たくさんのご意見ありがとうございます。いろんなご意見おもしろいですねー。すぐに一冊の本ができそうな勢いです。子育てが大変というイメージが少し先行していますが、子育て自体はずーっと人間が自然に行ってきた営みです。何か特別なことではないはず。
しかし社会の大きな変化や急激な技術や価値観の大転換が、子育てを難しくしてしまっているようには感じます。シンプルな本質は変わらないけど、子育て環境は刻々と変化します。いろんな話や相談ができる相手、別に困っていなくても必要な時代かもしれませんね。
といっても都市部では「hiromiwaさん」のように、なかなか相談相手がいないこともあります。人はたくさんいるのに、その中で孤立化したり孤独を感じてしまうこともあります。人が周りにいるからこそ余計に、つらく悲しくなることもありますね。 反対に郊外になると、まだまだ地域性があり三世代同居や時には四世代同居なども見られますね。多くの人の中で子どもが育つ事は、子どもにとって大変よいことだと言えます。しかし嫁姑の関りの難しさや、多様な人間関係の中でちょっと疲れることもあるようです。
このように住んでいる地域性や環境により、相談できる状況は大きく異なっています。「親はなくても子は育つ」ということわざがありました。確かにそのような時代もありました。しかし、その時代には、村や地域そして大家族や子ども同士が、お互いに子育てを助け合いカバーし合って、共同体として子育てをしていました。もちろんその中でいろいろな相談や体験を聞くことができていました。
しかし今はそんなことはなかなか難しいです。だから「昔みたいにしましょう」というわけではありません。昔あったネットワークとは少し違うかもしれませんが、現代に応じた新しい仕組み作りが必要になっています。それが「子育て支援」といわれる仕組みです。その中においてさまざまな相談や仲間作りが行われています。 なかなか相談相手ができないときにはそのようなものも上手く活用してみましょう。 それでは今日は「誰に相談していますか?」あるいはまだこれから子育てという人は「誰に相談したいと思いますか?」ということをお聞きします。親や旦那さん、ママ友だちや保育所の先生など、いろんな人がいますね! 皆さんのご意見をお聞かせください。僕の相談相手は、やはり奥さんですね。ちなみにうちの奥さんも保育士です。だから意見が違うと、それはもうすさまじいケンカになります。プロ同士は難しいですね
小崎恭弘 神戸常盤大学短期大学部 幼児教育学科准教授 |
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