|
サイトマップ
|
お問い合わせ
|
ewoman検索:
>>> 旧リーダーズ/メンバーからの移行登録について
働く人の
円卓会議
人から学ぶ、
人と学ぶ
表参道カレッジ
国際女性
ビジネス会議
佐々木かをりの
win-win対談
今週のテーマ
会議番号:2362
ベテラン女性社員が活かされてないと思う?
投票結果
80
20
717票
175票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2008年02月04日より
2008年02月08日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
川嵜昌子 編集ディレクター、経営コンサルタント
昨日、日本は女性管理職が少ないということを書きましたが、「男女共同参画白書」などの政府の資料を見ると……
議長コメントを全文読む
2日目までに届いている投稿から...
高くて厚い壁 (ごまちゃん・横浜市・パートナー有・43歳)
社歴からいえば自身が「ベテラン女性社員」という領域に入っています。管理職やチームリーダーという地位には高くて厚い壁があります。現実は生き字引、何でもこなせる便利屋として、ある意味フルに活用されています……。グループの別会社では女性を上手く管理職として採用しているので、トップや人事の考え方も影響しているのでしょう。ダイバシティーのチームがたちあがりましたので、徐々に変革されていくことを期待してます。
競争する為の土俵整備 (syura・神奈川・パートナー有・47歳)
男性の働き方を変えないと、女性が活躍するのは難しいでしょう。核家族のワーキングマザーの私の場合、残業はできないのですが、男性の管理職は、家に寝にだけ帰っているのが当たり前。家事、育児丸投げの男性か、独身男女を職場の基準にしている現在を何とかしないと、ベテラン女子にチャンスは回ってこないでしょう。少子化対策をもっと本気で行い、勤務時間減少にもっと取り組んでほしいです。そうすれば、仕事の出来不出来だけで、競争できます。
ベテラン女性自身が (ぱーと救急医・千葉・パートナー有・34歳)
出世欲がないというか、昇進は考えてもいないと言うか、そういう会社にいます。(私は医師なので、一般の昇進などはあんまり関係ないです)ただ、私自身も「課長待遇」ですが、課長会への出席権限等はなく、後からきた男性医師が部長として上司になっています。企業文化と言うよりも、地域や社会がそういう感じ。「女は黙ってろ」って感じなので、黙って呪っております。
業界にもよると思いますが…… (kotodama・愛知・39歳)
イベント業界ではキャリアがあまり長くなると、仕事が減ってきます。クライアントがキャリアよりも容姿や若さを求める傾向にあるからですが、長く仕事をいただくために、より高いスキルと人間性を武器に生き残る方法もあります。「長い原稿を短時間で覚える」「司会だけでなくイベント全体を把握しフォローできる」「無理と言わない」などです。どんな仕事でも、その場に応じて最大の貢献ができるよう、全体を見ることができる目を持ち、自分にしかない武器を身につける事が大切だと思います。
自分のありたい姿のイメージ (クロア・神奈川・パートナー有・35歳)
10年後、20年後の長期目標、自分の姿(こうありたいと思う姿)をまず描くことが必要だと思います。が、妊娠、出産など回り道をする女性(私)にはこれが難しい。その上、私の職場ではお手本となるベテラン女性社員がおらずイメージも掴めません。今ほしいのは、女性管理職の話を聞いたり、メンターになってもらうなどの機会です。
よりよい将来を期待して動く (りほ・富山・35歳)
私の会社の女性育成は、日陰の痩せた土地でも、日向でさまざまな栄養を与えて育てた植物(男性)と同じように成長したらチャンスを与えよう、という印象です。でも、当社あるいは社会全体が将来もっと男女差はなくなると期待して、社内で得られないビジネス知識は社外から積極的に吸収することを心がけ、将来男女差のない環境が手に入ったときに後悔しないよう備えるつもりです。会社側には、男女差のない制度を作るだけでなく、男尊女卑な視点を持たない上司を数多く育成することを期待します。
「その人がいるから回っている」 (yamayama5656・神奈川・パートナー無・48歳)
男女の働き方って、違っていて良いと思っています。もし「あなたがいるから回っている」と思われているとすれば、私にとって最高の褒め言葉。最新型のエンジンを目指す人もいるでしょう。でも私は潤滑油でありたい。こういう仕事は、肩書があるとやりにくい。もちろん、男性と同じ働き方がしたい女性には、どんどん活躍の場を与えるべきです。肩書や昇進よりも自己満足を選びます。
自分のスキルの具体的分析 (chezclara・東京・パートナー有・50歳)
企業の一員だった頃、まじめにコツコツと、黙々と仕事を処理するのに管理職に登用されないことを不満に思っていました。現在、自分で起業をして、経営者になって気づくことがあります。女性の側も与えられた仕事を処理するだけでは済ませられない状況があるのではないでしょうか。少し先を見た処理、社会的に正しいか、会社の売上に貢献度を数値化できるか等広い視野が必要だと思います。スキルアップは会社が与えるのを待つのではなく、自ら求めていく姿勢が必要と振返る自分です。
3日目の円卓会議の議論は...
