毎回、たくさんの投稿をありがとうございます。Yesの方が、7割以上で何らかの形でバランスの崩れを実感されている方が、多いですね。自分で気が付いてしまうと、鏡を見るたびに嫌な気分になったりしますが、今の自分の姿として受け入れるようにしてください。これは違うと否定すると下り坂を下りるスピードが速くなってしまいます。
これまでの投稿では、たるみなど筋肉の衰えからバランスが崩れてきたという内容のものが多く寄せられました。筋肉の衰えは、見た目にも老けて見えたり、不健康な印象を与えてしまいます。たるみやシワなどの変化は目に付きやすいのですが、表情の変化はどうでしょう?
笑っているつもりが、引きつってしまう。口角を上げて明るい表情にしたいのに、スムーズに上げられない。頑張ろうと思うと眉間や口元に力が入って怖い感じに見えてしまうなど、表情が思うようにつくれないことはないでしょうか。若いときと違うなと感じることがあれば、筋肉が衰えて柔軟性や弾力が低下し、表情の動きが小さく乏しくなってきていると考えてください。 たるみ等の衰えは、できるだけ避けたいことですが、表情が乏しく笑顔も不自然に見えることも、何とか対策を講じなければなりません。
“ポーチュラカさん”や“真打ちさん”も指摘されていますが、たるみやシワがあっても、表情や笑顔の明るさで雰囲気が変わり、若々しく元気さが勝ります。「年齢を重ねてシワが寄ったり肌のハリがなくなったことで、柔和な感じになり、現在の顔が今までで一番好き。」とコメントしてくれた“IPウーマンさん”、いくつになってもそのときの顔が好きと言えるように、内面を豊かに充実した毎日を過ごせたら最高ですね。
フェイスニングを指導して感じることは、表情を押さえ過ぎている人が多いように感じます。表情を動かさないと筋肉の衰えも早くなる、さらに表情が乏しくなる、筋肉をしっかり使うことが少なくなるという悪循環に陥ってしまいます。この順番を逆転させ、表情も顔の筋肉も衰えさせないようにしていきたいものです。そのためには良く笑う、おしゃべりする、表情をはっきり表わす。顔の筋肉を大きく使うことを心がけましょう。さらに効果を引き出すために筋肉の働きを考えたトレーニングを取り入れることをお勧めします。
実際に動きを見ていただくのが一番ですが、簡単なものを明日はご紹介しようと思います。皆さんにお聞きしたいことは、トレーニングのどんなことに興味がありますか? すでにトレーニングを実践している方は、その目的、効果についてです。明日も具体的な体験談お待ちしています。
菅家ゆかり フリーアナウンサー、表情アドバイザー |
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