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今週のテーマ会議番号:2473
医療事故は刑事事件にすべきだと思いますか?
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5日目/5日間
働く人の円卓会議
2位
【開催期間】
2008年06月16日より
2008年06月20日まで
円卓会議とは

藤田正美
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このテーマの議長
藤田正美 『ニューズウィーク日本版』元編集主幹
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白い炎さんのご意見と同じようなことをあるお医者さんが言っていたのを思い出します。その方は「結局、医療……
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4日目までに届いている投稿から...
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yes 考えるほどわからない (ポーチュラカ・福島・パートナー無・40歳)
私は医療事故調という組織ができることはいいと思います。医療の専門家が事故を分析して真実をつきとめるのが合理的だとも思います。ただ、医療事故調の存在が、ミスや不誠実な治療を抑制する力を持つのか、不安です。患者が医療機関や医療従事者の選択をすることも大切ですが、モラルの大切さを徹底することが必要に思います。医療事故を刑事事件として扱えば、モラルが守られるとは限らないでしょうが……

yes 吊るし上げは困りますが (ラムネ&タマ・神奈川・パートナー有・38歳)
医療事故とされるものには、警察介入はあってもいいと思いますが、ただ個人の吊るし上げになるのはよいことだとは思いません。医療事故を起こすのは確かに人間です。言い訳のようですが、医療界はどの職種をみても一般の会社同様「人件費節減」のためにかなりひとりひとりにかかる負荷が大きくなっています。正直、いつなにが起こってもおかしくないような環境もあります。事故が起こる背景を改善し、二度と同様の事件に至らないようにするのが一番大事なことだと思います。

no 刑事訴訟の弊害があると思う (LoveAndPeace・千葉・パートナー有・32歳)
刑事事件にすることにより、事故を起こした者を罰し、世間の感情は治まるかもしれません。でも、事故原因・要因・背景等から事故を起こさないための対策を考えなければ、いつまで経っても類似事故を繰り返すだけです。ただ、これは医療事故に限ったことではありません。事故を無くすには事故を学ばなくてはなりません。刑事訴訟は学ぶ機会を阻害していると思います。

no 医療従事者だけの責任ではない (NG40・海外・パートナー有・48歳)
医療事故が起きるのは直接医療に従事している者だけの責任ではないと思いますので、“犯人捜し”よりも“原因探し”に重点を置き、改善策を検討すべきだと思います。但し、医者の怠慢等、重大な過失(真に重大な過失のみ)が認められる場合は、何らかの罰を与えることも必要だと思います。

no 理想論ではあるけれど (白い炎・石川・パートナー有・33歳)
私自身医師ですが、ほとんどの医師や医療従事者は、各々が理想を持ち、真摯に医療に従事していると感じています。しかし、残念ながら、少数とはいえ悪質な医師が存在するだろうことも理解できます。現場が訴訟や刑事罰を恐れて萎縮することのない、皆が納得のいく事例であれば、時として刑事罰もやむを得ないのではと考えています。ただ、その判断はおそらく非常に難しく、事例によっては現状では無理と思っています。マスコミも事故とミスを混同して報道している状態ですし。

no 事件にすればそれでいいのか (ぴーやん)
事故と事件の境目はどこでつけるのでしょうか。ミスとは本人が望まないのにやってしまった失敗で人間なら起こりえる事ですが、それを防ぐ最大限の努力をする責任は誰にでもあります。その責任をどこまで果たしていたかが刑事事件にするかどうかの境目のような気がします。この一週間で感じたのは、医者は神様でも魔法使いでもなく患者と同じく人間で、人間は誰でも死に向かっている、医者にかかれば直ると思いすぎてるのでは、ということです。

no 刑事と民事は違います (lilnana・東京・パートナー無・30歳)
コメントを見ていると刑事と民事を区別せずに論じている方もいるようですが、刑事裁判の場合、原告となるのは遺族ではなくて検察ですよね?(例外もありますが……)「故人の死因を明らかにしたい」「説明が足りなかった」など、遺族の意志で裁判を起こす場合は民事裁判の形になるので、刑事裁判とは別に論じるべきです。そもそも「故人の死因を明らかにしたい」という時に、解明の場が裁判しかないということ自体がおかしい。裁判は責任追及の場であって、原因究明の場ではないと思います。

no やっぱり隠します (rio2・兵庫・パートナー有・39歳)
悪意がなくても、事故調の調査報告を受けて刑事事件になる可能性があるなら、やっぱり隠します。以前病院が誤って関係者の実名公表をしたために、公表以前は正直に報告をしていたのに全部の職場が反発して報告を辞めてしまったことがありました。誰がやったかよりも、誰がその場にいても起こりうるような事故の再発を防ぐどいうところに重点をおいてもらえなければ信頼なんかできません。現状では、公平に裁いてもらえず、とかげのしっぽ切りで終わるという不信感の方が強いのです。

