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今週のテーマ会議番号:2475
好きなことを仕事にしていますか?
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4日目/5日間
働く人の円卓会議
1位
【開催期間】
2008年06月23日より
2008年06月27日まで
円卓会議とは

楠木 建
プロフィール
このテーマの議長
楠木 建 一橋大学大学院国際企業戦略研究科(ICS) 准教授
円卓会議議長一覧
数多くの投稿、ありがとうございました。本当に好きなこととは何か。自分についてのことであっても、そう簡……
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3日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 想像を現実にします (hiromiwa・神奈川・パートナー有・36歳)
私は空間デザイナーとして、こんなところが好きです。例えば、紙切れに「絵を描く」次に「CAD」作成と「3DCG」で立体的に。「色の構成」して「ディスプレイ」も考える。プレゼンしてGOが出ると、建物や、ディスプレイができあがっていく。ついに完成。紙切れに描いた想像上の物体が、目の前に出来てる。デスクワークでありながら、職人になっている自分が好きだし、仕事の行程1つ1つが実現に近づくようで高揚感が増し、やめられない。15年のキャリアはこうしてできてしまった。

yes 人の笑顔を見ること (ぱーと救急医・千葉・パートナー有・35歳)
医者をしていて、一番うれしいのは、やっぱり患者さんやご家族にありがとう、と笑顔を向けてもらう時。ああ、このために働いている! と思います。「誰かのために存在している自分」を確認できる瞬間です。

yes 悔しい! と感じる気持ち (yonesuke・愛知・パートナー有・30歳)
司会の仕事をしています。本当に好きなこと=「悔しい! 私だって! という気持ちがわくもの」だと思います。たとえば、私はフィギィアスケートを見て「すごいなー」とは思いますが、「私だってあんなふうに滑ってやる!」とは思いません。おしゃれな建築物を見たり、素晴らしい演奏を聴いて感動しても、「私だって!」とは思いません。そんな中、素晴らしい司会やナレーションを聞くと、「悔しい! 私だってこんなふうにしゃべりたい!」という気持ちがめらめらと湧いてきます。

yes 実験系研究職が好きな理由 (palka・アメリカ・パートナー有・28歳)
私にとっての研究職の醍醐味は、時間をかけてうんうん唸って考えたり、人と議論したりした結果、それまで分からなかったことが突然すっきり理解できる瞬間を味わえることです。自分が理解したことを人に伝えていくことも好きなので、いずれは教育もできる研究職につきたいと思っています。さらに、手を動かしてものを作ることも好きなので、実験系の研究を選んでいます。人の役に立てるからやりがいを感じる、というような立派なことではなく、あくまで自分本位で恥ずかしいのですが……。

yes おしい! という感じ (チャルダーシュ・東京・パートナー有・31歳)
まさに迷っているテーマです。「書くこと」が好きだからコピーライターになり、5年でディレクターにもなれて収入もアップし「ラッキー」とまわりに言われています。が、仕事は楽しいけどなんだか生きがいって感じはしないわ? と思うのです。私が好きなのは、文章を読んだ人が「これ買おう!」とかって思うことじゃなくて、安心したり笑ったりしてくれることなんだと気づき始めてしまった。どうしようかしら、この先。やっぱり、本当に好きなことで食べて行きたいな。と思います。

yes 天職と思える仕事 (IPウーマン・39歳)
子どもの頃から文字を読むこと、文章を書くことが好きでした。だったら文筆家、となりそうなものですが、そうはならず。学生時代から専攻してきた化学の知識を使って弁理士になりました。一日中特許文献を読み、明細書や意見書を書き、最新の化学、法律情報にも触れられる、と、まさに私の趣味と興味をそのまま仕事にしたようなもの。弁理士の中には訴訟やコンサルを主に扱う者もいますが、私は特許実務そのものが大好きです。肝心のペイもまあまあ。でも締切のプレッシャーはかなりきついですよ。

yes 結局好きなんだと思う…… (ちみ・三重・パートナー有・34歳)
高校国語教員です。新卒の段階では「それしか知らなかった」というお恥ずかしい状況で選んでしまいました。ワタシはこれをやるために先生になったんか?向いてないなぁ…と思うこともあるのですが、結局悩み多い高校生とくだらない話をしたり、「こんなん何の役に立つの?」と言われながら古文の解説をしたり、作文を添削したり、黒板をぴかぴかに磨いたりしている時間は結構楽しいので、あまり自覚はないことが多いのですが、好きなことを仕事にしているのだと思います。

yes 最近忘れがちですが…… (pearl513・東京・パートナー無・31歳)
昔から家電などの電化製品を触るのが好きな、変わった女子だったため、就職活動中は、メカニックな仕事を…… と思って、コンピュータのメンテナンスが主業務だった今の会社に就職しました。10年近い月日が経ち、今は机上でシステム設計やプロジェクト管理に終われる日々ですが、やはり好きでなければこんなに長い間、仕事を続けていられなかったと思います。いつも辞めたくなると、色々悩みますが「結局好きなんじゃん!」と思い返って辞めるのをやめてます(笑)

no 好きなことは飽きない (あきんぼ・東京・41歳)
初日に採用していただいた投稿には書きませんでしたが、好きなことは学生時代のアルバイトで経験し、その世界で稼いで収入を得ている社会人の先輩にヒアリングした結果、やはり大学での専門を生かす方法が安定した生活につながると判断しました。手芸や菓子作りなどの手仕事と接客が大好きで得意なので、手芸店を経営しながら、手芸教室を開くとか、自宅でパン・菓子・手芸教室を開くのが理想です。今は友人から頼まれた作品を作って腕を磨いてます。