「勤続年数30年の女性が、勤続年数1年の男性に負けてる?」
昨日、日本は女性管理職が少ないということを書きましたが、「男女共同参画白書」などの政府の資料を見ると、少ないのは何も企業の管理職に限らないことが分かります。国会議員、国家公務員の上位の役職、研究者、さまざまな分野において女性の占める割合が低い。まさに「日本の女性の社会参画は、国際的に見ても全般的に低い水準にある」(男女共同参画白書)というわけです。
日本は、平均寿命、教育水準、国民所得などの指数(HDI:人間開発指数)は高いのですが、女性が能力を活用する機会に恵まれているか、政治および経済活動に参加し、意思決定に参加できているかどうかを測る指数(GEM:ジェンダー・エンパワーメント指数)はきわめて低いのです。
「法的枠組みは整っており、各国と比較しても劣っていない」(男女共同参画白書)のですが、絵に描いた餅になっているのです。
労働者の1時間当たり平均所定内給与格差では、男性の一般労働者を100としたとき、女性の一般労働者は67.1、女性のパートタイム労働者は46.8という水準になっています。
国税庁の「民間給与実態統計調査」では、男性は年齢が高くなるにしたがい平均給与が高くなっているのに対し、女性は変わりません。勤続年数別で見ても、女性は10年、20年、30年以上働いても、男性でもっとも給与が低い、勤続年数1〜4年の人より低いままです。勤続年数30〜34年の男女の格差は2倍以上です。
また、夫婦の生活時間のデータを見ると、共働き世帯、なかでも、夫も妻も雇用されていて、週間就業時間が35時間以上の妻が、睡眠時間も自由時間も一番少ない。その時間は仕事と家事にまわっています。共働きの夫は、妻が無職の夫と家事の時間は変わらないか少ないぐらいで、その分、自由時間が長い。
未就学児のいる共働き家庭を対象にした調査では「国際的に見ても、日本の男性の育児・家事時間は短くなって」いるとあります。
長々と書きましたが、ひと言でいうと、
日本は男女共同参画社会という観点からみると「後進国」
なのです。しかし、そのことを全然分かっていない人(とくに男性)は多いと思います。「ダイバシティー? お台場でしょう」という感じだと思います。
さて、この状況をどうやって変えていくのか? 待っていても変わらない。変えるのはあなたです。さあ、みんなで知恵を絞りましょう。
川嵜昌子
編集ディレクター、経営コンサルタント
「女性のキャリア、伸ばしやすくなったと思いますか?」
女性の勤続年数は、長期化してきましたが……
「40才以降も、仕事での挑戦は必要ですか?」
未知を切り拓くような取り組み、していますか?
このジャンルの過去円卓会議をチェック
このジャンルのトップページへ
メロンリペア
15万箱 突破!
抗酸化サプリメント
アクション
プランナー
時間が見える大人気の手帳
イー・ウーマンに
依頼する
働く女性の調査
マーケティング
ブランディング
コンサルティング
講演・研修のご依頼
メディア掲載一覧
取材のご依頼
asahi.com
私のミカタ
佐々木かをりの
ブログ
佐々木かをりの
Twitter
©2000-2009 ewoman,Inc.
|
個人情報について
|
利用規約
|
各種お問い合わせ・お申し込み
|
会社概要
|