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今週のテーマ
会議番号:2645
雇用不安、明日は我が身と感じますか?
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【開催期間】
2009年02月09日より
2009年02月13日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
山田厚史 朝日新聞 シニアライター
経済の暗転が労働現場に息苦しさを広げていることを実感する一週間論でした。 「派遣」という労働は、働……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
派遣会社は? (ぽてこ・東京都・パートナー無・41歳)
従来は派遣の低賃金と不安定さは、ある意味自由度の代名詞であったと思う。地方出身者の私はバブル世代だが、家賃の払える給料を得るためには職種や会社が限られた。その点では選択は自己責任だと思う。しかし、調整弁としての派遣を最初から受け入れたとしても、解雇や契約切れによる生活の最低限の保障は、国が確保すべきではないか。また、議論の中で派遣会社の存在感があまり無いようだが、正規雇用における福利厚生のような体制は、派遣会社が関与しなくてよいものだろうか。
チャンスは平等に (minerva21・福岡県・パートナー無・33歳)
私自身、正社員から派遣社員そしてまた正社員へと働き方を変えてきました。派遣社員を選んだのか、仕事がなく派遣社員を選ばざるを得なかったのか、いろんな形があると思います。一度非正規社員になると、いつも雇用不安に怯えながら生活しなくてはいけない社会はおかしい。せめて非正規社員が社員として働くことができるチャンスだけは、整備して欲しいと思います。現状では形だけの社員登用制度が多く、あまりにも狭き門だと感じます。
働く、という行為は同じなのに (meg助・栃木県・パートナー無・36歳)
給与右肩上がり大手で営業事務職に派遣されています。この会社、事務方の女性はほぼ非正規雇用です。正社員と同じ福利厚生と謳ってはいますが、時間給で昇給の無いまま仕事は単なる補助ではありえません。就業時間の半分を携帯メールとタバコで費やしている人が居て、なぜ今まで事務方から苦言が出ていないのか不思議です。「望んでこの立場に居るから」でしょうか? 正社員だった頃は給与は2倍でしたが身体を壊すまで働きました。この差は? 考えても考えてもいまだにわかりません。
それぞれが大切なのです (yakuya・福岡県・パートナー有・34歳)
非正規雇用の雇用の継続の不安定・不明確さは当然わかっていた事ではないでしょうか。雇用の安定を求めながらも、それとは反する働き方をしている人が多い事が問題なのです。弊社では契約で働く数名に正社員化の提案をしましたが断られました。臨時で働いてくれる人材がいる事は企業経営存続として必要です。また正規という形での人々の生活の安心も日本社会の安定には必要だと思います。だからこそ、非正規・正規のそれぞれの意義を再確認し、人々が本来望む働き方で働ける社会を作るのが大切だと考えます。
おかしいと思う (ハルヒ・千葉県・パートナー無・31歳)
入社のカタチだけで、同じ時間同じように働いていて時給が違うというのはどう考えてもおかしい。これから先、労働者が激減するのを目前にしてこの状態を続けていることが信じられません。なんか、たった10年後なのに、わかってるのかな?と思います。その時に果たしてチカラのある労働力が培っているのか。いきなり人が出来上がるわけではないことをわかっているのか。私たちの国は暢気過ぎる。ありとあらゆることを考る今、ゲームセンターに大人がたかっているのを見るとがっかりです。
国としての方向性を問われている (lady・兵庫県・パートナー無・40歳)
日本も、国民みな中級階層と言われた時代から、格差社会に移る動きが加速しています。ブータンのように、「国民総生産」ではなく「国民総幸福」を指針として掲げている国もあります。一方、輸出依存型の日本の経済は、非正規雇用無しには国際競争力を失うことは明らかでもあると思います。非正規の労働力の上に作り上げた社会を、安定雇用の確保へ向けるには、これからの国としての方向性を、大きく見直すことが求められているのではないかと思います。
人は道具ではない (oopon・千葉県・パートナー有・38歳)
家族が派遣社員として勤務する会社で、非正規雇用者全員の契約解除を行うと発表があったそうです。その中所属営業所だけは、営業利益が黒字という理由を武器に、特例で非正規雇用者の継続雇用が決まりました。正社員と同様に企業に貢献してきた人に対して誠意を示すことは、その企業の経営姿勢を示していると思います。最終的に契約解除という選択となっても、働いてきた人に対して労をねぎらう姿勢が見えない企業は、正社員であっても、企業の道具として扱われているように見えます。
それは「違い」のうち (RICOMIND・長野県・パートナー無・47歳)
20年以上今の会社で仕事をして来ました。企業に求められる課題は時々によって変化し、増えています。たとえば、最近ではJSOX。企業内部統制のために、多くの社内整備が求められ、それは社員への負担となり業務+αの労力を求められます。一方非正規社員には、+αは最低限でしょう。責任や、作業、実務以外の「企業活動」は担いたくない、または、今は担えないと、非正規の道を選択する人も少なくないでしょう。その結果、身分保障のリスクに差が発生するのも、「違い」のうちではないでしょうか。