no 好きを仕事にするのが理想 (pod・東京・パートナー無・24歳)
私は好きな事を仕事にしたいと考え、大好きな音楽に結びつく、楽器店に就職しました。しかし2年目に入った今も「楽器の販売」にどうしてものめり込むことが出来ません。私が好きだったのは「楽器を演奏する事」であるという想いが強くなっているからです。好きな分野であっても、職種や会社で求められている役割を好きにならないと、好きな事を仕事にしているという満足感は湧かないものだと感じました。今は、「演奏すること」を仕事にできるよう少しずつ準備を進めています。

no 仕事への原点を思い出しました (ぷり-む・神奈川・パートナー無・43歳)
困っている人の役に立つ事が自分は幸せ=好きなこと。高校時代の進路選択の思考が蘇りました。職業の第一希望の「ナース」は度胸の無さで止め、「食事制限のある人への美味しい献立作り」を目指した病院栄養士時代は、「心」だけでなくハイレベルな知識を要求される現実にたじろぎドロップアウト。当時は好きなことを仕事にしていく為にはその身そのままではいられない事を受け止められていませんでした。今は営業のサポート役。営業向きでない方にアドバイスし成長させる過程が喜びです。

no 探し続けて正解! (malulani・千葉・パートナー無・30歳)
「自分のやりたいこと=楽しんで充実できること」なので、転職を繰り返しながら、色々な仕事を、かじって経験して…… 最終的に好きな仕事を探していました。現在はまだやりたいことが出来ていませんが、次の会社ではそれが叶う予定です! ここまで8年。長かったけど、色々な会社、人と出会い、経験できたことが次の会社との出会いを生んでくれたと思っています。

no 好きなこと探し (鹿子・東京)
3年前に現職に就きました。前職は派遣社員だった事もあり、いろいろな事を学べる(経験でき)、かつ最低限の収入を見込める正社員ポジションを探しました。現在は小さな会社なので、かなり幅広い仕事をしています。その中でもこのエリアの仕事をもっと極めてみたい、と思えるものが漸く見つけられたので、これからは特定分野のスキルを伸ばせる環境を求めることになると思います。好きなことを仕事にする以前に、好きな事を探すほうが大変です、私の場合。
4日目の円卓会議の議論は...
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「何を『しない』か」
数多くの投稿、ありがとうございました。本当に好きなこととは何か。自分についてのことであっても、そう簡単に見つかるものではありません。みなさんの投稿を拝見していると、「やっているうちにだんだん見えてきた」、「いまでもまだ模索している」という方が多いようですね。

最初の段階からいきなり仕事に関して自分が本当にやりたいこと、好きなことということがはっきりしている人というのはむしろまれでしょう。僕もそうでした。

学生のころ、僕には「自分はこれが好きなので、こういう仕事をしたい」という展望はまったくありませんでした。そもそもきちんと仕事をしたことがないので、何が自分の好きなことなのか、どう考えてもはっきりしません。そこで(仕方なしに)考えたことは、「何をしないか」ということです。

つまり、本当に好きなことはよく分からなくても、「こういうことだけはしたくないなあ」という自分の嫌いなことは、それまでの限られた経験でも、はっきりと分かるだろうと考えたのです。詳細は省きますが、結局のところ、「卒業しても企業に就職するのはやめておこう」というのが当時の結論でした。あくまでも直感です。
が、そのまま会社に入ってしまうと、自分の「好きでないこと」にたくさん直面するような気がしたのです。それはわりと強力な直感でした。

で、何をしたかというと、実は何もしなかったのです。傍からみると「ダラダラしているだけ」だったのですが、「(本当に)嫌なことはしない」という原理原則には忠実でした。嫌いなことをしないようにしていれば、そのうち好きなことが見えてくるのではないか、好きなことがみえてくれば、それはきっと自分の能力が発揮できることなので、ある程度世の中のためになるのではないか。逆に、無理やり我慢して嫌いなことをしてしまえば、本当に好きなことが自分でもどんどん分からなくなっていくのではないか。これが当時の僕の考えでした。

その結果、20代の僕はずいぶんと回り道をしたのですが、30歳ぐらいのときにようやく自分の好きな仕事の輪郭が見えてきたのでした。いまでも本当のところ自分が何をやりたいのか、はっきりとつかんでいるわけではありません。しかし、徐々にではありますが、以前よりもよく分かるようになってきました。「(本当に)嫌なことはしない」というのは、中年になった今でも、僕の仕事についての原理原則です。

戦略とはトレードオフの中で選択をすることだ、という話をしてきました。トレードオフというのは、言い方を変えれば、「何をしないか」を決めるということです。「男である」というのは「女ではない」ということです。「北に行こう」という意思決定は「南には行かない」ことを決めるということです。もし「好きなこと」がいまひとつよく分からなければ、「嫌いなことをしない」、「何をしないか」を決めておくというのが戦略的な思考です。

僕から皆さんへの最後の問いかけは、
「仕事について、これだけはしたくないという『嫌なこと』は何ですか?」
「何をしないことに決めていますか?」

です。

できるだけ「嫌いなこと」の本質を考えてみてください。皆さんの投稿を楽しみにお待ちしています。

楠木 建
一橋大学大学院国際企業戦略研究科(ICS) 准教授
楠木 建


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