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今週のテーマ
会議番号:2361
「代理出産を法律で禁止」に賛成ですか?
投票結果
38
62
417票
667票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2008年02月04日より
2008年02月08日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
油井香代子 医療ジャーナリスト
代理出産の法規制をめぐる論議でしたが、一人ひとりの生き方や考え方、場合によっては人生の一端が垣間見え……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
血 (noruru・パートナー無・37歳)
日本では「血の繋がった我が子」を子どもとして認めるようですが、海外では「国際養子縁組」という選択のようです。私見ですが、特に生殖医療や臓器移植は神の領域に踏み込んでしまっている気がします。回答を決定することが困難なサーベイですが「禁止」に賛成とします。ですが、自分にパートナーが現れ、そのときには選択肢が代理出産しかなかった場合は意見が変わるかもしれないという前提です。
“自分の”子ども (リリーベル・埼玉・パートナー無・26歳)
私は、代理出産で子どもを授かろうとは思いません。もし、医師からあなた(もしくはパートナー)は子どもを産めませんと診断させたら、私はあきらめます。子どもを育てたり関わることには、他の選択肢があるからです。親戚や友人の子どもたちに愛情をかけたり、地域の子ども会やボーイスカウトなどでボランティア活動を通して関わることもできます。“自分の”という形容詞にこだわらなければ、いくらでも子どもと出会えるのではないでしょうか。
子どもを慈しみ育てるとは…… (ままごん・京都・パートナー有・46歳)
高額な費用負担を厭わず代理出産ができる人、できない人、貧困ゆえに育児を放棄せざる終えない人、そして忘れてならないのはさまざまな理由で親を失った子ども達。「子どもを愛し慈しみ育てる」ために使うお金の使い道は代理出産費用でしょうか…… 私は違うように思います。生まれてくる赤ちゃんには何の選択権もありません。自然の摂理、生命の神秘が一部の経済的に恵まれた人によって操作されてはならないと思います。
子どもを授かって変わった考え (仕事好き・東京・パートナー有・25歳)
メディア関係勤務なので、「代理出産」について仕事で取り上げたこともあります。私は、子どもを授かるまでは代理出産を認めても良いと思っていました。でも、妊娠期間を経て、気持ちは大きく変わりました。激務をこなしながらお腹の中で子どもを育む期間、本当にいろいろなことを感じ、そして考えました。臨月を迎えた今、「子どもがほしい」だから「代理出産」を選ぶという単純なことではない、子どもを産むということだけは、お金や法律で解決できる問題ではないのだと心から思います。
お金があればほしいと思う (レスペクト・神奈川・パートナー有・43歳)
自分が絶対に子どもを産めなくてどうしてもほしくて、他人のお腹を借りる、代理母の精神的・肉体的負担をどう捉えるかもありますが、1,000万円という金額で承諾してもらえるなら、経済的に叶うならYESです。代理出産は議論を進める余地がかなりあることは否めませんが、向井亜紀さんのように「なんでそこまで?」と思うくらい切実に子どもがほしい、というあきらめきれない思いや願いを抱え、目の前に希望が見えるのなら、私だったらお金出します。
私は費用をかけませんでしたが (にゃんたん・千葉・パートナー有・35歳)
こどもがほしくて入籍し5年間授かりませんでした。不妊症科の検査を受けるべく準備している間に妊娠、今は第三子の出産間近です。授からない間は幾度も落胆していたので可能性を客観的に知りたく検査を受ける気でいましたが、経済的には高額な不妊治療を受けることは難しく、可能性が低ければ子どもとの縁は薄いのだろうと考えていました。しかし費用をかけてでもと考える方もいらっしゃいますので、ご意見がもう出ていますが各種環境を整えてみなが良い方向に進める法整備を望みます。
納得は行かないが仕方がない (りの*2・東京・パートナー有・37歳)
経済力の有無で、子どもを持てるか持てないかが決まってしまうのはおかしいと思うが、「実現の可能性がある」ならば突き進んでしまう気持ちは止めようがないと思います。私自身は、身の丈を超えた額だったら諦めてしまうだろうが、それでも尚、と願う人の気持ちは否定できません。体質的に妊娠・出産できないことがあるのも仕方がないように、経済的にできないことがあるのも、ある意味、仕方がないことだと思う。納得は行きませんが。
望まれる出産には保護を (BUNBUN01)
自分自身が代理母となれるかと言うと持病の問題でできないのですが、長野県のあるクリニックでは身内の女性が代理母となって出産を行ったことが、何度か報道されています。医学界に一石を投じることとなった出産ですが、家族全員が真に望んでの出産なんだと深い感銘を受けました。経済事情で、検診も受けずに飛び込み出産をしたりする女性も居る時代ですが、望まれる出産なら保護し、海外代理出産ビジネスが盛んになる方向にはなってほしくないと思います。一律に禁止する法律にはやはり反対です。
5日目の円卓会議の議論は...
「代理出産は私たち一人ひとりの生き方や価値観を映す鏡」
代理出産の法規制をめぐる論議でしたが、一人ひとりの生き方や考え方、場合によっては人生の一端が垣間見えるような、胸に響くご意見ばかりでした。本当にありがとうございました。
生殖補助医療や臓器移植など生命倫理にかかわる、先端医療を考えるとき、noruruさんがご指摘のように、私自身もすっきりと答えを出すのがとても難しいのです。文化、宗教、時代背景とも関係しますから、仮に法律で禁止されても、あるいは容認されても、これからもさまざまな議論が積み重ねられていくと思います。そのとき、もっとも必要とされるのが、直接の当事者となりうる女性の声です。学会や国でこういった問題を決めるときは、女性が主導権を握らないとだめですね。
最後に、二人の女性の選択をご紹介して、この問題提起を締めくくりたいと思います。
1. 全国に有名エステチェーンを展開しているTさん(60代)が、最近、二人の養子を育てていることを公表しました。実は彼女自身も養女で、中学生の時にその事実を知りました。しかし、養母は死ぬまで「お前は私の本当の子どもだ」と言い張っていたそうです。Tさんも養母こそ本当の母親と心の底から思っていたそうです。自分の養子に対しても、将来、事実がわかっても、実母と言い続けたいと話していました。子どもを愛情を持って育て、立派な社会人として巣立たたせるのが親であり、遺伝的つながりは大した問題ではないというのです。
2. もう一人の女性は、もう、この世にはいません。40代後半で不妊治療を受け妊娠し、出産事故で植物状態となり、50代の初めに亡くなったのです。Kさんの夫は一回り以上も年下でした。夫とは再婚で前夫との間に子どもが一人いましたが、年齢的なこともあり再婚した夫との間には、なかなか子どもができませんでした。そこで、米国で他人の卵子と夫の精子を使った体外受精を行い、妊娠。日本で出産の運びとなりましたが、医療事故で胎児は死亡し、本人も植物状態になったのです。どんなリスクや高額な費用(約800万円)を払っても、夫の子どもがほしいという強い気持ちで不妊治療を選択したのです。自然が一番というこれまでの価値観も覆しました。夫と血のつながった子どもをほしいという気持ちは、誰にも止められなかったのです。
どんな選択をするにせよ、女性が当事者となることに変わりはありません。この問題、これからも興味を持ち続けていただければ幸いです。
油井香代子
医療ジャーナリスト
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