no ケースごとの対応 (Jerryb・東京・パートナー有・41歳)
捕まらないからいいやとすれすれを繰り返す悪質なケースでは立件も必要かもしれませんが、他の方もおっしゃるように一般の医療事故では、事前に納得のいく説明をして同意を得、信頼関係を築いた上で起こってしまったことは刑事罰にそぐわないように思います。その医師に刑を宣告するよりも、その経験を後に続く患者へ生かすことこそが、世の中のためになるのではないでしょうか。

no 裁判官は医療現場の素人 (武士道・愛知・パートナー有・33歳)
リスクについて事前に説明するのは、恐怖心をむやみにあおることがありますし、どこまで説明するかの基準が難しいと思います。患者はどんどん、質問をすべきです。事故が刑事裁判になったとして、それを裁く裁判官は医療の素人です。そして裁判中、専門家として意見を述べるのは臨床医ではなく、論文を多く書いている医学博士であり、最先端の最高の技術と比較しがちだと思います。基準がバラバラなのをまずはなんとかしなくてはなりません。

no 解りやすい説明があることにより (oopon・千葉)
私は今、食道の手術にむけて経過観察中です。紹介された大学病院での初診で、病気とその治療方針について、紙に書いて説明してくれました。また、完治することがないことも言われました。治療を進める中でも、治療や検査の必要な理由やその経過、リスクについて説明があります。病院の取り組みとして、患者への説明を強化していると、主治医は言っていました。医師からの解りやすい説明があったことで、私はリスクを承知の上で、納得して、安心して治療を受けることができました。

no 信頼関係と聞く力 (ちょこばなな・東京)
5年前に手術を受けた際は、術前に主治医・麻酔医から術式とリスクの説明を十分に受けましたし、家族も医師を信頼している状況でした。術中に容態が急変する可能性がゼロではないことにも納得できます。ただ、医師とよい信頼関係を作るためには、患者としても病気について出来る範囲で勉強し、聞く力をつけることが必要です。件の事故調が設立されると、それが結果的に警察や厚生省の介入を強める可能性はあり、医師がリスクを取らなくなって治るものも治らなくなることが心配です。
5日目の円卓会議の議論は...
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医療界の「自浄作用」
白い炎さんのご意見と同じようなことをあるお医者さんが言っていたのを思い出します。その方は「結局、医療界に自浄能力がないのが問題なんだけど」と言っていました。「しょうもない医者」は残念ながらいます。それは「しょうもない警官」や「しょうもない大学教授」「しょうもない官僚」がいるのと同じことです。

医療ミス(これは事故ではなくミスだったのですが)のカルテの改ざんという立派な犯罪をやってのけた東京女子医大で、投薬ミスなどの記載ミスをつぶさに検討したところ、同じ医師が同じような間違いを繰り返していたことが明らかになりました。東京女子医大ではその医師を現場から外したと聞きましたが、その後、どうなったのでしょうか。

しかし現実には、医師の資格はいったん取得すれば永久に有効です。それによほどのことがなければ資格を剥奪されることもありません。医道審議会という組織があって、そこが医師の処分をするのですが、多くの場合、医療ミスとかは関係なく、医療保険点数の詐取であるとか、本当の刑事事件とかにからんで資格を停止あるいは剥奪されるだけです。つまり医師が「資質」を問われる場ではないということです。このあたりが「自浄能力がない」とされる所以(ゆえん)でしょう。

ちょこばななさんが納得できるまで説明を聞いたとのこと。ご自分で病気やその治療について勉強もされたのだと拝察します。ただ事故調が「警察や厚生労働省の介入を強める可能性がある」という点については、僕は意見を異にします。おっしゃる懸念はよくわかりますが、事故調の「独立性」をどう担保するのか、そして事故調の調査内容をどう利用するのか(たとえば警察には渡さず、内部資料にするとか)によって変わってくるでしょう。そのあたりの医療界と司法界の見解をしっかりと確認することがとても重要だと思います。

今週1週間はとても中身の濃い議論ができたと思います。皆さんのご協力のおかげです。ありがとうございました。医療事故というのは決してなくなりませんが、少なくする、あるいは同じ事故は起こさないようにすることは可能です。飛行機が安全な乗り物になっているのは、これまでの事故の情報が共有される仕組みができあがっているからだということができます。医療界では果たして事故の情報(なぜ起きたか)が日本国内ですら共有されているかどうか疑問です。人の命を預かっているのに、日頃の忙しさにかまけてしまっているという面もあるかもしれません。

しかし医療関係者の方は、僕などが取材しても一生懸命努力されている方が圧倒的に多いのです。そして 医療関係者も患者も、日本の医療を少しでもよくしたいと思っています。そのベクトルを大事にしつつ、どうしたらいいのか、冷静かつ論理的に議論をしていければいいと思います。皆さん、本当にありがとうございました。

藤田正美
『ニューズウィーク日本版』元編集主幹
藤田正美


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