく、選択しやすいのでは?

no 民営化に抵抗するのでなく (tekiki・東京)
娘が(2006年)3月まで保育園にお世話になっておりました。小学校にあがってみて初めて、保育園の素晴らしさに気がつきました。その園でも、また友人の園でも、民営化の話は度々出ておりましたが、やみくもに反対するのでなく、保育の質を維持しつつ、もっと言えば質を向上させるために民営化を利用すべきだと思います。
2日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
「民営化に期待すること」
皆さんから寄せられた意見の中には、「民営化に希望・期待」を持って「民営化のイメージ」を書いてくださったものが多くありました。

まず「民営化に期待すること」から考えてみると、
  1. 保育の質をもっと向上させるために民営化する(tekikiさん)
  2. 保育内容の充実(0歳児保育・長時間保育・休日保育・病後保育、etc.…)を図り、肝要な対応ができる(PrincessTomoさん)
  3. 使用者が選択できるようなシステムと選択肢の充実(あきママさん)
この3点は、民営化を進めるなかで最も重要なポイントと認識している内容です。(流石! イー・ウーマンのサイトだと思います!)

全国で進められる保育所の民営化は、市場原理だけで片付けられない面が多々あります。保育の質を一定に保ちながら、利用者が不安を感じないように徐々に民間の力を導入させていくことが必要であり、またそれが成功することが強く求められるのは当然のことと思います。

待機児童を減らすことや、コスト削減ばかりに重点を置き過ぎると、質の低下は免れないことになります。民間が入り保育を実施していくうえでは、景気や市場原理に左右されず、安定的に質の高い保育が担保されるために、「設置基準の見直し」「保育料の自由化」「指定管理者制度を利用した行政とのタイアップ」などを検討して、民間の自由な発想と実践力、保育サービスの徹底を活用していくべきだと私は強く感じています。

そして、保育内容の充実については以前からよく言われている「幼保一元化」、つまり保育と幼児教育を一体化させること。保育所でも「学校教育法に掲げる幼稚園の教育目標が達成されるような保育」をすることが求められるようになってきた今、他の様々な保育サービスの充実は、民間力の(民間企業やNPOなど)寛容で適切な対応を付加させることで、より充実したものになると思っています。

また、地域によって利用者のニーズは異なるでしょうし、都市でも利用者のニーズは多様化しています。その中でその地域に合った保育所の内容やサービスを、子どもの性質や親の勤務状況や保育観、教育観に合わせて保育所を自由に選べるようになることが強く求められるのは、当然のことと思います。

そして、もう一つ大切なことは、親が仕事をしている、していないに関わらず、どの子どもに平等に税金が活用されるようにすることだと思っています。公立保育所は0歳児で1人1カ月30万円の経費(税金から27万、親から3万)が計上されています(地域差はありますが……)。このことを考えると、保育所に預けずに家庭で母親が育児をしている過程に対する支援があまりにも格差があると思うからです。

皆さんが求める保育サービスとは、どのようなものですか? ぜひお聞かせください。

和田惠里子
アソシエ・インターナショナル代表
和田惠里子


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■ 「公設民営の期待と不安」
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