

チェックしづらいポイント
(chokko・パートナー有・32歳)
何が「いい」かを決めるのは人それぞれ。本当にそうだと思いました。わたしは働いていないので二人の娘は幼稚園に通わせています。保育園は保護者が働いている子どもが通うくらいの知識しかないので、とても勉強になりました。幼稚園よりはるかに家庭に近い役割を求めないと安心して預けることはできないのだなと思いました。わたしの妹は働いているので保育園に子どもを預けています。その保育園は、和田さんが挙げられたチェックポイントで見ると、とても良い保育園のようです。しかし、発表会を見に行ってびっくりしました。歌やお遊戯会の時の保育士のピアノ伴奏がちょっと耐えられないものだったのです。どんなメロディーにも左手が全部ドミソの和音のみでした。毎日その伴奏で歌ったりしてるのかと思うと預けるのは遠慮したいものです。ピアニストのように流ちょうに弾けとはいいません。メロディーに合った心地よい響きの和音を3つ使い分ければいいだけです。幼稚園選びでも言えることですが、ハード面はチェックしやすい反面、こういうことをチェックするのは難しいだろうなと思います。
気持ちは質を取りたい
(kyokapin・東京・パートナー有・40歳)
今まさに、遠い公立保育園に転園させるか、近くの民営化保育園に継続して通園させるか悩んでいます。0歳で入園した当初から、その保育園が民営化されることは知っていましたが、それによりサービスの弾力性が生まれ、少なくとも民営化直後は競争原理などが働き保育の質もあがるのではと考えていました。しかし、実際に去年の4月に社会福祉法人の民営化になると明らかに質が下がりました。人間的に悪い保育士さんたちではないと思うのですが若く経験が乏しく、また人手がいまひとつ足りていないよう。
遊具から落ちて顔を打ったときも「様子を見ていたから」と連絡が来たのは3時間後に顔が腫れてきたとき。延長保育時の夜間の施錠は、お迎えの都度カギを開けに行く要員の人件費がないのでしばらく施錠しなかった、などなど。話をすることで多少は変わってきていますが、あと3年通うことを考えると頭が痛い。
毎日のお迎えは実家の母に頼んでおり、今の園は実家から徒歩3分で広い公園に隣接して周辺環境も良好、いざという時の延長保育もあり、しかし質が問題。融通は利かないけれどきちんと保育してくれると見込める公立保育園は、実家から徒歩15〜20分、少々周辺環境に劣り、延長保育なし。気持ちは質を取りたいのですが(だからYes)、60歳過ぎの母と幼児を毎日長時間歩かせるのも酷な気がして、本当に迷っています。
一人ひとりをしっかりと見る保育
(hig・埼玉・パートナー有・30歳)
長男を1歳から保育園に預けて1年半。現在の保育園しか空きがなく、会社とは逆方向でしたが、結果的に「遠いけどいい保育園」と感じています。私立で2歳児までの赤ちゃん保育園。一クラス12人ほどで子どもに対する先生の数も多めです。「いい」と感じるのは、子どものペースを大切にしてくれること。たとえば便秘気味の長男が便意を感じて食事をとれないでいると、給食のご飯をおにぎりにしておいて排便、お昼寝後、食べさせてもらっています。月に一度くらいのことですが、子どもにとって生活習慣の一つひとつはとても重要ですからありがたく思っています。また、「夜寝ない」という父兄の声を汲み取り、連絡ノートに睡眠時間を記入するよう言われました。夜の睡眠時間を考慮しながら、お昼寝の時間を調整してもらっています。夜の睡眠が長い子は早めに起こしてもらうなど。それから今の時期、風が強くて寒い日や風邪をひいている子どもが多い時、外遊びができず、子どもたちが発散できずにいると、室内に箱とマットでお山を作り、子どもたちの運動量を増やしてくれていました。保育園に預ける前に見学させてもらいましたが、こういったことは見学では見えないことです。臨機応変に対応してもらえる、これがわたしたち、子どもにとってとてもありがたいことだと感じています。
「子どもの安全が心身ともに確保できる」(リンダズドーター・兵庫・パートナー有・40歳)
来月保育園を卒園する娘と長男で合計8年半の間、一つの保育園にお世話になりました。最初は選択肢がなかったため入所させましたが、それでもどうしてもわたしたちが譲れない条件である「子どもの安全が心身ともに確保できる」ことは満たしていた保育園でした。比較近くでしかも通勤途中にあるこの保育園に入所できたことは本当にラッキーだったと思います。
保育園の近くに引っ越すことに(あは・パートナー有・33歳)
遠いといっても限度がありますが……。同じ公立でも、外遊びの遊具に予算をつぎ込んでいる所、図書館とつながっていて読み聞かせに力を入れている所、お父さんが企画するイベントが一年に1度ある所など、さまざまです。わたしは、地元の保育園を7カ所ほど巡り、その中で一番「子どもにとって」良い所を選びました。徒歩20分かかるので遠いのですが、今度、自分たちがその近くへ越すことにしました。
近い遠いは親の勝手(みいや・香川・パートナー有・41歳)
小さい子どもにとって一日の長い時間を過ごす保育園は、遠くても納得のいく所を探すべきだと思います。近い遠いは親の勝手。子どもにとってはどちらでも良いことだと思います。それよりも、本当に子どものことを第一に考えてくれる保育園、安全性の面でもある程度設備の整った所、教育面などを考えて、わが家は保育園を決めました。でもここが一番と思って決めても、いろいろな保育士さんがいるので、なかなか難しい選択でした。
子どもに合った保育方針なら遠くても預けたい(けい・兵庫・パートナー有)
今の認可保育園は公立が大半で、没個性的で、何かとお役所仕事を感じます。たとえ認可外で保育料は高くても、子どもの数に対してゆったりと建てられた保育室や園庭があり、子どもに合った保育方針なら遠くても預けたいです。共稼ぎ世帯の所得もさまざまですし、ニーズも多様化しているので、保育方針に特長のある認可園規模の保育園がもっとあれば選択肢が増えていいと思います。

