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今週のテーマ
会議番号:2475
好きなことを仕事にしていますか?
投票結果
55
45
601票
486票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2008年06月23日より
2008年06月27日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
楠木 建 一橋大学大学院国際企業戦略研究科(ICS) 准教授
昨日の問いかけに対して、たくさんの興味深い投稿をいただきました。ありがとうございました。「自分にとっ……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
「貢献への実感」が基準 (Perla・千葉・パートナー無・38歳)
我が社は製造業です。入社2年目、増産対応のため3ヶ月間組立工場で作業応援を行った経験があります。同級生からは「大学まで出て気の毒」「私ならそんな会社辞める」と散々言われました。しかし当の私はこの仕事が大好きでした。「この機械が世に出て人々の役に立つ」という思いがモチベーションの原動力でした。私にとって仕事の貴賎はありません。あくまで「貢献への実感」が好きな仕事の基準。まだ経験はありませんが、逆に貢献への実感がわかない仕事が私の嫌いな仕事なのだと思います。
優先できないことを捨てた (ドゥーイグレック・東京・パートナー有・48歳)
均等法以前での不況時で、選択肢は広くありませんでしたので、絶対ダメなことから捨てていき、就活しました。机の前にずっと座る、数字を見るなどなど、どう考えても苦手なことををのぞけば、あとは選んでるご身分では無かったので、ひたすら挑戦と玉砕を繰り返し……。そのとき得た職種を今もまっとうしていますが、20数年前、「好きで」なった職ではありません。というか、想像もできませんでした。今、この仕事を好きで、続けてこられたのはいい意味で、流れに身を任せてきただけのようです。
結果が「好きなこと」 (tealovers・広島・パートナー有・42歳)
「楽なことを仕事にする」(投入努力をなるべく小さくしたい)の一文に笑ってしまいました。私は人と接する仕事がしたい、というところから看護職を選びましたが、看護師になったら夜勤は大変だし、患者さんを抱えるのは重たいだろうし…… と考え、身体的なケアをすることがほとんどない保健師という職業を選んだのです。このように動機は不純!? でしたが、結果、人と接する仕事という点では大満足です。
いやな顔をされる仕事 (yonesuke・愛知・パートナー有・30歳)
就職活動の時、「飛び込み営業だけはしたくない」と思いました。どこへ行っても相手に煙たがられる、迷惑がられる仕事だと思っていたからです。それだけはしたくないと思って新卒で入った会社で、見事飛び込み営業の部署に配属されてしまい…… 来る日も来る日も初対面で会った人に嫌な顔をされ続け、毎日本当に辛くて辛くて、1年で辞めてしてしまいました。相手の態度を軟化させるのにやりがいを感じる人もいるのかもしれませんが、私はもう二度とやりたくありません。
「嫌悪」に目を向ける (武士道・愛知・パートナー有・33歳)
確かに、「好き」より「嫌悪」のほうがはっきり認識できることに気づきました。私にとって仕事でしたくないことは、「詐欺行為(またはそれに近いこと)」、「命の危険と隣り合わせであること」、「習熟度の低い人に使われること」とはっきり認識できます。大抵の人が20歳そこそこで進路の決断をせまられるのですが、「したくないこと」をまずリストアップするというのは発想の転換になります。色々な選択についての意思決定場面で応用できそうです。
やりがい、かな。 (あでーじょ・石川・パートナー無・44歳)
人材サービス会社で営業兼コーディネーターをしています。離婚した直後、生活して行く為に職種を考えず就業条件のみで応募し中途採用された契約社員です。仕事の中身はド素人。右も左も分からぬままスタートし5年目です。やめずにここまでこれたのは「人が好き」な私にピッタリの職だったから。人のサポートをして行くというところにとてもやりがいを感じますし、営業職ですから収入も追いかけられます。人に関わることをライフワークにしたいと思うようになりました。
「好き」が原動力 (ぴーやん・愛知・パートナー無・37歳)
好きなことやりたいことを迷わず仕事に選んだ私は、「好きなことがあっていいよね」と多くの人に言われました。そのたびに返した言葉は「好きなことは自分で見つけて決めるんだよ」と。ある日突然ふって沸いてくるわけではありません。私は仕事は単に生活のため稼ぐためのものとは思っていません。自己実現の場、生き様を示す場だと思っています。なので好きなことでなければ続けられない。好きだから、苦労を苦労と感じない、心が震える感動がある、いつも前に進んでいきたのです。
好きなこと。 (ハルヒ・千葉・パートナー有・31歳)
10代は好きなことしかしてませんでした。大学ももぐりでいくつも行ってたり、遠くまで勉強合宿行くのもぜんぜんいとわず。で、20代は大人になってみるか、と気の合う面接官に出会った仕事に就いて、どこ行っても私は変わらないなぁというのを体験し、子供を生んで「自分の仕事を作る」という本を読んで、考えました。私は自分の住む街が居心地のいい街になるように、動いてます。お金になるときもそうでないときも含めて、私は周りの人に元気で楽しく過ごしてもらうのが好きです。
仕事の中から好きも生まれる (福寿草のささやき・東京・パートナー無・57歳)
