|
いろいろなアングルからのコメントありがとうございます。 生徒のアングルになったり、お客さんのアングルになったり、 ドラマやニュースを見ても事件をいろいろな人のアングルから見てみる。 そうすると立場や役割が理解できていつもと違った発想が湧いて来ます。商品に対する不満も、文句を言うだけで留まらず、それを改善する 事を考えるとそれは新商品になります。 あるテレビの名演出家は、ディレクターが伸びるには他人のテレビをあげ足をとりながら見る、とイイ演出でできる近道だと言ってました。自分が言うあげ足は「自分ならこうする!」という自分だけの演出論になるからです。
今日は「もうすでに何かを考えている!」というコツの話です。 ウンウン唸ってもなかなかアイディアさえも浮かばない…… と言う人に オススメです。 もうすでに…… 何かを考えている……。一体どういうことなのか? ゲーム感覚で実践してみましょう。 例えば新しいテレビの企画を考えてみる。 一体どうするのか? まず、テレビのジャンルを短冊に思いつくだけ書いてみます。 「ニュース」「コント」「料理」「占い」「クイズ」「ランキング」「アニメ」「歴史」「雑学」「恋愛」「時代劇」「韓流」「旅行」「ワイドショー」「情報」「生放送」「ゲーム」「対決」「再現VTR」〜etc
ジャンルなら、テレビ欄を見るだけでドンドン出て来ます。これを神経衰弱の様に裏返しにしてシャッフルします。そして、無作為に2枚の短冊をめくってください。 例えば、「雑学」と「恋愛」をめくったとします。 「雑学+恋愛」の番組って一体どんな番組なのか? そうすることで、もう、考え始めてませんか? 恋愛に関する雑学を紹介する番組なのか? 雑学をイッパイ知っている男女がお見合いする番組なのか? 雑学で勝ち抜いた男がマドンナに告白出来る番組なのか? いろんな企画を考えだしています。 この中から、一つ選んで、それを磨き上げるというのが企画です。
テレビのジャンルという例は自分の仕事でも応用できます。 自分の仕事のジャンルをあげて2個めくればイイのです。
という事で本日の質問は「“雑学”と“ニュース”であなたはどんな番組を考えますか?」でお願いします!
樋口卓治 放送作家 |
 |
|