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皆さん、貴重なご意見ありがとうございました。ゲーム機を持っている方、そして持っていない方も、どんなゲームが好きか、またどんなゲームだったら許せるか、についてのご意見ありがとうございました。
車好きなjunnoさんが『グランツーリスモ』シリーズでストレスを解消させるというのは、まさしく理解できますし、ooponさんのように、いまだマリオなどのキャラクターゲームに興味を持っていただいているのは、ゲーム業界の人間にとっては嬉しい限りです。 ただ今回のご意見で、多くの方々がゲームの内容よりも、むしろゲームとの距離、つまりゲームとの接し方のほうに関心を持っていると、私は感じました。
ゲームに接するのなら、のんびり楽しめる空間で複数の人と楽しみたいというポーチュラカさんのご意見は、参考になりました。これはある程度ゲームとの距離を考えてらっしゃるご意見ですし、自分が若干ハマリ気味で、家でやる暇はないので、通勤時にちょこちょこやってしまい、おかげで本を読む暇がなくなったというtekikiさんは、むしろゲームとの距離が近くなっているケースのように思えました。 距離が近くなりすぎると、マグノリアさんのように、やらなければならない仕事が片付かないなどの弊害が起き、ゲームに費やす時間が危険だという考えに至るのは当然です。 まさしくその原因は、こぽちさんのご意見にありましたように、ゲーム機は子どもにとってもそうですが、あらゆる年代の人にとっても「魅力的すぎる」ということなのです。
先日開催された『東京ゲームショウ2008』で配られた小冊子にも、子どもに対し「ゲームを賢く遊ぼう」という趣旨の啓蒙マンガが載っていました。制作者側も、実生活をないがしろにした遊び方をしてほしいわけではないのです。
そうなるとゲームへの適度な距離のとり方、接し方を各個人で考えるしかありません。そこで次の質問です。皆さんは節度ある遊び方を工夫していますか? 工夫していらっしゃれば、具体的な方法などご意見いただければ幸いです。なければ、うまくいかなかったケースを教えてください。ご意見お待ちしております。よろしくお願いします。
山野辺一記 アニメ脚本家、エッジワークス代表取締役 |
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