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今週のテーマ
会議番号:2475
好きなことを仕事にしていますか?
投票結果
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445票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2008年06月23日より
2008年06月27日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
楠木 建 一橋大学大学院国際企業戦略研究科(ICS) 准教授
昨日に引き続き、数多くの投稿をいただきましてありがとうございました。好きなことを仕事にしている人も、……
議長コメントを全文読む
2日目までに届いている投稿から...
「好き」だけでは生活できません (siluku・京都・パートナー無・32歳)
迷った挙句に「Yes」です。肺移植コーディネーターとして7年目になります。患者さんが安全に&安心して&満足のいく(納得のいく)肺移植を受ける為には必要不可欠な職業だと思いますし、やりがいも勿論あります。ただ、職業として確立していないので(ほぼボランティア待遇)生計を立てて行くことはできません。好きなことを仕事にする難しさをひしひしと痛感しています。
パートナー・家族と過ごす時間 (palka・アメリカ・パートナー有・28歳)
研究職を志すために留学し、学生兼研究補佐として働いています。好きなことを仕事にしているのですが、今一番犠牲になっているのは、パートナーや実家の家族と過ごす時間です。電話やオンラインチャットで頻繁に連絡を取ってはいますが、地理的に離れていて、時差も大きいので、やはり限界があります。また、収入も低いですし、パーマネントのポジションも少ないため、将来の安定も犠牲にしています。
職場の環境に満足しています。 (おぎゅ・愛知・パートナー無・37歳)
現在の仕事に就いたときは配偶者もいて、補助的な収入であればよいという感覚で仕事に就きました。選んだ職場が高等教育機関ということもあり、自分の知識を広げることができる環境にとても満足しています。配偶者と決別した今は、有期雇用の身でいずれはこの職場を去らなければならないことを考えると、少し不安です。
好きなこと、でも悩ましい。 (らふぃき・滋賀・パートナー無・28歳)
5年前新卒で就職活動をして、結局、「好きなこと」=まちづくりをできる仕事場を選び、今に至ります。それを自分の「得意なこと」にもしたいと思いながらも、マニュアルのない業務を形にしていくのは難しく、好きだけでは続けられないな、とも思う今日この頃です。
シゴト、大好きなんです! (hiromiwa・神奈川・パートナー有・36歳)
私が、「好きで好きでやりたい仕事」を選んだのは、中学2年です。興味は冷める事を知らず、業界では大手の会社に就職できました。これで好きな仕事につける!と思いましたが、最初の7年はさまざまな分野を担当、お陰で遠回りした、と思っていた落胆7年のキャリアは、独立した今の仕事に大いに役に立っています。中学の時のやりたい仕事とは少しだけズレましたが、現在の「好きで好きでやりたい仕事」を周りに感謝しながら、取り組んでいるところです。
生きるために (erigeneia・東京・パートナー有・29歳)
好きか嫌いか、仕事について考えたことがありませんでしたし、好きな仕事、やりたい仕事が全ての人に必ずあるというのは、幻想のような気がします。私は生活するために就職をし、自分を生かせる場所を求めて転職してきました。仕事に好きなことを求めていないのかもしれません。なので、私は、自分の力が生かせて、給料を貰えて、"この先"も働いていくのに十分な力を身につけられるかで仕事を選び、キャリアを重ねて行こうと考えています。
本当に好きなことを…… (れあれいん・滋賀・パートナー無・30歳)
本当に好きなことを好きなようにやるために必要なのが、生活するための安定収入と時間でした。まず、出来ることを仕事にすることで、仕事を習得するための時間を短縮。職場の人間との接触を避けるため、ある程度距離が確保できる立地。何より、週休二日は魅力でした。会社勤めですから、仕事の量が自分で調節できない故の残業は計算外でしたが…… これくらいは仕方ないかと、納得しています。
食べていけること (Faraha・茨城・パートナー無・31歳)
人より、年齢的に遅く就職しました。友人たちを見ていて、仕事以外の時間が大事だと思ったので、時間的にゆとりがあり、一生食べていけそうな職場を選んだつもりです。ただ、状況が許されたなら、もう少し希望に近い仕事へのチャレンジを続けたかったという気持ちはあります。強者(=何度でも失敗が許される社会的存在)ではなかったもので、あきらめました。
安定した収入が得られること (しまうまぴょん・京都・パートナー有・41歳)
これに尽きます。祖母は教員、母は公務員という家庭に育ったのが大きいと思いますが、私にとって働くのは当然のこと。仕事は自己実現でも自分が輝くためのものでもありません。生きていくのに、お金は絶対必要です。それを一生、自分で賄うことが最重要ファクターでした。今の会社は大企業で、配属先によってやりがいも人間関係も激変しますが、サラリーをもらう以上それは仕方ないと割り切っています(ちなみに現在の部署は、楽だけどやりがいは今ひとつです)。
理想は好きなことを仕事にしたい (ヨシエリアン・USA・パートナー有・40歳)
