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今週のテーマ会議番号:1959
最近のロシアに脅威を感じますか?
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3日目/5日間
働く人の円卓会議
5位
【開催期間】
2006年08月21日より
2006年08月25日まで
円卓会議とは

藤田正美
プロフィール
講演依頼
このテーマの議長
藤田正美 『ニューズウィーク日本版』元編集主幹
円卓会議議長一覧
ソ連崩壊後、ロシアではナショナリズムが高まっています。ソ連時代はインターナショナルが標語でしたが、い……
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2日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 隣の大国としての脅威 (ギエム・東京・パートナー無・49歳)
東西冷戦時代のような「世界を二分する勢力の親分」といった脅威を現在のロシアに感じることはありませんが、やはり海を隔てたお隣さんであり、中国とともに隙を見せるべきではない相手だと思います。戦後の関係を考えれば、米国との絆は比べ物にならないほど強いのでは……といっても当てにできるパートナーかどうかは、米国も疑問ですが。

yes 日本はバランスを取るしかない (ハルミン・東京・30歳)
ロシア・中国、それともアメリカ、どちらに近づくべきか、という問いには、「両方に近づくべき」だと思います。先日NHKの番組で第二次大戦時に日本と同盟国だったドイツが、中国に武器を輸出し、戦術を指導していたという話を紹介していたのですが、戦争、外交と言うものはそういうものだと思います。小泉式にアメリカ一国に頼ったところで、お互いに歴史的な深い信頼関係があるどころか反対なので、全然安心できないのではないでしょうか。

no ロシアに脅威、というよりは (くうにゃん・北海道・パートナー有・36歳)
今の日本にとっては、すべての国が脅威になっているのではないかと思います。日本の立場が、とても弱くなってしまっている感じがしてなりません。60年分の政策が、今の外交のまずさにすべて現れている……抽象的ですいません。

no 市民レベルの交流なら (ちょこばなな・東京)
日本に入るロシア情報は政治、国防や資源関係が多くて暗い内容に感じますが、モスクワに駐在した同僚の話では、ロシアは意外に親日で、現地での日本に関する報道内容は好意的なものが多いそうです。またサハリンでは、日本のテレビが普通に入りますので日本語がわかる人も多いです。父が樺太(サハリン)で生まれなので、親子で稚内まで樺太を見にいったときには(天気がいいと見えるんです)、政治的には難しくても、市民レベルでもっと交流できたらいいな、と思いました。
3日目の円卓会議の議論は...
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「ロシアのナショナリズム」
ソ連崩壊後、ロシアではナショナリズムが高まっています。ソ連時代はインターナショナルが標語でしたが、いわゆる右翼的な政党などが目立ちます。昨日もアジア人が集まるマーケットで爆弾テロ(それも大学生による手製の爆弾を使ってのテロ)があったそうです。ドイツやフランスなどでも見られる外国人排斥運動と同根なのでしょうか。それだけではありません。ロシアは宗教問題というか、イスラムとの対立も深刻です。チェチェン紛争もそうだし、南の国境線はすべてイスラム教との国境線と言ってもいいぐらいです。

こういった状況を見ていると、現在のロシアは大国に必要な寛容さを欠いているように思えてなりません(最近は、イギリス、フランス、ドイツといった比較的寛容な国も変わってきているようですが)。ひるがえってアメリカも寛容かと問われると2001年以来、変わってしまったかもしれません。それでもまだアメリカのほうが大人の風格があります。ブッシュ大統領はちょっと違うかもしれませんが、2008年いっぱいでブッシュさんは辞め、新しい大統領が生まれます。ロシアは来年大統領選挙の予定で、プーチン大統領は憲法の規定により、再選はできません。いま世界が注目しているのは、プーチンさんが果たして憲法を改正するのかどうかということです。もしプーチンさんが憲法を変えてまで長期政権を確保しようとするなら、これはもう独裁国家への道をひた走りに走ることになります。こうしたことを考えると、米中ロ3国の間でバランスを取るのはとてもむずかしいと思います。

ちょこばななさんのご指摘は、そのとおりです。月曜日にも同じような投稿がありました。まさにおっしゃるとおり、市民レベルの交流が活発だったら、もっとお互いの理解も進むと思います。その意味では、日本が四方を海で囲まれていることの限界を感じます。ヨーロッパのように国と国が国境線を接しているからこそ、やがてはEUという発想がはるか昔に生まれたのだと思います。日本ではやがて韓国や中国、ロシアといっしょにアジア連合という共同体をつくろうという発想は決して生まれないでしょう。

日本のエネルギーは、そのほとんど(80%以上)を中東に頼っています。この状態を変えようと、エネルギー輸入先の多様化を図ろうとしており、ロシアもそのひとつです。でもウクライナの例でもわかるように、ロシアは供給責任を大事にするのではなく、場合によっては他国への脅迫手段として元栓を閉めてしまいかねません。そうするとロシアを安定供給国として当てにするのはむずかしいかもしれません。しかし資源の豊富な隣国であるのは事実。さて皆さんは、ロシアからのエネルギー輸入を増やすほうがいいと思いますか。それとも不安だから、あんまり増やさないほうがいいと思いますか。

藤田正美
『ニューズウィーク日本版』元編集主幹
藤田正美


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