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皆さんから、どうやってゲームを切り上げさせているか、具体的な方法、体験などの貴重なご意見をいただき、ありがとうございました。
HITOMIさん、papiolさん、IPウーマンさんなどの各ご家庭のように、ゲームを購入する時やゲームをやるときに「大事なことをした後で」や「決めた時間を守る」など、約束しておく形が多いことは参考になりました。ただ、これはうまく自己管理が成功している例かと思います。多くの方や大半のご家庭では、Donky0022さんのご意見にもありましたように、お子さんが食事前でも「今対戦中で切れない」というような、一定時間ではやめられず、切り上げるのが難しい状態なのかもしれません。 カバクンさんのご意見にありましたように、確かに「没頭すること」はゲームの楽しみのひとつではあります。しかし、お子さんがゲームに夢中になっている場合など、だいあさんのおっしゃる通り、親が見てあげなければ、お子さんたち自らで管理するのはやはり難しいのではないかと思います。
今回の円卓会議で、ゲームというものについてさまざまなご意見を知ることができました。同時に、ゲームについての具体的な問題も知ることができました。 夢中になりそうなのでゲームには接しないというEugenieさんのご意見も理解できますし、真打ちさんのご意見にもありましたように、指先や目を酷使してしまうという問題も確かにあると思います。それらの問題に対し、ゲーム業界では、よりよい形でゲームに接してもらおうという取り組みを始めています。
前回アニメーションのお話をしたとき、アニメーションが日本の誇るべき文化であり、産業であると感じている方が増えているようでした。とても嬉しく思います。 ですが、コンテンツ業界において、貿易収支で言えば、黒字なのはゲーム分野だけなのです。ですから、私は誇りと責任を持ってゲームを作っていきたいと考えています。そして、皆さんにより楽しんでいただき、生活の中にうまく溶け込んでくれることを望んでいます。 五日間、多くのご意見、本当にありがとうございました。
山野辺一記 アニメ脚本家、エッジワークス代表取締役 |
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