|
サイトマップ
|
お問い合わせ
|
ewoman検索:
>>> 旧リーダーズ/メンバーからの移行登録について
働く人の
円卓会議
人から学ぶ、
人と学ぶ
表参道カレッジ
国際女性
ビジネス会議
佐々木かをりの
win-win対談
今週のテーマ
会議番号:1937
公立保育園の民営化、抵抗がありますか?
投票結果
39
61
347票
535票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2006年07月10日より
2006年07月14日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
和田惠里子 アソシエ・インターナショナル代表
今週は「保育所の民営化」について、皆さんの活発な意見を数多くいただくことができましたことを、大変嬉し……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
コスト削減目的の民営化 (junzo・東京・パートナー有・35歳)
私はむしろ民間の保育士の人たちの待遇の低さが不安です。命を預かる仕事、それだけの誇りと責任感に値する待遇がなされてしかるべきではないでしょうか。現在公設民営化予定の保育園に子どもが通園中です。サービスの拡充になるのならいいな、と思っていましたが、区側の対応は、民営化のスケジュールを守る、という断片的な目的に執着しています。他で民営化された保育園から、子どもが元の保育士さんを探して園を抜け出し、道にうずくまっていたという話を聞いて、胸がしめつけられるようでした。何の、誰のための民営化かを再度問いたいです。
民営化すれば経費削減? (たまちーママ・東京・パートナー有・39歳)
公立保育園に子どもを預けて7年目になります。わが自治体でも「経費削減」をうたい文句に、公立園の民営化を進めています。でも、なぜ民営化すれば経費削減できるのか、なぜ公立のままではそれができないのか、お役所の方はきちんと説明できるのでしょうか。民間保育園の保育士の給料は上げる必要がない、とでも思っているのでしょうか。民営化そのものに異論を唱えるわけではありませんが、この基本的なことをきちんと説明できるお役所の方が、あまりいらっしゃらないような気がします。
現状では公立園がベター (KIYOHA・東京・パートナー有・36歳)
確かに、公立園には親にとってのデメリットもあります。でも第1子を公立園に預けて4年目にして思うのは、親のすべてのニーズに対応することが、果たして子どもにとって良いことなのか、ということです。今性急に行われている保育園の民営化は、財源の縮小ばかりが先立ち、子どもにとって今後良い保育になるか、ということが後回しになっているように思います。民営化自体に反対ではありませんが、子どもにとってより良い保育環境をないがしろにしてほしくはありません。
親の気持ちに寄り添う保育園 (島風・沖縄パートナー有・)
子どもたちは4人とも同じ無認可保育園に預けました。長男は市立園に通っていたのですが、保育内容・規則に違和感を感じ、他の預け先を探した結果、今の園になりました。この保育園は認可園の基準を満たしているのですが、あえて認可申請をしていません。親の状況により、規則があっては対応しづらくなることが発生すること、確固とした保育の目的があるためです。預ける側の立場に立てる保育園であるならば、民営化することに抵抗はありません。
公営と民営のいいとこどりで (湘南みかん・神奈川・パートナー有・43歳)
中学高校になった娘2人を公立、私立保育園に通わせました。それぞれ長所短所はありますが、私は私立派です。いい意味で親よりの視線でした。一人でも多くの子ども達を預かりたい、という思いはあるのでしょうが、父母会での不満や改善点などがすぐ取り入れてもらえました。一方、公立は異動も多く、すぐに改善できないのが難点で、子どもより保母さんが主なのか、と感じたこともあります。大事なのは子どもへの環境と体制。しっかりと整えてほしいです。
学童保育でしたが (あやびのまま・神奈川・パートナー有・43歳)
学童保育でしたが、民営化から公立化となり、本来は喜ぶべきものだったのでしょうが、反対が多かったです。なぜなら、民営のほうが小回りがきくということでした。おやつにしても、子どもを預かってもらえる時間にしても……すべて公立が良いというわけではない体験をして、このような意見になりました。
5日目の円卓会議の議論は...
「社会全体が“親”として」
今週は「保育所の民営化」について、皆さんの活発な意見を数多くいただくことができましたことを、大変嬉しく思いました。と同時に、民営化が保育の真の低下に直結しないよう、またそこで過ごす子どもたちへの影響を充分に配慮しないで簡単にシフトさせてはならないということを、社会全体が認識して慎重に考えていく必要性を強く感じました。(junzoさん、たまちーママさん、KIYOHAさん)
子どもは、その親の子であるだけでなく「社会の子」。児童福祉法第1条の理念にも「すべて国民は、児童が心身ともに健やかに生まれ、且つ、育成されるよう努めなければならない」と明記されている通りです。
公営であるが故に、運営上の拘束が多く、それが保育内容の柔軟な対応を阻害していることも否めない事実です(沖縄の島風さんのおっしゃる通り)。沖縄は歴史的な背景で、公立より私立民営が断然多く、保育事情が利用者に適切に対応しており、とても良いところです。国の統治が無かった為に、民間の力で良い結果が生まれている代表的な場所だと思います。
私は15年前にハワイで出産したのですが(37歳のときですから、高齢出産です!?)、大きなお腹で街を歩いていると、あちこちから「いつ生まれるの?」「どっちか(性別)わかってるの?」「さあ、ここへ座りなさい」「いいねえ、赤ちゃん!」……etc.見知らぬ人たちから声を掛けられ、「こうして多くの人にお腹をタッチしてもらうと、幸福な子になるのよ」と、お腹を撫でられたりしていました(それ以来、妊娠中の人が近くにいると、私も同じことをしています)。
子どもを生み育てることに、もっと社会全体、地域の身近な人たちに関心を持ってもらえるようアピールしましょう。社会全体が「子どもの社会の親」として、育てることを営んでいく世の中になれば、税金の無駄使い、営利追及のみの運営、保育の質の低下、諸々の問題など、常に社会の目が睨みを利かせて解決していけば、日本の宝である子どもたちの心の健全な発育を担保できる保育所が生まれてくると信じています。(湘南みかんさん、あやびのままさん、感謝!)
これから各地で拡がる民営化について、お互い心を開いて、「人としてのぬくもりや、心の営みを子どもたちに伝えていくために、どうしていくべきか」を念頭に充分に話し合っていってほしいと願っています。
本当に今週1週間、皆さん、ありがとうございました。
和田惠里子
アソシエ・インターナショナル代表
「公設民営の期待と不安」
「規制改革メルマガ」編集長、佐々木かをり
「遠くてもいい保育園に預けたいですか?」
「いい」の基準は各家ごとに違う。そこからみえてくるものとは?
「保育園に満足してますか? 」
そのシステムは、誰のためのものなのか、を考える
このジャンルの過去円卓会議をチェック
このジャンルのトップページへ
メロンリペア
15万箱 突破!
抗酸化サプリメント
アクション
プランナー
時間が見える大人気の手帳
イー・ウーマンに
依頼する
働く女性の調査
マーケティング
ブランディング
コンサルティング
講演・研修のご依頼
メディア掲載一覧
取材のご依頼
asahi.com
私のミカタ
佐々木かをりの
ブログ
佐々木かをりの
Twitter
©2000-2009 ewoman,Inc.
|
個人情報について
|
利用規約
|
各種お問い合わせ・お申し込み
|
会社概要
|