非正規社員はイバラの道なのか (marco302・パートナー無・37歳)
この不況になり、非正規社員、正社員ということがクローズアップされるようになったように思います。今まではそれぞれの役割を理解し、協力しあってきたのではないでしょうか。「低賃金にでいいのか」という疑問にも、もしそれが問題であるならば不況になる前に問題視されてしかるべき。しかし、そのようなことは問題にならず、労働法が改正され「3年間継続して同じ部署で勤務したものは正社員としなければならない」と派遣労働者が保護されました。それでも「イバラの道」なのでしょうか。
同一労働同一賃金を土台に (りほ・富山県・パートナー無・36歳)
非正規社員が成果をあげても、成果をあげない正社員より低待遇な状況が長く続く状況は、変えるべきだと思います。人望もあり仕事もできる中途入社の非正規社員の方が、社内規則の年齢制限や慣例等に阻まれて正社員になれず、待遇も良くならず仕事の幅も広がらないのを見ていて、大変歯がゆいです。有能な人がいないのではなく、いるのに活用できないのです。派遣社員や契約社員という立場はあってもいいと思いますが、成果をあげればもっと柔軟に報酬や待遇に反映されることを望みます。
どうにかして生きていく決意 (jersey・熊本県・パートナー有・32歳)
非正規労働者としてこの数年働いています。正社員の優遇された労働環境も知る私からすれば、あまりにもひどい低保障・低賃金の労働条件。しかし周りには、どんな条件でもいいから、と必死で働く以外に選択肢の無い、意欲のある若者たちも。彼らは、バブル時代に正社員になって年功序列でなんとなくそこに居るだけの上司より、よほど会社への貢献があるのでは? すっかり出来上がってしまった二重構造に、為す術はないのか?とはがゆい思いです。
心の平静を維持することが大切。 (sakumiruru・埼玉県・パートナー無・27歳)
雇用があるから安心……という時代ではないと思います。たとえ職があっても、組織病の中で、かけがえのないものを失っていく人を何人も見てきたからです。私は、この大不況時に安泰とされる身分を自ら辞しました。雇用という社会契約の中で盲目になった時、真の資産を築けないことに気付いたからです。これからは一人ひとりが社会起業家として、自立していかなければならない気がします。社会的には不安定な身ですが、支えてくれる人たちのおかけで、平静な自分でいれることに感謝しています。
5日目の円卓会議の議論は...
痛みを感じない仕組みはおかしい。
経済の暗転が労働現場に息苦しさを広げていることを実感する一週間論でした。
「派遣」という労働は、働く人の生活を脅かすことに経営者が鈍感になれる仕組みだ、私は思います。高度成長が始まって産業の再編が盛んに行われていたころ各地で労働争議が起きた。雇用に手をつけるのは「首切り」と呼ばれ、最後の手段でした。組合はストライキで対抗し、それでも企業の存亡をかけて首切りする経営者は、人の生活を犠牲していることを実感させられたものです。
今は派遣会社に電話すれば済んでしまう。派遣会社は「来月から仕事はなくなる」と伝えるだけ。寮から出されても契約だから受け入れるしかない。文句を言えば面倒が起こるだけ。もめ事もなく粛々と「人減らし」が出来る仕組みが今は整ってしまった。
派遣労働は「企業に縛られない自由な働き方」として便利でした。
ところが「製造業派遣」や「登録型派遣」が一般化すると、いつの間にか企業に便利な「出し入れ自由の非正規労働者」になってしまった
。正規社員は終身雇用で職能を磨き、会社も大事にするが、非正規は「自己責任」です。
投稿にも多々ありましたが非正規労働者の中には働くことへの責任や自覚が足らないような人がいます。それは社会の下層が非正規雇用に流れ込んでいるからです。私の回りにも非正規で優秀な人はいるし、正社員でもやる気をなくした人もいます。
正規・非正規の差が大きすぎる
ことは問題だと思います。
「ワークシェアリング」が言われ、痛みを分かち合う必要が問われています。職場を追われる非正規労働者になにも出来ないまま、正社員が賃上げを求める光景は釈然としませんが、6年連続の増収増益でも低下し続けた労働分配率を取り返すことは労組の役割でしょう。
問題は「分配」です
。正社員が自分たちだけで果実を得ようとするのはフェアでない。しかし経営者が「痛みを労働者同士で分かち合え」と言うような「ワークシェアリング」もおかしなものです。
経営者・株主の負担を考えるべきでしょう。今は、社会の下層が崩壊する危機にあります。人としての生活が成り立たなくなる。ホームレス、自殺、犯罪が増加し社会が荒れてくる。
安心して街を歩けない社会は行政や生活のコストを膨ませ、格差の悪循環を起こします。痛みの分かち合いは経営者・株主までふくめ内部留保を吐き出す「救済基金」や労働市場の支援体制、さらには外に落ちてしまった人の支援体制を組むことが必要でしょう
。行政や政治家の出番でもあります。政党は、雇用対策や派遣制度、働き方につって突っ込んだ議論を闘わせ総選挙で有権者の判断材料を提供すべきだと思います。
山田厚史
朝日新聞 シニアライター
「雇用不安、企業と政府に提案がありますか?」
政府・与党も野党も「雇用対策」を叫んでいますが、どれほどの効果が期待できるのでしょうか
「ワークシェアリング、興味ありますか?」
正社員の賃下げにつながるとなっても、受け入れられますか?
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