現在、私は無職なので再び社会に復帰するならどんな仕事をしたいかと自問することはたびたびあります。理想的には、好きなことを仕事にしたいのですが、仕事になったとたんに、「好きなこと」から「苦痛」になってしまうのかもしれない、と思ったりもします。好きなことなのに責任が生じるとそれが嫌いになる可能性があるからです。だから、仕事はお金を得る術だと割り切り、好きなことは仕事とは切り離して掌中で大切にしておきたいです。
仕事はカネのため、ぐらいが吉 (みぽみぽこ・宮城・パートナー有・37歳)
好きだから仕事にしたら、では好きじゃなくなったら仕事辞めるんですか? と思います。私は技術職ですが本来の性格としては、もっと外に出て行く方が絶対に合っている。でも現状、もっとも少ないリスク(投資)でもっと多いリターン(報酬)を得るには目の前の仕事を一生懸命頑張って努力するのが最短。カネのためと思って頑張っているウチに、わりと合っていないこともないかも、と思えてきました。それぐらいの気構えの方が良い結果を生みやすい気がします。
好きというよりも…… (きのこのこ・神奈川・パートナー無・37歳)
好きなこと、というよりはむしろ、得意で苦にならないことを仕事にしています。私の中での優先順位は、理想>報酬>自分の能力が生かせること>好きなこと、の順になっていて、好きであるということはあまり重視していません。趣味で好きなことは十分かなえられていますので。かつては理想に燃えて働いていた時期もありますが、今はそれがかなえられない職場にいます。力をつけてタイミングをみはからって、それが実現できそうな職場への転職を試みようと思っています。
3日目の円卓会議の議論は...
「『好きなこと』を定義する」
昨日に引き続き、数多くの投稿をいただきましてありがとうございました。好きなことを仕事にしている人も、そうでない人も、キャリアに関して何らかのトレードオフに直面し、ご自分なりの「選択」をしている点では同じであることがよく分かります。
好きなことを仕事にしているという人の例でいえば、silukuさんは「収入」をある程度犠牲にして肺移植コーディネーターとしての「やりがい」を選択していますし、palkaさんは研究職としてのキャリアを追求するために、パートナーや家族と過ごす時間の少なさというコストと、将来の安定というリスクを抱えています。
一方の、好きなことを仕事にしていないというグループのれあれいんさんは、安定収入と時間を確保するために、好きなことよりも「できること」を仕事にしていらっしゃいます。
実を言うと、「好きなことを仕事にしていますか」という僕の質問は、ある意味でトリッキーな面があります。というのは、
そもそも「好きなこと」が何かということを自分で定義できていなくては
、この質問には本当のところは答えようがありません。
「好きなこと」とは何か。自分自身の好きなことですから、一見自明のようなのですが、考えてみると本当に自分が好きなことの定義というのはなかなかに難しい問題です。「好きなこと」とトレードオフの関係にある「安定性」、「収入」、「自分の能力」というのはそれなりに把握することができます。
しかし、「あなたが好きなことというのは本当のところなんですか?」と聞かれても、スカッと答えられる人はそう多くはないでしょう。ですからerigeneiaさんのように「好きか嫌いか、仕事について考えたことがありませんでしたし、好きな仕事、やりたい仕事が全ての人に必ずあるというのは、幻想」ではないか、というご意見が出てくるのも自然なことです。
企業の戦略的な選択で考えてみましょう。成長を実現するために、新興市場に進出しようとしている会社があるとします。中国にするか、インドにするか。資源が限られているので、まずはどちらかに軸足を定めなければなりません。これは典型的なトレードオフの問題ですが、この戦略的な意思決定の局面では、中国とインドという2つのオプション(選択肢)のそれぞれのプラスとマイナスをわりと客観的に識別することができます。
好きなことと仕事との折り合いをどうつけるかという問題は、多かれ少なかれほとんど人が直面するキャリア戦略の問題ではありますが、上のような企業の「単純な」戦略的選択の問題と比べて、
肝心の「好きなこと」が、ほっておくとなかなかはっきりと分からないので、トレードオフ上の選択をしようにも、話はずっと複雑
なのです。
今回は、まさにこの問題を皆さんに投げかけたいと思います。
「好きなこと」とは本当のところなんでしょうか。あなたは自分自身が「好きなこと」をどのように定義していますか。
なるべく「好きなこと」の本質を抉り出すような言葉で投稿をいただきたいと思います。たとえば、いただいた投稿の中でらふぃきさんは「好きなこと=まちづくり」とお答えになっていますが、これはどちらかというと仕事の「種目」です。
僕がお聞きしたいのは、らふぃきさんの例でいえば、まちづくりというお仕事のどこが好きなのか
、ということです。palkaさんの例でいえば、要するに研究職としてのキャリアのどこに惹かれるのか、ということです。
多少やっかいな問いかけかもしれません。しかし、このことがあなたのキャリア形成の戦略を考える上で避けて通れない問題の中核なのです。この機会に、あらためて考えてみてください。引き続き積極的な投稿をお待ちしております。
楠木 建
一橋大学大学院国際企業戦略研究科(ICS) 准教授
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