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今週のテーマ会議番号:2475
好きなことを仕事にしていますか?
投票結果
54  46  
455票 387票

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募集を締め切りました。

2日目/5日間
働く人の円卓会議
1位
【開催期間】
2008年06月23日より
2008年06月27日まで
円卓会議とは

楠木 建
プロフィール
このテーマの議長
楠木 建 一橋大学大学院国際企業戦略研究科(ICS) 准教授
円卓会議議長一覧
数多くの投票と投稿をいただきありがとうございました。投票の結果は、Yes(好きなことを仕事にしている)�……
議長コメントを全文読む
1日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 好きな事が仕事になっていますが (developing・東京・パートナー有・40歳)
外資系の組織の専門職のため、1年毎の契約更新と不安定さは常にあります。ほかの仕事を探した時、今まで特殊な分野だったので他に活かせる場所はありません(苦笑)、と言われました。外資なら給料がよいと思われがちですが、嫌いな仕事でいい給料と、給料は低くても好きな仕事なら、文句なく私は後者を選びます。でもこれに、保険や産休、定年までいられる等の要素が関係すれば、また別の考えになるかもしれません。普通の日本の会社に正社員でお勤めの方は、やはり恵まれていると思います。

yes 途中で好きなことだと気がついた (langlang・東京・パートナー有・28歳)
私は翻訳の仕事をしていますが、好きだからこの仕事を始めたわけではありません。採用されたのがこの仕事だけだったので、とりあえず頑張ってきました。でも、仕事に慣れ始めた2年目くらいからこの仕事が楽しくなり、6年目になった今では、自分にとって天職だと思えるようになりました。今後もずっとこの仕事で食べて生きたいかといわれたら疑問ですが、今後のキャリアに非常に役に立つと思いますし、やりがいを感じます。

yes 好きな仕事と得意な仕事 (yonesuke・愛知・パートナー有・30歳)
現在、仕事を二つかけもちしています。1つは、大好きな司会の仕事。でも、収入は少なく精神的なプレッシャーと責任は大変重いです。もう一つは、(自分の中では)あまり苦労しなくてもそれなりに成果があげられる秘書の仕事。収入は秘書の仕事の方が多いです。司会者一本でやっていきたい気持はあるのですが、今より収入も不安定になる上にあのプレッシャーをずっと受け続けると思うと…… ふんぎりがつきません。でも、本当に好きな仕事なので、ずっと続けたいと思っています。

yes 仕えることができる仕事 (tulip・福岡・パートナー有・36歳)
私の場合は、10年以上の紆余曲折を経て、人の役に立ち、人に仕えることができることを仕事にしようと思い、大学での教職を選びました。教職は自分の持てる経験、知識、人格すべてを掛けて臨む仕事である事に魅力を感じています。私と関わる学生一人一人の人生において、どんなことでもいいから役に立てれば、これ以上の幸せはありません。私を踏み台にして大きく羽ばたいてほしいと思います。

yes 難しいけどYESだと思います。 (ロッキーサン・東京・パートナー有・29歳)
兄の会社でしたので正直はじめは成り行きで、助けになればと何も考えず転職しました。今の私にとって仕事の優先順位は「自分にとって不得意でも得意でも自己の成長につながることであるか?」また「それが最終目標の年収獲得に結びつくキャリアとなっている?」の二つ。現状の仕事は自己成長についてはクリアしています。しかし年収については会社の利益の問題があるので、もらえるかどうかは自分次第。そう考えるとやる気も出ますので多分自分の好きな仕事をできているのではないかと思います。

yes 主婦業も仕事に入りますか? (はいほー・Canada・パートナー有・43歳)
私は今時、好き好んで専業主婦をしています。手に職をつけ、外で働いていたこともあるのですが、その頃の私はあまり幸福ではありませんでした。今でも家の中でできる仕事は細々としていて、ちょっぴり稼ぎもあるのけれども、家にいるのがどうしても一番好き。そして、大好きな家を快適に保つのは私にとっては一番大切で楽しいことだし、家事も好きなんですよね。ですから、「好きなことを仕事にしているか」と尋ねられれば、「YES」です。でも、主婦業って仕事に入るのかしら? 

yes 好きなことも変わり続ける (みんつ・愛媛・パートナー無・40歳)
私は何度か転職をし、現在の会社に勤めて4年目になります。振り返ると、自分でも驚くほど、その時にしたいこと、好きなことを仕事に選んできていました。パソコンが好きだからSE・PGの仕事をし、人のお世話が好きだから総務の仕事をし、今は次の「好きな仕事」を目指して製造で生産計画の業務についています。この問いかけに答えながら、自分はなんて幸せ者なのだろうかと気付かされました。

yes 続けられて幸せです。 (ぴょこん・神奈川・パートナー有・36歳)
看護師をしています。私が看護師になろうと決めて、学生になりたての頃は救急(ER)をやりたかったのですが、途中からこどもの精神科をやりたいと思いました。こころの病気になるこどもが多いと感じたからです。卒後、希望の病院に就職でき10年半続けられ、現在は転勤先で大人の精神科看護をしています。公立の病院のため、同じ科をずっと続ける事の方が困難な状況ですが、続けられる環境があるのは、本当に感謝しています。今後の目標は、専門看護師(精神看護)になることです。

