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今週のテーマ
会議番号:2451
アスペルガー障害(症候群)知っていますか?
投票結果
62
38
531票
329票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2008年05月26日より
2008年05月30日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
古荘純一 青山学院大学教授、小児精神科医
皆さまの投稿を読むと、直接支援に関わっている人でも、なかなか理解が難しいというご意見とお見受けしまし……
議長コメントを全文読む
2日目までに届いている投稿から...
最近勉強しました。 (島風・沖縄・パートナー有・43歳)
子ども達が通っている学童にスペルガー症候群と診断されている子がいます。小学校では一人の先生がずっとその子につきっきりです。私は学童でその子とあうたび、どう接したらいいかがわからず、障害について養護教諭に聞いたり、研究会へ参加して一時期学んだことがあります。最近は学童のお迎えの時間にその子から話しかけてくれるようになりました。小学生にしてはかなり高度な理科の実験の話ですが(笑)、私にはどうしてもその子の特徴のような気がして障害ととらえることにしっくりきません。
現状では特別支援は負担が大きい (Ekko・東京・パートナー有・45歳)
子どもの学級で支援教育を行っていますが、高学年になると「本人のためには何が良いのか」の判断だけでも、専門家でない担任には相当難しくなるように感じています。ご両親始め、毎日必ず誰かが付添い、担任は週1回程度出張授業もあります。それらの労力は大変なものですが、この間他の生徒は「自習」になり、遁走などの突発事項の度に授業や行事も中断します。終わらない分は、「個々に家庭で」となります。これも大変です。双方無理の無い学校生活が叶う方策はないものでしょうか。
Noに近いのですが (kimirie・兵庫・パートナー無・37歳)
特別に勉強したとか、詳しいことが分かっている訳ではないのです。ただ、障害児学級を担任していたときの研修会の中で、聞いたことがあっただけなのです。障害名を出す報道、障害児学級、養護学校、一部を特定することは多いと思うのですが、実際には、全員に個性があり、皆に得意なこと、不得意なこともあります。一部だけを分けるのではなく、同じ分けるなら、習熟度別にする等、普通、特別、と思わせるような分け方を社会からなくしていき、協力し合う方向で、考える必要があると思います。
アスペルガー的ギフテッド (ピーチツリー・静岡・パートナー有・42歳)
アスペルガー・高機能自閉症児は一見変わった子です。しかし、彼らの世界観を理解し、育てていけば、それは「障害」ではなく「個性」になると思います。彼らの中には、gifted ギフテッドと呼ばれる子ども達が存在します。先天的天才児です。こだわりが強く、学者肌です。しかし、現在の日本は、横並び教育のため、彼らの才能を伸ばすことはできません。米国では、すでにギフテッド゙教育が始まっています。私達は、彼らの存在を理解し、教育改革をしていかなければならないと考えます。
知っているけれど理解していない (ありる)
言葉やイメージとしては知っていますが、正しく理解しているかと言われればNOです。上の子のクラスにアスペを疑われている子がいますが、一昔前なら「きかん気が強い・やんちゃ」で済まされていたレベルのような気もして…… 正にそれこそが私の理解不足なのかもしれませんが。病名をつけることで救われる親子もいれば、病名をつけることで追い詰められる親子もいると思います。非常にデリケートで根深く、影響範囲の広い問題だと思います。
知って頂く事から 理解が始まる (真打ち・栃木・パートナー無・38歳)
身内や友人に精神疾患で苦しむ者がおり、この事も以前から知っていた。外見で判断しかねるが故、闘病に加え、差別や偏見とも闘わなければならない。知られたくないという思いから、隠す傾向が強いが、この事が理解の弊害の一つと私は思う。しかし、身内でさえ病気を知ったのはずっと後だ。病気と言う枠を払い、大きな括りで偏見を減らして行く事が並行しなければ、理解は社会に広がらない。主観問わず「一貫した」内容の的確な治療体制が早急に整えられるよう願って止まない。
教育現場では聞きます (yokokage・東京・パートナー有・40歳)
大学教員をしていますが、最近はいろいろな学生さんがいて、現場ではよく聞く言葉になりました。ただ、それによって差別という感じはありません。教員側の対応へのアドバイスとして、文献や実践報告を読んでいます。「知らなかったらできないこと」があるので、知ることは必要だと思います。
氷山の一角とこれからの課題。 (ぴょこん・神奈川・パートナー有・36歳)
私は看護師で、児童精神科の病院で勤務していました。現在は大人の精神科に勤務しています。職場でうまくいかない、などうつや問題行動などでも、この人はアスペルガーでは? と直感で思う人がいます。診断基準に問題があるというよりは、正しく診断できる医師が少ないというのが現状ではないでしょうか。今後、国は小児科医に精神科的な発達障害を診断できるようにしていきたいようですが、小児科医への負担ばかり増加するのではないでしょうか?
