| アイディアを思いつくのは、才能ではなく、考える時間の長さ |
放送作家の樋口卓治です。
本日も色々なアングルからのコメントありがとうございます。 「考えるコツ」に関して本日が最終日とまりました。
sai1019さんの「まずは、その企画が実現すると、自分は楽しいのだろうか?だれかのために役に立つのだろうか?」を頭に入れて考えてるという意見に共感します。いつも僕も番組を考えるとき、視聴者の読後感を意識しています。番組を見て少しだけ元気になってほしい! という思いを込めてネタを出し、台本を書き、プレビューを重ねています。 「笑っていいとも!」をやらせてもらっていますが、いつも「風邪を引いて学校を休んでこっそりみている生徒」を思い浮かべながら番組を作っています。 かつての自分がそうだったからです。
nk513さんの「その企画にまったく関係ないものに触れてひらめくことが多いように感じます」にも共感します。 僕も原稿が溜まって忙しいときにこそ、エイ! と別の会議に出掛けるようにしています。他の会議を休んで家にこもって原稿を書く方が効率がイイように思えますが、外で仕事をしている方がアイディアを思いついたり、捗ったりするんです。
宵待月さんの「アイディアがひらめいた! こんなこと思いつく私ってすごい! と思いきや、そういったアイディアの製品や、すでに実行している人がいると知ってガッカリすることが多いです」も共感します。僕もしょっちゅうです。そんなときは、それを思いついた誰かの会議を想像します。さぞかし盛り上がったんだろうな! テンション上がっただろうな! と。そうすると自然とヤル気が出てきます。
Coco Bennieさん「テレビがライバル」と言う意見にドキッ! としました。そんなライバル関係の教育といつかコラボして番組ができたらイイなと思います。 勉強とテレビが共通の企画を画面と画面の向こうで始まるような! 双方向テレビ時代がそろそろやってくるときの夢です。
という事で一週間に渡って企画を考えるコツに関して考えて来ました。 その最後にお伝えしたい一言があります。 それは企画やアイディアは絶対に思いつく! という事です。考えることをやめなければ絶対に思いつきます。ここ最近、思う事。それは人に嫉妬したり、人を尊敬できるのは「考えている時間の長さ」です。決して才能ではなく長さ! そんな言葉をまとめにかえさせて頂きます。一週間ありがとうございました!
樋口卓治 放送作家 |
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