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今週のテーマ
会議番号:2443
後期高齢者医療制度、あなたは賛成ですか?
投票結果
35
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この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2008年05月12日より
2008年05月16日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
藤田正美 『ニューズウィーク日本版』元編集主幹
老後であれ現在であれ安心して生活できるならば税金をもっと払ってもいい、と言われる方が多いような気がし……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
中負担、中福祉を目指す (ハルミン・東京・32歳)
私は「自分で備える」アメリカ型は失敗が証明されていると思うのでイヤです。米国大統領選でも話題ですよね。『シッコ』で「これは保険に入れない人の話じゃない。保険に入っている(中流の)人が医療を受けられないという問題なんだ!」とマイケル・ムーアが言っていたのが衝撃的です。医療を完全に民間に任せればお金持ちの顧客が優先になります。利益追求が資本主義だからです。私は以前にも投稿したのですが、北欧型は無理でも、フランス型の医療や福祉を検討してほしいと思っています。
老後が保障されているなら (まどへい・福岡・パートナー有・36歳)
祖父が生前、医療費の自己負担(病院窓口での支払い)は月700円だと言っていました。年金も結構あったようで、同居していましたが扶養家族にはなれず、国民健康保険に加入していました。私たちの老後に祖父と同様の生活が保障されているなら、税金が増えても(限度はあるが)納得できます。でも、正直なところ、信用できないんですよね。
しかたがないのでは。 (aek・愛知・パートナー有・31歳)
現役世代の税金が増えるのは本当に辛いものがあります。ですが、現役のままずっと定年までいける補償も無いですから(いつ重い病気になるかもしれない。その時は税金に頼るしかなくなってしまう)。そう思うと、負担増でも仕方ないと思います。つらいですがどんな世代でも協力しあって支えあう必要があると思います。
「強きが弱きを助ける」社会に (Perla・千葉・パートナー無・38歳)
保険財源不足という現況下「受益者負担」の論理を押し通し、高齢者のみならずやがては障害者や失業者など社会的弱者にまで平気で負担増の苦しみを課すであろう。今の後期高齢者医療制度の考え方を私が危険だと思うのは、こうした行く末が目に見えるからです。「強きが弱きを助ける」が社会保障の本来あるべき姿と私は信じます。従って現役世代の負担増は止む無しと思いますし、日本にまだ多く存在する富裕層・高所得者が国の福祉財政を支える仕組みを作るのは誤った考え方ではないと思います。
国は信用できない (noriari・兵庫・パートナー有・35歳)
国民年金、高齢者医療制度……人間的生活を送る最低限の保障を国がしてくれるというのは理想であり、現実ではないということを実感しました。残念です。だから将来のための納税という考え方はできません。今払ったものは今どこかに相応に還元してもらわねば(無駄遣いは当然もってのほか)。これから70歳代になる両親4人と自分たちの老後、ともに私たち夫婦で経済的負担を含め受け止める覚悟を迫られていると感じています。現在の生活維持と育児、将来への備え。状況は本当にシビアです。
制度を変えるしか (ドゥーイグレック・東京・パートナー有・48歳)
私は税負担が増えてもいいので、皆保険制度維持と、安心して出産育児のできる医療制度をこの国に作りたいです。私もすでにがっつり税金をとられながらも、何とか共働きで子育てしているので弱者ではないでしょう。でも小泉改革時代にもてはやされた強者にはなりたくもないし、なる能力もありません。今後、自分は個人保険で安心でも、ニュースをつければワーキングプアーの話や年金生活者が支払いができないために必要な介護を削る話をずーっと聞かされる、そんな日常を生きたくないです。
5日目の円卓会議の議論は...
私たちはどんな医療制度を望むのか?
老後であれ現在であれ安心して生活できるならば税金をもっと払ってもいい、と言われる方が多いような気がします。しかし問題は、税金はきちんと使われているのか、という点にあります。
まさその通りだと思います。しかし、ここで原則に立ち返ると、税金の使い道を決めているのは私たちが選んだ代議士なのです。国であれ地方であれ、私たちが選んだ人々が決めています(官僚が決めているわけではありません)。現在の税金の使い道に不満があるのなら、それは選挙で税金を正しく使ってくれる代議士を当選させることが必要です。
そのためには
何にどの程度の税金を使うべきなのか、私たちもある程度は勉強しなければならない
と思います。その医療でも介護でもコストがかかります。そこで働く人たちがいるからです。その働く人たちに正当な報酬を払わなければ、サービスを続けることはできないという点は、気をつけなければいけないと思います。
何にどれだけのカネをかけるべきか、道路も必要でしょうし、病院の維持管理も必要でしょう。限られた予算の中で、どうやって原資を見つけるのか、そこにこそ知恵が絞られるべきだと思います。
後期高齢者医療制度は、どうしても元々の動機が不純であるという印象を拭えません。つまり後期高齢者にかかる医療のコストを削減しようという狙いが透けて見えるからです。しかし
安心できる医療とはどういったものであるべきなのか
、私たち自身がその問題を真剣に考えない限り、あまり生産的な議論にならないのも事実です。
今週1週間は、議論の取っかかりとしては、生産的に話が進んだような気がします。でもこの問題は奥が深く、また世代間の利害などかなり微妙な問題も含みます。また機会があれば、議論を進めていければと思います。ありがとうございました。
藤田正美
『ニューズウィーク日本版』元編集主幹
「医療費は2006年4月からどうなったのか」
池上彰の『解決!ニュースのギモン』
「「国民皆保険を延命させるリスク」」
藤田正美さん『私の視点』(2001年12月1日)
「メディアが忘れた人たちを、私達は救うんです」
世界の医療団(メドゥサン・デュ・モンド) 副会長 パトリック・ダヴィッド さん
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