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会議番号:2489

株や投資信託、ETFを持っていますか？

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【開催期間】
2008年07月07日より
2008年07月11日まで

円卓会議とは

このテーマの議長

田嶋智太郎　経済アナリスト

今回も、皆さんから本当に示唆に富むコメントを多数いただいています。「自分ですべてやるのではなくプロ�……

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3日目までに届いている投稿から...

厳しい目でチェックする (coo717・三重・24歳)

私たちの年代の年金はわずかだろうなぁと思ってますので、個人年金保険は必ず入ろうと思っています。投資信託も少額持っています。リスク商品とうまく付き合うというのは、“普段は忙しいから、自分ですべてやるのではなくプロにお任せして、こちらがときどき厳しい目でﾁｪｯｸしていく”というイメージです。“厳しい目”を持つのが難しいと思いますが、銀行で金融商品を販売していて思うのが、リスクにも大小いろいろあるということ、何もしないのが一番不安なんじゃないか、ということです。

余裕を持つために知識を得たい (Ekko・東京・パートナー有・45歳)

学生時代に奨学金生活をしていた際、わずかでも増やしたくて「中国ファンド」を買ったのが「運用初め」です。証券会社の口座はありますが、公共事業株を少し保有しているだけで、積極的運用はしていません。しかし、海外在住の友人たちが教育費やレジャー費を様々な分散運用で捻出している姿を見て「いつか私も、少しでもこんな余裕が出来たらな」と羨ましく思っています。希望するだけでなく、ぜひ叶えて行きたいですが、金融商品の量に頭が追いつかないのが現状です。

財産三分法で持ちたい (chemi・神奈川・パートナー有・32歳)

まだ大きな資産が無いため理想の形にはほど遠いですが、将来的には「現金・株など・不動産」を3等分ずつ保有したいとおもいます。不動産もREITで少額から投資できるので利用しています。将来は外国と日本を行き来する生活をしたいため、今から外貨建ての資産を持って、自分のモチベーションアップをしています。

株式投資を勉強中ですね！ (kimirie・兵庫・パートナー無・37歳)

父の持っていた物を母と半分ずつしたので、株だけ少し持っています。まだまだ、知識不足なので、今は下がったままで、悲しいですが、それでも、配当金や配当商品が届くので、楽しみもあります。比較的しっかりした会社の物を持っているので、あまり心配してないですし、もし、駄目でも、勉強のための投資と割切るつもりです。どんどん増やすとそんな気楽ではいられないのかもしれませんが、本を読んでも、スクールに通っても、ある意味では、お金は減ります。だから、あまり気にせず楽しみます！

外貨＋インフレリスクヘッジ (Gigi・千葉・パートナー有・24歳)

仕事柄、マーケットの動きをよく見ているので外貨投資をしています。今一番多く投資しているのが外貨ＭＭＦ（豪ドル）この先金利が４％を切るまではここで月々の積立投資をしようと思っています。為替リスクや換金時のコストがありますが、買付けを少しづつ＋長期投資にすることでリスク分散をしようと思っています。最近はインフレのリスクヘッジに少額ですが商品ファンドを買付けました。ガソリン価格が上がっても連動するので気休めになります。

安心材料が欲しいです (武士道・愛知・パートナー有・33歳)

一番危機感を覚えるのは物価上昇率と預金の利率とを比較したときです。まずは自分の所得を上げることはできないか、人生のスパンの中で考え、そしてその補助的要素として、投資についても考えてみたいと思います。身近では損をした人の話は良く聞くのですが、順調に値上がりしたという話は聞いたことがないのは、皆秘密にしているのでしょうか。安心して投資できるよう、順調な方の話が聞きたいです。

	これからの生活に (みいや・東京・パートナー有・45歳)
定期預金にあずけていてもたいして増えずがっかり、これから先の生活で必要なお金は少しでも増やしたい。株や投資信託などに投資してみたいです。まだまだ情報不足で挑戦はしていませんが、近いうちには投資して見たいと思っています

先が読めない (ポーチュラカ・福島・パートナー無・40歳)

私の母は、貯蓄を財産管理の方法として選びました。投資はリスクがあると思っていたようです。今では利率が雀の涙になって、「意味がない」とぐちをこぼしています。また、現役の頃は、社会保障が充分だったため、個人年金には加入していませんでした。しかし、物価が上がり続ける今、基本の生活費もぎりぎりになっています。長期的に経済を読むことが難しいと実感しています。

4日目の円卓会議の議論は...

「資源大国に私たちの所得（資産）が移転している!?」

今回も、皆さんから本当に示唆に富むコメントを多数いただいています。
「自分ですべてやるのではなくプロにお任せして……」とおっしゃるのは「ｃｏｏ717」さん。通常は、誰しも朝から晩まで相場に張り付いていられるわけではないので、投信を利用してプロの手に任せるというのも確かに一手です。「何もしないのが一番不安」というコメントにも大いに納得しました。

また、このところ人気のある新興諸国の株式や国際商品（あるいは、それらの価格変動に連動する債券）などに個人が直接投資するのは難しいものです。そこで、新興国ファンドやコモディティ投信などを有効に活用するという考え方もあるでしょう。

「財産3分法」を考えておられるのは「ｃｈｅｍｉ」さん。3分割がいいか、4分割がいいか……は個々の判断に委ねられますが、先読みの難しい時代だからこそ、資金分散の重要性というのは増してきますよね。
筆者が考えるこれからの3分法は「日本株・新興国ファンド・コモディティ投信」なのですが、これに外貨の取引を機動的に実践するための外貨証拠金取引（ＦＸ）も加わると、もっといいのかも知れません。

周知のとおり、昨今は新興国のなかでも取り立てて「資源国」の高成長が際立っています。もっともわかりやすいのは中東産油国で、現地では若い世代のお金持ちが急激に増加しています。ある意味、彼らの豊かさは日本のような資源小国からの所得移転によってもたらされたものです。
以前よりも高いガソリン代や電気料金、クリーニング代、食材価格などを支払わされてニッポンの家計からは豊かさがジワジワ失われていますが、その分だけ資源大国の人々は豊かになる……。
少しは取り返さないとワリに合わないと思いませんか？
その方法の一つが、資源で豊かになっている国で上場している株式や価格上昇が続く国際商品への投資であり、具体的には関連の投信やＥＴＦを活用するということになるのです。

皆さんからコメントをいただくのは本日が最後になってしまいました。
引き続き、皆さんが実践している資産運用の工夫であるとか、頭に思い描く理想的なスタイルなどがありましたら、どしどしお寄せください。

田嶋智太郎
経済アナリスト


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