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今週のテーマ会議番号:2494
増える性感染症。性教育の推進に賛成ですか?
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5日目/5日間
働く人の円卓会議
5位
【開催期間】
2008年07月14日より
2008年07月18日まで
円卓会議とは

油井香代子
プロフィール
講演依頼
このテーマの議長
油井香代子 医療ジャーナリスト
円卓会議議長一覧
とても中身の濃いご意見、ありがとうございました。今回も参考になる体験などをたくさんいただきました。 ……
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4日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes まさに喫緊の話題です (ドゥーイグレック・東京・パートナー有・48歳)
昨年、学校で生理を含めたレクチャーがあり、そのときにも親子で話し合いました。しかし本人が初潮を迎えたら、詳しくわがこととして話したいと思っています。この頃体つきも変わり、その日が近いことを感じますが、どう話したらいいかけっこう悩みます。私は性は幸せなこととして語りたいので、素敵なことだからこそ大切に考えて欲しいこと、そもそもは子どもを産むための行為だからこそ、責任があることをうまく話したいです。サーベイで経験者のお話を聞きたいです。

yes 小学4年生くらいのころには (meg助・栃木)
小学4年生くらいのころには既に、「性行為」というものがあるということは理解 していたと思います。自分たちでそのくらいですから、もしかしたら今はもっと早い段階で少しずつ教えていかなくてはならないのかも知れません。自分自身は具体的な教育を受けた記憶がありません。(さらっと保健体育で流した程度)きちんと教えてほしかったし、教えてもらわなくとも知る方法を知りたかったですね。性だけでなく「自身の行動についての責任」をもっと認識していたら……どうしたら深く認識出来るようになるか考えてしまいます。

yes 幼い頃から成長に合わせた内容で (Ekko・東京・パートナー有・45歳)
必要と考えます。中学の頃、「15の母」というドラマのタイトルが当時はショッキングで、評判になりました。しかし今も「14歳の母」というドラマが流行るように、いつも子ども世代が先に行くものですね。ネット経由での情報や携帯小説のドラマが溢れ、昔以上に主人公は無知で、女性を軽視している内容には憤りを感じます。「正しい情報」の提示はその時々で変わるかもしれないが、「本当に必要な知識」を保護者も社会も真剣に教授していくことが、現在のネット社会では肝要だと思います。

yes 家庭科、保健体育で習いました (白い炎・石川・パートナー有・33歳)
高校の時、保育の延長ということで、家庭科(女子のみ)で妊娠、出産とともに避妊、中絶、感染症などについて習いました。具体的に避妊具(コンドーム、リング、膣錠などなど)を手に取ってみたり、使用法を習ったり、中絶に関するレポートをまとめたりしました。性的暴行については、保健体育(男女共)で簡単にですが触れられました。高校生が性行為に関わることを頭ごなしに否定することなく、しかし大きな責任を伴うことを教えられ、振り返ってみるととても良かったと思います。

yes 地域学習の一環として (erigeneia)
性教育を学校で机を並べて勉強……ということに違和感を感じて考えたのですが、身近なものとして、親も含めた地域の方々と出産の話をすることからはじめて、様々な性の方、性感染症の方などと、実際に会う課外授業を行い、高学年になった時に、保健体育的な内容を含めていくのが良いように思います。

yes 小学校3年生くらい (武士道・愛知・パートナー有・33歳)
小学校低学年の時の先生が、「どんなにケンカをしても女の子のお腹だけは蹴ったりたたいたりするな」と何度も教えていましたが、これも立派な性教育だと思います。女性のお腹には子宮があって、という教育は小学校3年生くらいからが理解しやすいと思いますが、幼児をねらった性犯罪があることを考えると、守るべき体については幼児期から親がさりげなく教えた方が良いかもしれません。しかし男性を見たら逃げるようになっても困るので、難しいところです。

yes 事件などをきっかけに (フキノトウ)
私が思春期の頃、初潮を迎えた時、母が大変いろいろ気遣ってくれたり、私の方もいつもと様子が違うので、感受性の強い6つ違いの弟が「何かあったの?どうしたの?」と言ってきたのです。母はいいかげんな返事をせず、別の部屋に連れていき、説明していました。このように女性への気遣いととともに性教育をきちんと親がすること……成長する中でとても大切なことだと思います。現在兄弟のない家が多いですが、TV番組や事件などをきっかけに、どう思う?と問いかけながら話したらどうでしょうか?

yes 「寝た子」ではない (IPウーマン・39歳)
寝た子を起こすな、という言われ方をしますが、今の子は既に寝た子ではありません。ネットや雑誌による偏向した情報で「変な起こされ方」をされ、かえって不幸です。教育は早いほうがよいと思いますが、子ども達の理解力を考慮すると小学校高学年くらいから始めるのが適当ではないでしょうか。婦人科のお医者様や看護師さん、保健の先生等が多方面から教えられる仕組み作りが必要です。私も親として何ができるか、考え中です。
5日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
「子どもたちは幼くとも、大人が思う以上に性の知識を正しく理解できる」
とても中身の濃いご意見、ありがとうございました。今回も参考になる体験などをたくさんいただきました。

性教育に慎重な人は、IPウーマンがご指摘くださったように「寝た子を起こすな」的な考え方があるようです。でも、世の中の情報にふたをすることはできませんし、性の低年齢化は進んでいます。
Ekkoさんがネット社会の情報についても触れてくださいましたが、女性軽視や興味本位の情報で間違った知識を先に植えつけられるよりも、むしろ、できるだけ早く正確な知識を教えたほうがいいというのが、専門家の一致するところです。

長年、性教育に取り組んできた専門家の話を聞いた時に、「まだ、真っ白な状態からのほうが効果的。大人が思う以上に純粋に性を理解できる」と仰っていました。武士道さんは小学校3年くらいからが、meg助さんは小学校4年生くらいには、Erigeneiaは高学年からということご意見ですが、最近ではもっと早いほうがいいという考え方が増えています。小学校1年生からやるのが理想と、先の専門家は話していました。

フキノトウさんが事件をきっかけに自然に話を持ちかけるというご提案、家庭では必要だと思います。特に、武士道さんが御心配されるように、幼児を狙った性犯罪が増えている現状を見たら、寝た子を起こすな的考え方は、もう通用しないとつくづく思います。

ドゥーイグレックさんは学校の性教育をきっかけに親子で話したということですが、大上段に構えずに、自然に入っていけますね。白い炎さんは高校生の時に受けたということですが、避妊法を具体的に知ることは、絶対に必要だと思います。大人でもコンドームをいつ装着したらいいのか、正しい知識のない人が多いようです。

以前、高名な心理学者が少女たちが簡単に性を売る風潮を嘆き「たとえ心や体は傷つかなくとも、魂は傷つく」と仰ったことがありますが、とんでもない。体は確実に傷つきます。年齢が低いほうが性感染症の感染リスクは高まりますし、将来、子宮頚がんや不妊のリスクも高まります。とかく性教育は道徳面から語られますが、もっと、現実的な体が傷つくという面を強調してほしいものです。

この1週間、皆様からの投稿を頂き、改めて性教育の現場は「格差」があることを知らされました。ほとんどない学校から、きちんと取り組んでいるところまでさまざま。性感染症や望まない妊娠をした少女たちの声を聞くと、その知識のなさに驚きますが、これも格差の表れかもしれません。皆様のご意見、性教育の現場で頑張っている人たちにも、とても参考になったと思います。ありがとうございました。

油井香代子
医療ジャーナリスト
油井香代子


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