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今週のテーマ
会議番号:2353
子ども達に、伝統・文化を伝えていますか?
投票結果
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この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2008年01月21日より
2008年01月25日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
小崎恭弘 神戸常盤大学短期大学部 幼児教育学科准教授
たくさんのご意見ありがとうございました。どれもとても楽しく、またうなずくものばかりでした。ボランティ……
議長コメントを全文読む
3日目までに届いている投稿から...
自分の体験を伝える (はなを・大阪・パートナー無・35歳)
私やダンナが子どもの頃に体験した事は、その頃のエピソード(お母さんも子どもの頃、おばあちゃんと一緒に豆まきしたなーとか)も交えて、我が家なりの伝統を積極的に伝えています。でも、自分がやってこなかったこと(例えば、七草がゆは食べたことがない)は、私にとっても伝統ではなく新しいことだから、特に伝えてきませんでした。これでいいのかなと、疑問に思うこともあります。
情報はインターネットで収集 (コアントロー・兵庫・パートナー有・43歳)
私自身、母からしっかり伝えられているのですが、ついめんどくさくなったり、忘れたり。幸い幼稚園や小学校では、四季の行事や食べ物などをきちんと取り入れてくれているので、それを参考にしつつ、私が忘れてしまったものは、母に聞いたり、インターネットで調べたりします。インターネットで調べると、1つの伝統行事でも、地方によっていろいろなやり方があることがわかるので、自分が覚えていた知識にプラスされることがあり、重宝しています。
子どもが関心を持つように…… (OYAOYAOYA・愛知・パートナー有・44歳)
子どもが小学生の頃は学童保育に入れていましたので、凧揚げ、けん玉、竹馬、お餅つき…… と教えてもらっていました。大勢の仲間と遊びながらいろいろな文化を学んだと思います。しかし、家庭では、行事のたびに飾りつけなどしたタイミングで話をしていましたが、なかなか興味を持ってくれなくてなかなか難しいです。
留学生と楽しんでいます (まほろば・奈良・パートナー有・39歳)
我が家では、自治体の外国人交流事業で知り合った留学生と交流しています。例えば節分のイベントでは、節分の由来を聞いたり、巻きずしをいっしょに作ったりしました。年配の方から親も教えていただき勉強にもなるし、我が家でやるときの参考になります。外国の方も子ども達も伝統・文化に対しては初めてということでは、いっしょ。私は退職後、通訳ガイドをしたいと思っているので、どう英語で説明したらいいかとか考えたりもしています。
お友達や学校教育と合わない (tigers7・東京・パートナー有・44歳)
三味線や龍笛は教えていますが、西洋楽器を弾ける方が学校では有利なのではと心配です。友達と遊びに行く時や学校は洋服なので、着物は家の中か親と出かけるときだけです。小学校の卒業式でも着物は娘だけだったので驚きました。お節を家で作ると言うと田舎の習慣だと言われたとか。社会全体が日本文化を伝えにくい構造なのではと思います。どうしたら学校教育と合わせて、かつ日本の習慣を伝えられるのか思案しています
伝えたい気持ちをもっていれば (ぷり-む・神奈川・パートナー無・43歳)
子どもの保育園で行事に併せてさまざまな日本の伝統をお話してくれますので、我家で些細な事しかできなくても園との相乗効果で良く伝わっているようです。また、カレンダーのうち、ひとつは、暦の機能を持っている物にすると、節目ごとの「日」や「行事」が分かり、あらかじめ準備できたり、調べたりなどもできます。あとお薦めなのが、NHKの短時間番組「しばわんこの和のこころ」です。四季に応じた、日本の伝統的な行事やもの、文化をアニメの柴ワンやねこちゃんが楽しく教えてくれますよ。
いけばなを通して (智甫・神奈川・パートナー有・43歳)
私自身にはこどもはいませんが、自治体のボランティアで小学生にいけばなを教える機会があります。四季のある日本では季節の行事と花は密接な関係を持っています。流派にこだわらず、まずは花を通して季節の行事を身近なものとして感じ、楽しんでもらいたいですし、人から「習う」ことで礼儀や、日本人が古来から大切にしてきた自然を愛でることやものを大切にする気持ちを育んでもらえたらと考えています。
茶道を通して感じる心 (スキッパー・神奈川・パートナー有・46歳)
茶道を教えていた経験から、現在はガールスカウト活動の中で茶道を教えています。といってもお道具をすべてそろえるのではなく、子どもがつんできた季節の野の花を生けたり、季節行事にちなんだしつらえ…… 今月はみんなで色紙に書いた俳句や短歌を風炉先屏風に見立てたダンボールに張って簡単にお茶会を楽しんだりと工夫しています。大変に思わずに子どもが見つける季節のいぶきを大切に、お茶の世界につなげています。心の目線を向けさせるだけでも伝統行事につなげていけると思います。
おせち料理を伝えています。 (メヌエット・兵庫・パートナー有・48歳)
子ども達が小さい頃から、我が家風のお煮染めとお正月料理を一緒に作っています。結びこんにゃくや蕪の酢漬けなど、子どもの好きな料理を作るときに手伝ってと頼んで一緒に作ってきました。あと、お雑煮ですが、主人の実家はおすまし、私の実家はみそ汁とそれぞれ違います。以前は、どちらにしようかと毎年話し合っていましたが、三賀日のあいだに、3種類のお雑煮を作るようになりました。主人の実家風、私の実家風、そして我が家風です。3日間同じお雑煮より飽きが来なくて良いですよ。
親も楽しみながら…… (hokulea・東京・パートナー有・40歳)
子どもが生まれてから、私も意識して昔から伝わる季節の行事や遊び、文化に触れる機会を設けています。というのも夫が外国人。日本の伝統や文化について伝えるのは、私の役目かなとも感じています。子どもに両方の文化などを知ってもらい、それに誇りをもってほしいなあというのが私の願いです。ただ伝える役目になると、これが結構むずかしいもの。案外その行事の由来など知らない事が多く、調べたりすると私も勉強になります。親も子どもと一緒に楽しみながら経験できるといいなと思います。
自然や生きていることに感謝! (レスペクト・神奈川・パートナー有・43歳)
行事については保育園にお任せしている部分がありますが、節分や大晦日、お正月など休めるところは夫婦で行うことにしています。そろそろ遠方巻とか豆まきですが、伝統は受け継いでこそ作られるもの。そしてこれらの行事は自然や生きていることに感謝する心をもつ良い機会であると思います。娘も大きくなるにつれ、その意味とかを教えて行きたいな、と思っています。感謝!
