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今週のテーマ
会議番号:2244
お墓参りの際に、死者のたましいを感じますか?
投票結果
50
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629票
634票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2007年08月27日より
2007年08月31日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
井上順孝 國學院大学教授
1週間、いろいろなご意見ありがとうございました。なぜお墓参りをするのかについて、自分の心を振り返って�……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
たましいの重み (おこめ・千葉・28歳)
幼少のころから家族と一緒に定期的にお寺へ祈祷に通い、法話を聴いてきました。その影響だと思いますが、仏教の教えが私の「死」に対する考え方の根本にあるような気がしています。たましいは永劫なるもの、亡くなったご先祖様たちはいつでも私たちを見ている、という思いは幼いころから常に持っていましたし、今でも変わりません。父、祖父母が亡くなってからはその思いはより一層強まったと思います。そんな思いのせいか、お墓参りのときは、身体にずっしりとした重みを感じます。
八百万の神 (imagon・東京・パートナー有・33歳)
千の風になって は元は英語(?)詩ですよね? 日本でも自分を含め多くの人の心を動かしましたが宗教と関連付けるのは難しいと思います。お墓にお参りして、魂を感じることはあります。だけどその感覚は大抵夏の盛りを過ぎた残暑のちょっとうるさく寂しい蝉の声と共にあり、どこかの大木でもお墓と同じものを感じます。仏教形式なのに八百万の神を私はどうしたって否定できません。それは単に私がそのように育って過ごしてきたから、という気がします。
先祖のお墓参りで有難うを伝える (レスペクト・神奈川・パートナー有・43歳)
幸い友人などを亡くす経験を持たない私にとってお墓参りはもっぱら先祖供養だ。供養というより「有難う」を伝えにいく機会にしている。私、パートナー、そして子どもが生まれ、衣食住を与えられているのはそのルーツである先祖に守られているからだ、と強く信じている。お墓参りはそのお礼を述べ、手を合わせて感謝を伝える。またその心は子どもに伝えていきたい。
たましいが帰る時期 (ぷり-む・神奈川・パートナー無・42歳)
「あの世」と言う死後に還っていく世界があり、一定の期間を経て、又「この世」に生まれてくる……と信じております。死者は、くらーいお墓の中に常駐しているわけでなく、あの世のしかるべき所で学び、生活していると思っています。ですが、お盆やお彼岸と言った期間は、この世の人は、亡くなった方を思い出し、気持ちをその方(先祖)にむけますし、亡くなった方もそれを受けて、「皆(子孫は)どうしているかなー?」と気になり、この世に、戻って来易い「時期」なのだと思います。
宗教より個人的なもの (いくいく・東京・パートナー無・36歳)
先祖代々○○宗というのは知っていますが、両親とも宗教にこだわりがなく、先祖や故人を思う気持ちが大切、との考えのもとに育ちました。お墓や写真という物体を目の前にした方が話しかけ易いとは感じますが、心から「その人に聞いてほしい、会いたい」と思った時には気になりません。言葉ではなく、心で会話できていると感じます。ただ両親の考えも、元をたどればご住職さんのお話だったりするので、宗教と全く無関係ではないのだろうと思いますが……意識することはありませんね。
改めて宗教とは何か? (春水・東京・パートナー有・41歳)
宗教の教えというのを教わる機会もなく生きてきました。お墓参りにいく事や亡くなった方とのつながりを感じる時、日々の感謝、ほんの少しの幸せの瞬間、朝陽や夕陽を見たときの崇高な気分に、私は手を合わせて素直に心の底から「ありがたい」とか「こんなに幸せで良いのか」という気持ちになります。この気持ちに宗教の教えが影響しているのか、私にはわかりません。今回のサーベイで改めて宗教とは何か、学んでみたいと思いました。
見知らぬご先祖様の墓参り (雪蓮花・茨城・パートナー有・46歳)
実家は神道でしたが、以前神官さんに、亡くなった人の魂は「喜怒哀楽」の4つに分かれて、それぞれ家の神棚、墓、あの世(あと1箇所は忘れました)に行く、という話を聞いたことがあります。パートナーの父親は先祖をとても大切にする人で、毎年盆と彼岸には親戚津々浦々の墓参ツアーをします。確かにそういうことは大切かもしれませんが、ごく個人的には、死んだ人より今生きている人の方が大切と思う。墓守に子孫が縛りつけられることを、ご先祖様が本当に望んでいるのか疑問です。
死者は天に召されるもの (あきんぼ・東京・40歳)
20歳くらいまでは親と一緒に墓参りに行っていましたが、そこに魂を感じたことは無く、親の師匠の家に顔を出すのと同じ義務と考えていました。死んだ人は天からイエス様と一緒に自分たちを見守ってくれるのだと、幼少の頃に教会で教わった事を今でも信じていますので、亡くなった祖母はいつも空から見てくれていると思って話しかけています。そんなわけで、大人になってからは墓参りは行ってないし、自分も散骨して欲しいと思ってます。
5日目の円卓会議の議論は...
「たましいを感じても、あまり宗教的な意味合いではない?」
1週間、いろいろなご意見ありがとうございました。なぜお墓参りをするのかについて、自分の心を振り返ってのご意見は、参加された方に共感をもたらすものも少なくなかったのではと推測しています。
問いかけの結果では、たましいを感じるという人と、そうでない人との割合が、だいたい半々となりました。今の日本人は、特定の宗教を信じているという自覚をもっている人は、2〜3割なのですが、ゆるやかな信仰心のようなものをもっている人となると、過半数になります。そうした現状が、この結果にも多少関わっているように思われます。
多くの人は、個人的な想いをもってお墓参りをし、自分の人生を考える。そういうなかに、ときに亡くなった人のたましいを感じたりするのだ、ということがよく分かります。「千の風になって」は、そうした感情とあまり矛盾しないようですね。むしろそういう感情を補強してくれるものだ、というふうに受け止めた人が多いようです。
それぞれが関わっている、あるいは関わったことのある宗教の影響も、少しはあるようですが、総じてその影響をあまり強くは受けていないようです。そうしたこともあるのでしょうか、「千の風になって」がヒットしたことに危機感を覚えたという僧侶がいるとも聞きます。けれども、これは何かずれた反応のように私は思います。
少数ながら、現在のお墓参りの現状に疑問を感じた人もいましたが、死者との心のつながりについては、どういう形や場がありうると、次の世代に伝えたらいいのでしょうか。ある年齢以上の方には、こうしたこともまた1つの課題になるでしょう。
井上順孝
國學院大学教授
「学校での「宗教文化教育」は、必要?」
2006/3/6 - 2006/3/10 井上順孝さんサーベイ
「9.11が変えた「私」と「世界」〜期間限定掲示板」
一体、宗教って何のためにあるんだろう?
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