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今週のテーマ会議番号:1962
火災保険に入っていますか?
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5日目/5日間
働く人の円卓会議
6位
【開催期間】
2006年08月21日より
2006年08月25日まで
円卓会議とは

小野瑛子
プロフィール
このテーマの議長
小野瑛子 家計の見直し相談センター
円卓会議議長一覧
火災保険についてお話し合いをしてきましたが、最終日の今日は、リスク・マネジメントについて考えてみまし……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 賃貸なので、あまり実感が (MIYU・広島パートナー無・)
この10数年、ずっと賃貸生活のため必ず入ってます。ただ、不動産にいわれるままに加入しているため、契約内容はほとんど不明です。あまり、実感がないのが実情ですね。災害のニュースを見るとあせってしまいますが、それ以外はついつい後回しになってしまいます。来年、東京に戻るため、地震保険に加入しようかと思ってます。

yes 火災、地震、家財保険も (dianzi・埼玉・パートナー有・47歳)
火災、地震、家財保険の3種類に入っています。他にもいろいろと保険に入っていますが、今の時代自分で自分を守らなくてはいけないので、保険は重要だと思います。

yes 火災保険に助けられました (あきんぼ・東京・39歳)
自宅が半焼した際、一切持ち出しをすることなく、元の生活に戻れた経験があります。家は住宅ローンを組んでいたので、当然保険に入っていました。家財も、同居の両親世帯、自分の世帯で各々保険に入っていたので、家財を買いなおす資金は足りました。全労済の方が親切で、お金の振り込みも早かったと記憶しています。もう火災に遭いたくはありませんが、転居した今でも、家財は全労済の火災保険に入っています。

yes 寮住まい (gg_777・茨城・パートナー無・33歳)
一括して入っているので詳細はわかりません、グループ会社の社宅で火災があってから、必ず入るようになったようです。保険はリスクマネジメントの一環ですので、なかなか効果を感じることが難しいですが、やはり入っておいた方が良いと思います。そのうえで、火の用心を心掛けるべきでしょう。

yes 賃貸ですが (aibe・大阪・パートナー有・31歳)
火災、地震、盗難保険に入っています。家電品や衣類の買い替え費用には数百万はかかりますし、SOHOなのでPCやOA機器の盗難が心配です。被害に遭わないのが一番ですが、万が一のときにいち早く立ち直るために、必要不可欠だと思います。
5日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
「リスク・マネジメントの3つのステップ」
火災保険についてお話し合いをしてきましたが、最終日の今日は、リスク・マネジメントについて考えてみましょう。

病気、ケガ、死亡、火事、地震、交通事故などなど、個人や家庭をとりまくリスクは数限りなくありますよね。いつか、何かに遭遇するのではないかと、みんな心の中に不安を抱えているのではないでしょうか。そして、そうしたリスクに備えて、不時の出費のための貯金をしたり、保険に入ったりします。それでも、不安はぬぐいきれない。その結果、不安から逃れようとリスクに眼をつぶる人もいれば、不安を解消するためにむやみに保険に加入する人もいます。

でも、どちらも賢いやり方ではないと私は思うのです。リスクに対する不安を完全に解消するのは不可能ですが、もう少し理性的にリスクに対応する必要があるのではないか、そのために、個人や家庭にもリスク・マネジメントの考え方を取り入れることが大切ではないかと。リスク・マネジメントは、国や企業のリスク管理のために考えられた手法(専門分野)で、そのまま個人や家庭に取り入れるのは困難ですが、考え方としては参考になると思います。

リスク・マネジメントは、
  1. リスクの種類を想定する
  2. リスクが発生したときの損害額を想定する
  3. 対応策を考える
という流れで行います。

まず(1)ですが、個人や家庭の場合、リスクの種類にそれほど大きな違いはないものの、状況によって発生頻度は異なってきます。たとえば死亡やケガのリスクは、危険な職業に従事している人とそうでない人では違います。今回のテーマのひとつであった水害も、高台のマンションに住んでいる人と、川のそばの一戸建てに住んでいる人ではまったく違ってきます。それぞれの状況に応じて、どんなリスクがもっとも発生しやすいかを想定し、それを書き出してみるとよいでしょう。

次に、そうしたリスクが発生したときの損害額を計算してみます。私たちFPは、生命保険のご相談を受け、死亡保険への加入を検討するとき、必ず必要保障額の計算を行います。生計の担い手が死亡したあと、遺された家族が生活していくにはいくら必要かを計算するわけです。リスク・マネジメントでいちばん難しいのはこの部分で、ついつい高額になってしまいがちですが、ご自分の状況を判断しながら行っていただきたいと思います。

対応策には、大きくわけて2つあります。ひとつはリスク・コントロール(危険制御)、もうひとつはリスク・ファイナンシャル(危険財務)です。

リスク・コントロールは、リスクにあわないよう回避策を検討したり、リスクが発生したときの損害額を減らす工夫をすること。「火の用心を心がけるべきでしょう」というgg_777さんの言葉は、まさにリスク・コントロールの真髄ですね。

リスク・ファンナンシャルは、リスクが発生したときに経済的に困らないような対応策を考えること。対応策には保有と移転があり、保有とは自分の貯蓄でまかなうこと、移転とは損害額を他へ移転する、つまり保険に加入することです。あきんぼさんはご自宅が半焼して大きな損害を受けたとき、全労済からお金が支払われ、経済的な損失は受けなくてすんだそうですが、これは全労済に損害を移転したということなのです。

保有と移転のどちらを選ぶか、なかなか難しいところですね。移転のために保険に加入すると、保険料という負担が発生し、貯蓄ができなくなる。そうかといって、火災などの大きな損額に保有だけで対応するのはほとんど不可能です。損額額を想定し、どのリスクには貯蓄で対応するか、どのリスクには移転で対応するかを冷静に考える必要があります。

「万が一のときにいち早く立ち直るために」というaibeさん、「自分で自分を守らなくてはいけない」というdianziさん、おふたりともご自分なりのリスク・マネジメントをなさっていますし、miyuさんは東京への転居を機にリスク・マネジメントについて考え直す時期に来ているようですね。イーウーマンの皆様のリスク・マネジメントに少しでもお役に立てるよう、私たちFPも頑張っていきたいと願っています。

一週間のお付き合い、ほんとうにありがとうございました。またお会いする日まで、さようなら。

小野瑛子
家計の見直し相談センター
小野瑛子


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