自分で考え、自分で選び、自分で行動する。意志のある人たちが集う“場"それがイー・ウーマンです。 サイトマップお問い合わせ| english
ewoman検索: 過去のサーベイ検索
HOME CAREER@ NEWS@ MONEY&REGAL BODY@ SOCIETY@ ACTIVE LIFE@ 6ジャンルについて
>>> 旧リーダーズ/メンバーからの移行登録について
イー・ウーマンとは
参加する
円卓会議 働く人の
円卓会議
表参道カレッジ 人から学ぶ、
人と学ぶ

表参道カレッジ
国際女性ビジネス会議 国際女性
ビジネス会議
読む
winwin対談 佐々木かをりの
win-win対談

今週のテーマ会議番号:2589
あなたは「中福祉・中負担」が良いですか?
投票結果
53  47  
185票 163票

この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。

2日目/5日間
働く人の円卓会議
4位
【開催期間】
2008年11月17日より
2008年11月21日まで
円卓会議とは

森信茂樹
プロフィール
講演依頼
このテーマの議長
森信茂樹 中央大学法科大学院教授、東京財団上席研究員
円卓会議議長一覧
2日目は、「負担」の方から話を始めましょう。下図は、OECD諸国における日本の税・社会保障負担です。 ……
議長コメントを全文読む
1日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 社会保険を除くと「低」レベル (月のしずく・京都府・パートナー無・35歳)
財源の充て方で日本の福祉レベルをみると、厚生年金・健康保険は高レベルでも生活保護や障害者福祉などは低レベルと、正社員として働く人とそうでない人の間で大きな差があると思います。福祉には、必ず財源が必要です。多くの人が納得して負担するには、「なぜその負担が必要か」「負担することで自分は何を得られるのか」「社会はどう良くなるのか」を十分に説明しなければならないと思います。宴会の例も、2案を示した理由や経緯を説明すれば、みんなの意見もまとまるかもしれません。

yes 負担が少ない割には充実 (みやぎ・東京都・パートナー有・34歳)
日本の福祉は「中」だと思います。消費税が西・北欧諸国と比べてずっと安い割には、多様な福祉サービスがあり、十分とはいえないまでも誰もがなんらかの形で恩恵をこうむっていると言えると思います。ただ、市民の政府への依存度が高すぎるため、チャリティや市民団体による福祉の成長が遅れているような気がします。

yes 悪循環の連鎖 (真打ち・栃木県・パートナー無・39歳)
日本の福祉は、比較すると中の下あたりに位置するように思う。福祉従事者への賃金の低さが、それを代弁しているのではないだろうか。退職者の影響による 個人負担の増加に加え、低賃金・重労働では従事者が定着しないのも頷ける。以前から叫ばれて来た課題にも拘らず、余り進展はなかったように思う。アジア諸国の人が福祉業務に就くなど、具体策もあるが 一部の問題として扱わず、社会全体で福祉について更に考える必要があるのではないか。

no 福祉に携わる人にこそ高収入を (琴祐・埼玉県・パートナー無・37歳)
夫が介護事業所勤めで住宅のリフォームを手がけています。土日出勤当たり前で朝から晩まで働きながら給与は低くボーナスも望めません。生活保護で優雅な生活をしている人もいるとはいえ、そうであっても福祉の根幹が揺らがない社会が理想。しかしいまは支える福祉事業者が倒れる寸前です。利益を望める業界ではないからこそ、国の予算を厚くして欲しい。団塊世代はお金持ちが多いだろうから、5年後には高齢者福祉から子育て世代(特に障害児を持つ世帯)へと福祉サービスを移項してほしいです。

no 高負担でも、安心の将来を (lady・兵庫県・パートナー無・40歳)
私は、年収の半分以上を税金に支払う北欧のような制度でもかまわないと思っています。公共の福祉や、将来、高齢で働けなくなった時に安心して暮らせる保証をされた方が、今の将来が見えない状態よりも社会が安定するように思えてなりません。若い人たちの無気力や、無差別な犯罪も、将来への不安からきていると思います。大幅な保険福祉の制度改革の時。思い切った変革を望みます。

no 日本の福祉は中の低 (ampemi・愛知県・パートナー有・50歳)
先進国の中では中の低と考えます。高福祉高負担の北欧諸国は、大学まで教育費がかからず、学問は平等に与えられています。その他の福祉も充実し真似したいですね。各国の実情を十分に調査検討して、日本独自の福祉を作り上げて欲しいです。税金の無駄使いが無くなれば、納得して国民は協力するはず。残念な事に信頼出来ないため、税金アップに反対の意見が多いのが現状と私は思います。