ソフトウエア会社の総務全般を主任という立場で担当していた19年間、多種多様な雑用も含めてあらゆる作業をやってきました。その中で感じたことはまずエキスパートになる事そして、仕事を深めていくうちに興味を持った仕事及びそこに関わった人を好きになる事でした。仕事そのものは単純な作業でもそこに人が関わる事で多様な側面が生まれます。初めに好き嫌いがあるのではなく好きを見つける自分の姿勢が必要と感じます。
出来ることから (BUNBUN01)
好きなことを仕事にするのは大変な努力が必要だと思います。社内でも自分の提案を承認してもらうまでの準備や承認後の結果を出すまでの努力はとても大切です。コツコツと自分の出来る範囲で結果を出すことによって、好きなことを仕事にすることに近づけるのではないかと思っています。
未だ模索中ですが (kaorikk・埼玉・パートナー有・43歳)
理系大学卒業後、通信会社で開発職、SE職、販売サポートや推進、などを経験し、営業職になった時には、避けて来た物がついに回ってきたと、とまどいましたが、和田裕美さんの本を読み、「実はやりたいという気持ちのある人の背中を押してあげることだ」という内容に目が覚める思いでした。短時間勤務のため売上件数や金額ではいまひとつでしたが、顧客満足アンケートで社長表彰をいただけた時、頑張ってよかったと思うと同時に、実は目指していた自分に近づけたのかとも思いました。
優先順位は、流れを第一に!? (kimirie・兵庫・パートナー無・37歳)
前の仕事は、大学生の時、就活をする機会を逃していたところ、教育実習でやりがいがあって楽しい! と思い、教師になりました。今の仕事は、家業を父が亡くなって一人っ子の私が継ぐことになり、することになりました。全然違う仕事だけれど、キャリアは積み上がっていると信じています。誠実に働いていれば、人脈、思考、経験、ダイレクトな繋がりはあったりなかったりですが、生かせることはたくさんあると思います。
5日目の円卓会議の議論は...
「戦略思考、5つの本質」
昨日の問いかけに対して、たくさんの興味深い投稿をいただきました。ありがとうございました。「自分にとって好きな仕事とは何か」はなかなかつかみきれない問題なのですが、発想を逆転させて「本当に嫌いなことは何か」を考えてみると、自分にとって大切なトレードオフが見えやすくなると思います。みなさんの投稿を拝見していると、水曜日の僕の問いかけ、「あなたの好きなことの定義は何ですか」よりもクリアな」ご意見が多かったように思います。
僕が担当する今週のサーベイは、戦略思考がどのようなものなのかを、皆さんの身近にあるキャリア形成の切り口から考えてみようというものでした。一見とっつきにくいようにみえる、
戦略とは何か、戦略的思考とはどのようなものなのか
が皆さんに伝わっていればさいわいです。
キャリアの問題を通じて戦略を考えてきたわけですが、僕から皆さんへお伝えしたかったメッセージは次の5つのポイントです。
(1)戦略とは
トレードオフ
です。
理想的にはすべての基準を満たすような仕事が望ましいに決まっているわけですが、資源や時間や能力は投入努力の量は誰にとっても限られています。ですから「あれもこれも」ではなく、「こちらを立てればあちらが立たず」のトレードオフがどこにあるのかを見据えて、主体的に選択しなければなりません。その意味で、戦略とは選択的な意思決定なのです。
(2)戦略とは
抽象化
です。
会社で働くのと自宅でできるフリーの仕事と、どちらが自分にとって良いだろう? このように「見たまんまの選択肢」をぼんやりと眺めているだけでは、真のトレードオフは見えてきません。それぞれのオプションがもっている自分にとっての価値とコストは、このサーベイの「好きなことは何ですか?」でやったように、自分なりにその本質を引き出して定義するという抽象化の能力を必要とします。
(3)戦略には
正解はありません
。
どこかにいちばん正しい選択肢があるわけではありません。人の数だけ「正しい」選択があります。何が正解かを探し、それを当てようとする考え方からは戦略は出てきません。正解はあなたの頭の中にしかありません。
(4)戦略は
自意識
です。
自分が何に優先順位を置いているのか、いつでも自覚し、意識することが大切です。自分の基準がはっきりしていれば、「何をしないか」という(一見ひるんでしまう)意思決定がやりやすくなります。自分の価値基準を忘れて、そのときどきの周囲の意見や雰囲気に流されてしまっては、いつまでたってもトレードオフを見据えることはできません。
(5)最後に、戦略は
(上手に)失敗するためのもの
です。
自分の戦略的選択が本当によいものかは、事前にはわかりません。つまるところ、成功か失敗かはやってみなければわかりません。これは企業の戦略でも、個人のキャリアでも、共通に言えることです。戦略とは、失敗を避けるためのものではありません。むしろ、失敗するために戦略があるといってもよいぐらいです。
戦略とその背後にある基準がはっきり意識できていれば、「ああこれはダメだったな……」ということが、「なぜダメだったのか」という理由も含めて、かえってはっきりとわかるものです。
これは明らかによろしくない選択だったという失敗が、納得づくではっきりとすれば、そのときは新しい選択に踏み出せばいいだけ
の話です。失敗の経験が豊かな人ほど、自分の価値基準を磨き上げることができます。失敗は将来のよりよい戦略的な意思決定の土壌になるのです。
一週間おつきあいいただきましてありがとうございました。またの機会を楽しみにしています。
楠木 建
一橋大学大学院国際企業戦略研究科(ICS) 准教授
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