遠い=親子ともに負担が大きい
(saesae・パートナー有・32歳)
子どものためを1番に思って保育園を選択しますが、いくら良い保育園と言っても、遠い=親子ともに負担が大きく、子どもと両親が遊ぶ時間も減るわけで、そこを補うほどの良さを遠い保育園に見出すことは難しいような気がしています。近くの保育園の質があまりに悪かったり、近くの保育園に入ることができなかった場合は別ですが。
近くの中でより良いところを探す
(ワーカホリック・東京・パートナー有・37歳)
ただでさえ、仕事でギリギリのお迎えになりますから、近いことは大前提です。幸運なことに近くに良い保育園があるからかもしれません。預ける前は良い、悪いを第一の判断基準にしていましたが、実際預けてみると、近くの中でより良いところを探すことが自分の仕事のスタイルで続けられるとわかりました。
土地勘と近所の友だちグループの力(奥沢すずめ・東京・パートナー無・44歳)
遠いのは駄目です。なぜなら、卒園した後、同じ小学校へ行く子どもがいないからです。幼稚園の子どもたちは、一年生に入っても顔見知りがいますが、遠い所へ行っていた子どもにはありません。とくに保育園のお迎えは夕方。帰ってから近所の子どもたちと交流する時間を持つのは難しいでしょう。卒園後、学童保育に入れても、保育園と同じメンバー。これを、遠くまで行かせることはできませんし、友だちが変わってしまうとしばらくは孤独。新入学と同時に子どもに大きなストレスを負わせることになってしまいます。また、近くの保育園なら、お散歩で近所を回ってくれます。子どもながらに、土地勘ができ、このようなお散歩を通して、子どもたちは、地域と仲良くなります。学校の帰りにも、そういう目があるのはとても安心です。夕方まで帰って来ない母親を待たせるつもりなら、この土地勘と近所の友だちグループは大きな力となります。学校の連絡事項など、うっかりしていても、聞ける友人ができるということは、忙しい親としてはとても助かります。遠くに行っていたりしたら、その何年かはいいかもしれませんが、その後、子どもがかわいそうです。
先生たちの温かさを肌で感じ(大垣っ子・岐阜・パートナー有・39歳)
わたしにとって現実的な良い保育園は、家に一番近い所で時間外保育のある所でした。幸い一番近い保育園で、入園前からその保育園の庭で遊ばせてもらっておりました。すると、先生たちの温かさを肌で感じることができ、何のためらいもなく決めることができました。多分保育園は自分の考える保育とあまり変わらない保育をしてくれるという所が一番良いということになるでしょう。そういった保育園を片っ端から探そうというのはかなり難しいと思います。とりあえず温かさを持つ先生方は何か問題が出た時にもきっと話し合いができるだろうと考えました。で、今のところ一年がたちますが、成功したと思っています。
仕事上地の利の良い所を選ぶ(xixiang・千葉・パートナー有)
まだ子どもはいませんが、将来保育園に子どもを預けて働き続けることを希望しており、このテーマについて考えました。まず、何が「いい」条件なのか? 子どもの環境か親の都合か……。選択に迷う中で、わたしはまず仕事上地の利の良い所を選ぶであろう。保育園の安全性・環境もとても大切だが、まずわたし自身が仕事も家庭も両立するために、効率よく時間が使えるようにしたい。そして保育園で欠落してしまうかもしれない教育・愛情は、少ない時間かもしれない家族団らんの中で十分与えることがわたしのとてもぜいたくな希望なのです。

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