no 低だと思います (うっこ・福岡県・パートナー有・46歳)
高福祉・高負担を希望しています。たとえ税率が跳ね上がったとしても、老後や教育、病気に心配のない国であってくれるのなら、納得します。国民の数が違うので難しいかも知れませんが、やはり北欧の福祉の充実ぶりは魅力的です。老後や失業に心配のない国を作ってほしいものです。

no 内容しだい (noruru・京都府・パートナー無・38歳)
「中福祉、中負担」とは何なのでしょう。独身の私にとって現状は「低福祉、高負担」のように思えます。親は年老いてきていますが、今は自立出来ている為、バスの敬老パスくらいだし。子どもができたとしても、保育所は6時までしか預からない行政だし、因みに会社が終わるのは5:30で通勤2時間。各論ではなく、全体を議論しないとわからないと思います。年金、医療、福祉全体を議論すべきとしかいいようがありません。

no 自分達の努力も含めた福祉の向上 (ぷり-む・神奈川県・パートナー無・43歳)
母親が障害者1級だったので、我家は長らく「福祉」とはご縁がありました。年金も頂き、タクシー利用券なども支給されたが、質や量の多寡ではなく、そう言った機能が働く国であること自体をありがたく思い、感謝していた……と言うのが母を含めた家族の総論。国が行う分、面倒な事務手続きには閉口したのが苦言。私は「小さな政府」と言う考え方を支持。今後は国に頼りすぎず、まずは家庭や地域で自分達の福祉考える。求めるだけでは無く「与える」精神が必要な時代になって来ると思います。
2日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
「日本は低負担の国」ということを実感しますか?
2日目は、「負担」の方から話を始めましょう。下図は、OECD諸国における日本の税・社会保障負担です。



負担という場合、税金と社会保障負担(医療保険、年金保険、介護保険料等の合計)の合計をいいます。どちらも国家に強制的に徴収されるものだからです。これをみると、日本の負担は、28カ国中23番目です。日本より低いのは、ギリシャ、韓国、米国、スイス、メキシコです。EUには、消費税率を15%以上にしなければいけないという共通ルールがあります。他方で米国の負担が低い最大の理由は、一般家庭向けの公的な医療保険がないということです。米国で病気になると大変なことは、映画「シッコ」に描かれているとおりです。

先日、わが国の科学者3人がノーベル賞をもらいました。テレビ会見を見ていたら、日本は研究開発、特に基礎研究に対する支出のGDP比がOECDで一番低いと言っておられました。また、教育再生会議などで、日本の教育費のGDP比はOECDで最低だと言っています。日本の医療費、これもOECDで最低水準です。

これらは全部事実です。では、なぜ、これらの財政支出がOECDで最低水準なのでしょうか。この原因をさかのぼっていくと、結局、税負担がOECDで最低水準にあるからという事実につき当ります。税収という分母が低いので、歳出も全部低い水準にあるということです。私は、これを聞いていて、医療も、教育も、科学振興費も、GDP比で日本の水準が低いという背景には、GDP比で日本の税負担が一番低いということ、したがって、医療、教育等の給付(受益)が増やせないという現実があるということを感じました。したがって、負担と給付とは、併せて考えていく必要があるということでしょう。明日は、公共サービス(給付・受益・福祉)の状況を考えます。

本日の問いかけは、みなさんは、日本が「低負担」の国と知って、どう感じますか? 実感があるかも含めてご意見を聞かせてください。


森信茂樹
中央大学法科大学院教授、東京財団上席研究員
森信茂樹


関連参考情報
■ 「後期高齢者医療制度、続けてほしいですか?」
高齢者医療費の分担については、さまざまな意見があります
■ 「日本は小さな政府を目指すべきだと思う?」
2005年の衆院選は、「小さな政府」を提唱した自民党の歴史的大勝に終わりました
■ 「日本財政の借金、不安に感じますか?」
この国の借金、子どもや孫たちに任せるのでいいでしょうか
■ このジャンルの過去円卓会議をチェック
■ このジャンルのトップページへ

今週進行中の円卓会議一覧

e-shop
メロンリペア メロンリペア
15万箱 突破!
抗酸化サプリメント
アクションプランナー アクション
プランナー

時間が見える大人気の手帳
ビジネス
イー・ウーマンに依頼する イー・ウーマンに
依頼する

イー・ウーマン調査 働く女性の調査
マーケティング&ブランドコミュニケーション マーケティング
ブランディング
コンサルティング

講演・研修のご依頼 講演・研修のご依頼
メディア掲載一覧 メディア掲載一覧
取材のご依頼 取材のご依頼
リンク
ワーキングウーマンの意識調査 asahi.com
私のミカタ
ワーキングウーマンの意識調査 佐々木かをりの
ブログ

kaorisasaki twitter 佐々木かをりの
Twitter

 ©2000-2009 ewoman,Inc. 個人情報について利用規約各種お問い合わせ・お申し込み会社概要| english