祖父母に学ぶ (ぱーと救急医・千葉・パートナー有・34歳)
自分が子どもの頃、両親がごく自然に伝えてくれていたように思います。今は自分が忙しいことを言い訳にして、ついサボりがちになるのを、助けてくれます。七五三は? お節句は? そういう節目をたくさん祝ってくれます。そんななかで、お年寄りを敬うと言う一番大事な伝統を子どもに伝えられたらいいな、と思うのですが。
百人一首 (善三郎のママ・東京・パートナー有・43歳)
子どもたちに百人一首を教えています。かるた取りを卒業し、これからは最初の言葉ではすぐに札を取れず、上の句と下の句を結びつけて覚え、かつ、その札がどの辺に置かれているかを記憶していなければならない競技なので、親も必死です。まだ小学生・中学生ですが覚えるのが早く、意味がわかるものは読み札の意味も教えています。中学生の長女は今週開催された中学校の百人一首大会で見事優勝して表彰状を持ち帰りました。下の子どもたちもこれからが楽しみです。
私自身が良く知らないかも…… (さくら129・沖縄・パートナー有・39歳)
もしかしたら今の子どもたちのほうが、授業や地域の取り組みなどによって、伝統文化に触れて育っているかもしれません。私は残念ながらそういう機会もなく、最近の子どもたちを羨ましく思うばかりです。
私自身も勉強しなおします! (アグネス・静岡・パートナー有・40歳)
食にまつわる伝統的なものについては、話をしながら作ったり、食べたりしてますが。文化となると難しいかもしれません。私自身も親にあえて、教わった記憶もなく。改めて考えると、上手に説明できるほどの知識もありません。私自身もきちんと勉強しなおし、ぜひ、子どもにも継承していきたいと思います。
4日目の円卓会議の議論は...
「伝統を伝えるポイントとは!」
たくさんのご意見ありがとうございました。どれもとても楽しく、またうなずくものばかりでした。ボランティアで子ども達と関わっておられたり、日常生活の中で、食事や遊びなどの活用も素敵ですね。
そのような視点で伝統をとらえると、日々の生活に潤いとさまざまな彩(いろどり)を添えてくれるものだと改めて気づかされます。もし伝統などが全くない生活だとしたら、本当に味気のないものになってしまいますよね。もちろん直接自分が意識して伝統を取り入れなくても街中にはたくさんちりばめられています。お店でかかるお正月の調べや、コンビニエンスストアで並んでいるのり巻きの広告なども、商業ベースとはいえ、伝統に基づいたものです。
では子ども達に伝統を伝えるいくつかのポイントをまとめてみましょう。大きな事は、まずその伝統を意識するということです。現代の私たちの生活は、ともすれば効率や経済性が優先されてしまい、スピード主義であり、手間は無駄なものとされる傾向にあります。そのような中では、伝統的な文化などは不必要なもの、あるいはいけないものとされてしまうこともあります。残念なことです。だからこそその伝統についての知識や意義などをインターネットや本などで知り、まずは意識にあげることが大変重要であるといえます。
その上で子ども達に伝統を伝えていくポイントをかんがえましょう
1.
異文化を知る
外国や他の地域など違いが顕著になる体験は、自らの文化の伝統を感じさせて
くれます
2.
親の思いを持つ
親が子ども達にしっかり伝えたいという意識を持ちましょう
3.
地域性を大切にする
その土地ならではの食べ物や風習はたいへん理にかなったものです。
4.
保育所・幼稚園・学校の活用
家ではなかなかできないこともあります。子ども自体が積極的に楽しめる環境です
5.
季節感をもち節目の行事を大切にする
四季の移り変わりにあわせて、生活や気持ちも変化させていきましょう
6.
生活全体の中で考える
特別な行事だけでなく、日常の小さなことなどにも伝統は生かされています
少しこのようなポイントを持って、子ども達に伝統を伝えていければいいですね。元来伝統は農業や・漁業という糧を得る暦などと密接に関わっていました。つまり伝統を守る事は、日々の生活を営む上で必要であり、重要なものだったと言えます。その感謝や自然に対する畏敬が、形として伝えられてきたものが伝統ですね。またそれが共通化され意識化されたものが、文化だと思います。しっかりと有形・無形問わず伝えられている伝統の精神を、形とともに子ども達に受け継いでほしいものです。
さて最後になりましたが、
ちょっと楽しく不思議な伝統・困った伝統・家だけの伝統について教えてください。独特の地域性や外国の話でもいいです。
僕の出身の西宮のえびす神社は「福男」を決めるときに本宮までの距離を走り抜ける競争で決めます。良くテレビで取りあげていますね。考えてみればあれも不思議な行事ですね。
小崎恭弘
神戸常盤大学短期大学部 幼児教育学科准教授
「季節ごとにテーブルセッティング、楽しんでいますか?」
季節を彩るテーブルセッティングのコツ
「地域のお祭りに参加していますか?」
子どもがきっかけになることも……!
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