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今週のテーマ
会議番号:2094
注意欠陥/多動性障害(AD/HD)、知ってますか?
投票結果
74
26
795票
282票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2007年02月12日より
2007年02月16日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
古荘純一 青山学院大学教授、小児精神科医
AD/HD、学習障害、アスペルガー障害は、知的にはさほど問題がないものの、通常の本人の努力および周囲の対�……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
私自身 (yummymum・神奈川・パートナー無・35歳)
幼少の頃、多動性障害に近い状態だったように思います。母親から、だらしがない、なまけものだの散々言われた覚えがあり、私は駄目なんだ……という自己否定からなかなか抜け出せずに苦しんだ時期がありました。しかし、子どもをもち、30歳を越え、今現在、自分の大好きな仕事で独立して、どちらかというと幼少の頃に比べて間逆の人間になった気がします。AD/HDだと診断されても、子どもの良いところを1つでも多く見つけて、一緒に誉めてあげることがまず大事なのではないかしら、と思います。
大人の発達障害の現状 (みうです。・兵庫・パートナー無・35歳)
AD/HD当事者です。大人の現状は子どもよりも大変深刻です。子どものころに適切な対応がされていないため、二次障害に苦しみ、生活もままならない状況です。それなのに医療現場などでの大人の受け入れ体制は全く整っていないというのが現状です。知的・身体的な(見て分かる)障害ではないため、理解する側も大変苦しい思いをしていると思います。まずは存在と特性を知ってもらい、上手な関係の作り方を当事者も周囲の人も学んでいかなければならないと思います。
いろいろな角度から取り組んで (マグノリア・アメリカ・パートナー無・44歳)
三男のわが息子が、まさに小学校1年生でAD/HDを宣告されました。処方箋を、と言われたのを断固と拒み、脳の開発訓練や、食事の見直し、サプリメントなど、いろいろな方面から改善。学校も変えて少し厳しい学校に入れ、集中力を高められるようになったため、成績は「下の下」から「中の上」まで上がり、本人も自分はできる子なんだって思えるようになりました。決して本人の能力を疑わないことが大切です。
集中できる「何か」 (サンナ・埼玉・パートナー有・38歳)
児童思春期病棟の院内学級で担任していますが、AD/HDの子を見ていると私自身の子ども時代を思い起こします。通知表には毎度「落ち着きがない」と書かれた私ですが、身近な大人には、ここぞというときの興味の持続や集中力を大変ほめて(?)もらっていました。AD/HDと診断される子ども達は、自分が集中できる「何か」を探している子だと思います。私たち大人はそれを手助けすればよいのではないでしょうか。その子の集中や興味の持続を助けるちょっとしたコツを習得させてあげたい、といつも考えています。
一番の問題は…… (早紀まま・宮城・パートナー有・40歳)
私の長男16歳は、中度発達障害と診断されるまで、ずっと共働きのせいだとか、躾がなっていないとか、学校関係者から言われ続けてきました。診断を受けて診断書を提出しても、理解してくれる学校関係者は少ないです。昨年高校に入学し、状態のことも言いました。でも理解してもらえなく、とうとう今月退学届けを提出します。診断できるドクターや理解してもらえる学校関係者が少ないのが一番の問題です。
長男 (るーたん・茨城・パートナー有・42歳)
言葉を話し始めるのが遅く、お友達とうまくコミュニケーションがとれず。小4でAD/HD、小5でアスペルガーと診断されました。そして書字障害(LD)。しかし専門の療育機関に通い、担任の先生やお友達に恵まれ、今は高2。中学・高校と無欠席で、近くのスーパーでアルバイトしています。まじめなところを評価していただいています。治ったわけではありませんが、個性を受け止め、長所に気付いてあげると、親も子も楽になりました。
親御さんのケアを (rogkoパートナー有・)
息子の友達でAD/HDの子と、アスペルガーと診断された子がいます。 皆さんに知っていてもらいたいことは、診断された子どもよりも、親御さんが胸を引き裂かれるような思いで過ごしていることです。母親は、自分を責めてしまうのです。情報過多な今、自分で情報収集することが容易になり、親は病気についてとことん調べます。そして、時に親が悪いといった活字を目にすると、精神的に参ってしまうのです。親御さんのケアが充実した日本であるよう希望します。
線引きが分かりません (Pururu・東京パートナー有・)
「部屋を片付けられないこと」
に当てはめた事例が、9歳になったばかりのうちの子に全部当てはまります。片付けだの整理整頓などは面倒くさくて集中できないだけだと思っていたのですが、単なる不注意のと障害の区別がますます分からなくなってしまいました。不安になりました。
5日目の円卓会議の議論は...
「発達障害児への理解と支援はまだまだ不十分」
AD/HD、学習障害、アスペルガー障害
は、知的にはさほど問題がないものの、通常の本人の努力および周囲の対応では、学習や集団生活・社会生活にさまざまな支障を来たします。医学研究から脳における一部もしくは広汎な情報処理機能の障害と考えられ、3つの中ではアスペルガー障害が最も多くの機能の障害があると推測されます。これらの障害をもった子ども達に、
やみくもに反復学習や自省を求めることは、効果がないばかりか自信喪失や反感につながります。
きちんとした理解(とくに医師、教師、保育士など直接関わる職種の人)と支援が必要です。
現在の問題点および課題として
きちんとした診断体制の確立:
我が国における診断基準の確立。Pururuさんの投稿のように事例報告やチェックリストを見ると主観的に全て当てはまるのではないかと心配になります。チェックリストは診断の必要条件であっても十分条件ではありません。
早期発見と早期対応:
障害の見落としと過剰診断をさけるために、特に就学前健診、小学校3、4年生ころの相談窓口を充実させる必要があると思います。
治療法の普及:
特にAD/HDでは薬物治療の効果が期待されます。
家庭、学校、医療の連携支援:
家庭と学校、地域での対応がバラバラでは支援効果があがりません。また、早紀ままさんの指摘のように、コーディネートできる専門家が少ないことも問題です。
ペアレントトレーニングおよび家族の会の普及。
社会生活支援:
思春期、青年期、成人期まで見据えた支援。みうさんのご指摘のように、成人の相談支援機関は乏しく、学校の枠を越えて大学進学、就労、結婚などにも支援が必要です。
ライフサイクルという視点で:
遺伝学的にみるとAD/HDを持つ子の親(特に父親)はAD/HDの傾向が高いと言えます。この場合はrogkoさんご指摘のように母親に過重な負担がかかります。「親の育て方が悪い」と決してきめつけないことです。その子が成人した時に、子育てが大きな負担となることにも理解が必要です。
冒頭の3つの診断名の発達障害児は見た目や知的にはさほど問題ありません。しかしその支援は、迷走する外部の状況に翻弄され、かつ理解不足のため混乱しているのが現状です。特別支援教育の理念は評価できますが、学校教育の現場が種々の問題を抱えていますし、学校教育の問題だけ取りあげても効果は限定的です。
教育は学校だけで行うのでなく、家庭教育、学校教育、社会教育が密につながっていかなければいけない
と思います。発達障害児の支援は点と点ではじまったばかりです。これらの支援が線でつながり、時系列で構築されていくことを節に希望いたします。
古荘純一
青山学院大学教授、小児精神科医
「古荘純一さんとのwin-win対談」
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「子どもの発達障害を疑ったことはありますか?」
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