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今週のテーマ
会議番号:2094
注意欠陥/多動性障害(AD/HD)、知ってますか?
投票結果
76
24
540票
173票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2007年02月12日より
2007年02月16日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
古荘純一 青山学院大学教授、小児精神科医
AD/HDとはAttention Deficit / Hyperactivity Disorderの略で、診断は不注意と衝動・多動性の2つの症状カテ……
議長コメントを全文読む
1日目までに届いている投稿から...
対応に困るのが正直 (meg助)
友人の子供がそのように診断されています。近くにいるわけではないのでそうそう会えるわけではありませんが、実際会ってみると普通なのです。ただ(私たちにとっては突然)押さえが利かなくなるようになるのです。どう対応していいのかわからず、腰が引けてしまいます。友人とは長く付き合っていきたいと思っていますので子供たちにもちゃんと対応できるようになりたいです。
正しい理解をしてほしい (ぴょこん・東京・パートナー有・35歳)
私は、看護師です。児童精神科で勤務をしたことがあります。ADHD、LD、アスペルガー、広汎性発達障害、自閉症などみてきました。専門職でも正しい理解をしていないスタッフが多かったです。書籍も「自閉症」と「自閉的」の区別がついておらず、発信する側の問題もあると感じていました。テレビやマスコミの報道を鵜呑みにせず、自分や自分の子供が「そうなのかしら」と心配ならば、専門家の意見をきくべきです。
早期発見できたなら (海咲・大阪・パートナー有・44歳)
11年ぐらい前でしょうか、娘が幼児教室に通っていたとき椅子にずっと座っていられないお子さんがいました。小学校でも同じで先生にはよく叱られていたし、友達からも相手にされてないようでした。しかし学習面では普通のようでしたし、道で会っても挨拶もしてくれます。今思えばAD/HDなのかなと思います。その子に合った接し方を知っていれば本人も親御さんも少しは楽しく幸せに過ごせたのではと思っています。
子供だけでなく大人でも (かすが)
昔はあまりこのADHDが話題にならなかったので、落ち着きが無い子としてだけ扱われましたが、実際には病気の場合もあるようで、大人になった今、このことがわかった人が身近にいます。どの時点で、病気と認識するか、周囲が理解を示せるかは、大人になってからの方がより厄介です。何でもADHDにしてしまうのは良くないですが、早い時点からわかれば、対処の仕方もあるので、疑いがある場合は早めに医療機関で相談した方が良いと思います。
知りたい (yukinana・香港・パートナー有・25歳)
学習塾の教室長をしていたので、このような子どもと直接接し、またご両親と面談をし、病名は知っています。とても難しい問題です。その子によって症状も千差万別で、医師でも病気を明らかにすることが難しいそうです。私は、日頃の様子をご両親からよく聞き、よくその子を観察してあげて、何とか普通のことが普通に出来るようにする為の手助けをしました。例えば、プリントは拡大コピーをする等の工夫をしました。私もこうした子どもが何故増えているのか知りたいです。
判断・対応が心配 (warmair・鹿児島・パートナー無・28歳)
AD/HDに関しては、一通りの症状は知っています。最近は2、3年前に比べて耳にする機会がし多いように思います。とはいえ、書籍やインターネットでの知識でしかなく、実際にそのような子どもたちを目の前にした時に自分が適切な対応ができるのか、心配です。鹿児島では、そのような判断をする医療機関がほとんど無いに等しいので、公的な機関の充実も今後の課題かと思われます。
聞いた事はありますが…… (大塚 祐司・奈良・パートナー無・27歳)
言葉を聞いた事はありますが、詳しくは知りません。しかし事情を知らないと我々が誤解をしてしまう事もあると思います。この障害だけでなく、色々な障害問題について理解を深めなければいけませんね。
2日目の円卓会議の議論は...
「不注意、多動・衝動的な子すべてがAD/HDとは限らない」
AD/HDとはAttention Deficit / Hyperactivity Disorderの略で、診断は不注意と衝動・多動性の2つの症状カテゴリーで構成されています。
先天的な脳機能の問題
によるもので、
育て方の問題で起こるものではありません
。本日は、臨床の現場で、どのように判断するかについて述べてみます。
AD/HDとは、生まれ持った行動特性であり、その症状は、状況・場所に限定されず、すべての場所で見られます。学校、保育園など限られた場所のみで起こるということであれば環境因子と考えます。
子どもはストレスが容易に行動化しやすいことに注意する。「ダダをこねる」「かんしゃくを起こす」など。一方、虐待を受けている子は、衝動的で多動であることが多いと言えます。多動の子どもは、虐待の環境にないかどうか判断することは重要です。
一時的なものではない。楽しいときやつまらないとき、しばしば子どもは多動になります。判断するには6カ月以上症状が持続することが必要です。
同じ発達水準にある同性の子どもと比べて明らかに多動である。例えば幼稚園の子どもが、診察室の中で退屈して部屋を歩き回るのはさして問題ではありません。ところが小学校4年生の子どもでは問題ですね。
もう一つの問題は、昔よりもそのような子どもが増えているのかということです。増えているという意見はありますが、私は安易に結論づけられないと思います。AD/HDの診断は「社会的、学業的に著しい不適応がある」ことを確認することも必要です。昔であれば問題視されなかった行動が、現在は問題とされてしまう、あるいはストレスでエスカレートする。私見の域を出ませんが、家庭教育や学校教育が混迷している現在、適応の範囲が子どもの意志と関わりなく狭められており、そのため「不適応」と判断され、AD/HDと診断される子ども達は増えている。すなわち軽症例や境界例が増えているのではないかということです。拙著『軽度発達障害と思春期』から
診断のプロセスの図
を転載しますので参照して下さい。
さて明日は、
学校や保育の現場でどのように理解し対応するか
について述べたいと思います。理解の仕方、対応法、間違いに気づいたことなど、どんどんお寄せ下さい。
古荘純一
青山学院大学教授、小児精神科医
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