なんでも「病気」で片づけすぎ (chieco76・静岡・パートナー無・28歳)
私が小学生だった頃、人と接するのが苦手な内気な子だったり、ちょっと落ち着きのない乱暴な子はクラスに何人かはいた気がします。それが今では、アスペルガー症候群や、ADHD(注意欠陥障害)など、精神的な特異性を症状とした病名が付き、親も周囲も「病気だから」「そういう障害だから」と、なかばそれを逃げ道にしてしまっていることがあるように感じます。そうやってフィルターを作ってしまうのではなく、「強い個性」として捉え、個性を活かす社会にしていくことが大切だと思います。
映画で観ましたが…… (Albireo・東京パートナー有・)
しばらく前ですが、『モーツァルトと鯨』という映画を観ました。主人公のカップルが男女ともアスペルガー障害で、たしか原作者の実体験を元にしたお話ということでした。正直、他の学習障害や自閉症などとの区別がよく解りませんでしたが、とにかく万事に大変そうだ、とは思いました。
3日目の円卓会議の議論は...
「困難さを仮にでも理解すること、そして支援すること」
皆さまの投稿を読むと、直接支援に関わっている人でも、なかなか理解が難しいというご意見とお見受けしました。
私は、診断にこだわる必要はないと思います。アスペルガー障害と診断された人の中には、典型的な特徴のある人もいるでしょうが、その特徴があるかどうかわからないケースも少なくないでしょう。一部には、その人の「個性」であって「障害」ではないという主張があり、議論がかみ合わないこともあります。
しかし
大切なことは、その子が、家庭で、学校で、社会で日常的に困難さを抱えているかどうか
です。
通常の対応を行っても困難さを抱える子どもは、診断名は未確定でも、
周囲がその困難さに気づき、どのような対策がとれるかを考えるべき
でしょう。決して「本人の努力不足」で片づけないことです。せめて努力ができる環境は作ってあげなければいけません。それができなければ、個性も発揮できないのす。
学校での集団生活は、アスペルガー障害の子どもの症状を顕在化するきっかけとなります。まず診断ありきではありません。
集団生活に困難を抱える子どもを仮にでも理解すること
です。
昨日もお話ししましたが、アスペルガー障害の子どもは、教室の中にいるだけで緊張が強いのです。また嫌いなものに慣れさせることは本人の苦痛を増大させ、パニックの引き金となります。
学習は、丸暗記は得意であっても内容を理解していないことがありますし、学習態度、状況に独特のこだわりを持っていることがあります。できるだけ多くの選択肢を提示することも必要です。
不安や緊張が強い子どもは薬物治療が有効なことがありますし、親が支援団体の会合に参加し親自身が自信を取り戻すことで、子どもの適応がよくなることもあります。その子にふさわしい方法を探してみることです。6月発行予定の拙著にいくつか具体的な方法をお示ししました。よろしければ参照して下さい。
ご意見にありましたが、それぞれの専門家を養成することは重要ですが、すぐにできるものではありません。また、専門家に任せれば安心という考えもいただけません。全員で少しずつで構わないので理解しようとする姿勢が必要でしょう。
さてアスペルガー障害の人の困難さは学校だけではありません。むしろ、社会に参画して、苦労することも多くあります。
明日は大学生活、就労、生活など、青年や成人の人に関してのご意見を中心にお待ちしています。
古荘純一
青山学院大学教授、小児精神科医
「子どもの発達障害を疑ったことはありますか?」
発達障害は、本当に「最近急に増えた」ものなのか?
「不登校児が10万人も増えて、教師の増員効果が相殺されている」
佐々木かをり対談 win-win > 第62回 陰山 英男 さん
「アメリカで活躍する学校心理学者とは」
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