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今週のテーマ会議番号:2361
「代理出産を法律で禁止」に賛成ですか?
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4日目/5日間
働く人の円卓会議
1位
【開催期間】
2008年02月04日より
2008年02月08日まで
円卓会議とは

油井香代子
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このテーマの議長
油井香代子 医療ジャーナリスト
円卓会議議長一覧
重みがある真摯なご意見、ありがとうございました。多くの方はsummerstarさんやERIKOさんのように、代……
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3日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 気持ちは判るが不自然 (ごまちゃん・横浜市・パートナー有・43歳)
私は不育症ですので、子どもがほしいのに産めない方の焦燥感、悲しみ、絶望感という気持ちは理解できます。ただ、代理母に産んでもらうのは、私にとっては不自然で違和感を覚えます。代理母になる女性だけでなくその家族にもリスクがあり、母姉妹であっても依頼することはしません。また、代理母ができる健康状態だったとして、40週間の妊娠期間中大切に育てた子どもに愛着が出てしまい「産みました、はいどうぞ」という気持ちになるかどうか。母乳で胸が張るたびに複雑な思いをしそうです。

yes 皆が幸せになれるように (ぴーやん・愛知・パートナー無・36歳)
自分が代理母になれるとは思えません。例え自分の卵子でなくても自分のおなかにいた子を「自分の子ではない」と簡単に受け入れることは難しいと思います。それは結局、産まれた子どもにとっても複雑な問題を抱えさせるだけのように思えます。不妊治療のひとつとしてこの問題を議論しているうちは代理母を認めることは時期尚早だと思います。代理となった母、生まれてきた子、皆が共に幸せになれる環境でなければ、代理出産は子どもがほしいと願う女性のエゴにしかならないと思います。

yes 子どもは手に入れるものではない (chiakyo・東京・パートナー有・40歳)
もし、仮に私が代理母になろうと決意しても、最終的に生まれてきた子どもを渡すことができなくなると思います。それは、誰の卵子からとかではなく、9カ月の間、お腹の中で育んできた子がいとおしくなってしまうからです。産むこと自体よりも時間をかけて関係を作ってきた、と言う事実が重要なのです。血のつながりは安心感はあるかもしれませんが、血がつながっていなくても、関係は作れると思います。身近には夫婦や友達がそうです。そこには努力が必要なのです。子どもとの関係も同じです。

no 超えられないハードル (ゆらりん・東京・パートナー有・41歳)
代理母としての役目を自分が理解し、自分の家族からの理解が得られるのであれば、代理母となることもあると思います。しかし、そのためには代理母としての教育を受け、家族の理解を得られるということが条件になってきます。今の自分では、代理母になる自信はありません。産まれてきた子どもを、依頼者の方に渡さなければいけないとうい高いハードルを超えられる自信がありません。

no 子どもが事実を受入れるか? (Perla・千葉・パートナー無・38歳)
「代理出産容認」口で言うのは容易いが、いざ自分の立場に置き換えると、依頼する側、請ける側のみならず、産まれて来る子どもの立場も考慮する必要に気づきました。例えばもし妹に代理母を依頼されたならば、肉親としてできる限り応えてあげたいとは思います。しかし一方、その子を産んだのは妹ではなく私だった、と子どもが将来知ったら果たしてどういう気持ちになるか…… 親だけでなく、子が代理出産の事実を受入れるか、の視点で考える必要があるのがこの問題の難しい点だと思います。

no 自分はできないけれど (summerstar・沖縄・パートナー有・37歳)
法律で禁止するのは反対ですが、自分ならどうするか、と問われれば、代理母にもならないし、代理母をお願いすることもないと思います。自分が妊娠しないなら、それもなにか意味があってのこと(何かの縁)だと思っているからです。Noとしたのは、それでもしたい人がいるなら、私個人の考え方がどうであれ、その人の選択も尊重したいと思ったからです。もちろん情報がしっかり行き渡って、制度がちゃんと運用されて、ということですが。

no 選択肢の一つとして (OPAL)
禁止する以前に、選択肢の1つとしてそれを上手く実現するためにどういう法律が必要かという方向で考えられないのかなと疑問です。代理母になる人、代理出産を望むカップルに対してはそのための教育や審査があってしかるべきだと思います。代理出産にかけてでも子どもを望むカップルは、普通のカップルよりずっと子育ての大変さも覚悟しているし、大切に育てられると思います。もっと若かったら、代理母に対する保障など制度が整った状態であれば、私は代理母になってもいいと思っています。

no 全面的な禁止には反対 (ERIKO・愛知・43歳)
私はこの年齢になって、好きな人の子どもを産みたいのですが、産めるかどうか焦りと不安を抱えています。自分で無理な場合の代理母も考えましたが、自分が生まれた子にいつまで何をしてあげられるのだろうと先を思うと微妙でした。ですが、メリットやリスク等もっと確かな医科学的な情報や利用者の声がたくさんわかり、個人に選択の余地があると良いと思います。こういうことをビジネスにされたくありませんが、全面的な禁止は厳しい。自分は、お腹の子に情が沸きそうなので代理母にはなれません。
4日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
「代理出産やその他の不妊治療に高額な費用がかかっても、子どもがほしいですか?」
重みがある真摯なご意見、ありがとうございました。多くの方はsummerstarさんやERIKOさんのように、代理母にはある程度の理解を示しながら、自分はできないし、やりたくないというものだろうと思います。ごまちゃんさん、ぴーやんさん、chiakyoさんがご指摘のとおり、遺伝的つながりがどうであれ、実際に産んだ子どもとの絆は、そう簡単に切れるものではありませんよね。今回の専門家会議の答申でも、従来の民法で決められている「産んだ母親を母と定める」点を守っているのは、そういった気持ちにも配慮している部分もあります。

ゆらりんさん、Perlaさん、OPALさんのように、代理母になってもいいというご意見の方でも、やはり、子どもを簡単に渡せるのか、子どもの気持ちはどうなるのかなどを考えるべきといった慎重な姿勢がほとんどです。容認する立場でも、技術があり、海外で行われていて、強く望む人がいても、安易に、無制限に認めることは反対といった良識的ご意見ばかりでした。

この問題で誰もが懸念していることに、代理出産のビジネス化があります。倫理的には問題があっても、実際には代理出産や不妊治療には高額なお金が動いています。それを仕事として、誇りを持って行っている人もいます。米国で代理出産をすると、1000万から2000万円かかりますから、利用する人は富裕層、普通の家庭では簡単に出せる金額ではありません。他の人の卵子提供による出産(日本でも何例か実施されています)などでも、海外で行うと1000万円近くかかります。

中国では金持ちのエリート女性が、貧しい農村女性を雇って代理出産させるケースもあります。雇う側の女性は、不妊症という理由だけでなく、「妊娠出産中は仕事ができないから」「体の線が崩れるから」といった理由もあるそうです。

代理出産は誰もが享受できる技術ではないのも確かです。倫理面や人権面だけでなく、こういった経済的側面からも考える必要があるのです。そこで、経済的側面からの皆さんのお考えをお聞かせください。あなたは高額な費用を支払っても子どもがほしいですか、あるいはそういう考え方についてどう思いますか? 率直なご意見をお聞かせください。

油井香代子
医療ジャーナリスト
油井香代子


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