no 好きなことより出来ることを (れあれいん・滋賀・パートナー無・30歳)
現在の職に就いたのは2年前ですが、好きなことではなく、出来ることで選びました。仕事探しは、仕事の内容だけではなく、通勤距離や収入、保障など、さまざまな問題を考えなければなりませんまた、会社があふれている都会ならいざ知らず、地方ではその選択肢も限られています。住居などに制限がある以上、出来ることを仕事に出来ただけ、マシなのかもれません。

no 手に職をつけたかった (白井 直)
離婚した時のことを考えたりすると、母の口癖でもあった、「手に職をつけること」が心の中にあり、興味あった仕事は実際就職できるか不明だった為、結局母の勧めの進路を選び、就職難からは逃れることが出来ました。ただ、今後は業界もとても厳しくなることが見え、将来への不安はあります、また今も向いてるか等悩み続けつつ、しかし勤続5年を超えて、少し肝が据わった感じがありました。好きなことをして前向きに働くのは理想ですが、そればっかりではないこと、自分次第だと感じています。

no 好きになろうとしていますが (ねぇこ・沖縄・パートナー有・30歳)
新卒で入社した今の会社は、面接での希望部署とはまたく別の新規立ち上げの部署へ配属されました。まったく経験のないところからのスタートで、2年目からはストレスから慢性蕁麻疹になりました。とにかく、楽しく、元気に前向きにこなしていこう! と現在5年目を迎えましたが、なかなか結果もうまくだせず、考えた末アクションプランナーに退職日を記入しました。職種自体は興味を持てていますが、内容が幅広いのでもう少し分野を狭めてできる仕事に就きたいと考えています。

no いつかは好きを仕事に (あきんぼ・東京・41歳)
学生時代の私にとって仕事選び=会社選びでした。安定的に、一定以上の収入を得ることができ、時間的制約が少なく、福利厚生が充実していることが条件でした。収入重視で工学部に進学し、学校推薦で入れる会社に入社。でも好きなことではないので、人間関係にほころびが生じるたびに、好きを仕事にしなかったことを少しだけ後悔します。子供が独立したら、収入が減っても、好きを仕事にしたいです。
2日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
「『あちらを立てればこちらが立たず』というトレードオフがあるなかでの選択」
数多くの投票と投稿をいただきありがとうございました。投票の結果は、Yes(好きなことを仕事にしている)がNo(好きなことを仕事にしているわけではない)をやや上回っていましたが、あまり差は大きくなく、両者はほぼ拮抗しています。これはまずまず予想通りの結果でした。

昨日の前口上でもお話しましたように、今回の僕のサーベイでは、みなさんがご関心をお持ちの「キャリア」の問題を、僕の専門である「戦略」の切り口で考えてみて、そこから戦略的な思考とはどのようなものなのか、その本質部分についての理解を深めていただきたいというのが僕の希望です。

「はじめから好きなことを仕事にするのが理想」といってしまえばそれまでですが、そうした理想的な状況がはじめから達成できるのであれば、「戦略」という思考は必要ありません。「あちらを立てればこちらが立たず」というトレードオフがあるなかで選択をしなければならないのがむしろ普通です。資源(能力や時間やお金)も限られていますし、将来は不確実です。そうした制約や不確実性の中で選択についての意思決定をするというのが戦略の本質です。

限られた文字数の投稿の中にも、それぞれの方が、それぞれに違った「戦略」をもってキャリアの問題に向かい合っているということがみてとれます。

投稿を拝見しますと、Yesのyonesukeさんは、収入の安定性を犠牲にしても好きな司会の仕事を続けている(さらに、必ずしも好きではない秘書業を兼業して不安定さをヘッジしている)ようです。一方でNoのあきんぼさんは、「好き」よりも、安定性、一定以上の収入、時間的制約、福利厚生といった客観的な条件を優先して今のお仕事を続けていらっしゃいます。

一日目の投票結果では、YesとNoが拮抗しているので、みなさんのご回答に応じて、それぞれに対応した質問を投げかけたいと思います。

Yes(好きなことを仕事にしている)の方へは、「あなたは好きなことを仕事にするために犠牲にしていることがあるとすればそれは何ですか?」

No(好きなことを仕事にしているわけではない)の方へは「あなたは(ある程度まで)『好きなこと』を犠牲にして仕事をしているわけですが、)あなたが『好きなこと』よりも重視している仕事の条件は何ですか?」

この質問に対する皆さんの発言を受けて、キャリア形成の戦略思考についての議論を深めていきたいと思います。どんなことでもけっこうです。気軽にご意見をお寄せください。楽しみにお待ちしています。

楠木 建
一橋大学大学院国際企業戦略研究科(ICS) 准教授
楠木 建


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