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今週のテーマ会議番号:2648
子どもの話に黙って耳を傾けることが出来ますか?
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2日目/5日間
働く人の円卓会議
2位
【開催期間】
2009年02月09日より
2009年02月13日まで
円卓会議とは

古荘純一
プロフィール
このテーマの議長
古荘純一 青山学院大学教授、小児精神科医
円卓会議議長一覧
YESが66%。希望票も込めてというところでしょうが、なかなか「好成績」ですね。わかっているけれども出……
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1日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 低学年の娘 (jersey・熊本県・パートナー有・32歳)
できるだけ、まずは聞きに徹するよう心掛けています。自分が子どもの頃、親にそうして欲しかったという思いがあるからです。今聞く時間が無いという時は、それを説明して、「お風呂の時に」などと具体的に、時間を必ずつくる自分との約束の意味も込めて伝えます。私の経験上「後で」という約束が守られる確率は低いので。辛かった心内など話しにくいことを打ち明けてくれた時は、気持ちに寄り添うとともに、ほんとうによく話してくれたね、ありがとうとこちらの思いも素直に伝えました。

yes お風呂で (yummin・長野県・パートナー無・36歳)
6歳の娘と一緒に浴槽につかりながら、その日のことを話します。私自身、娘の話のほかに気が散ることがないので、よい機会です。娘は、いっぱしの話しをしているようで、時制が前後したり、助詞の使い方がぐちゃぐちゃだったり、選択する言語自体が間違っていたり、こちらの頭が混乱することも多々。そういうときは、まず質問。「結局、こういう話なのね?」とまとめることもあります。早急に答えを求めてはいけないと自制して、耳を傾けるようにしています。

yes 母の心理状況がカギ (chi-e・兵庫県・パートナー有・39歳)
7歳の三人目についてはYes。上に17歳,15歳と二人いるが、彼らの10歳未満当時はNo。なぜか? 上二人については、黙って話を聞く心理的余裕がなかった。理屈ではわかっていても、できなかった。その後、母としてだけでなく、まずは自分の心に耳を傾け、自分の人生を充実させるよう決めて、行動し始めてからよい方向へ変わった。小さい子どもの話を聞けない母親を批判するのはたやすい。なぜそのような心理状況なのか? 原因となる問題に着目する必要があるでは。

yes 7対3くらいでしょうか (piccocherry・茨城県・パートナー無・42歳)
子どもからの訴えに「口をはさむ」方が7、「最後まで聞く」方が3です。私だって「○○やりなさい!」「どうしてこの方法にしないの!」と話も聞かずに押しつけられたら閉口しますね。子どもには失敗は避けてほしい、効率よく時間を使ってほしい、とお節介な「先回り」をさせてしまいます。我が家の場合、不器用な長女に対してその傾向大です。失敗を含めて見守ることが大切なのだと再認識。また話を最後まで聞いてあげられるのは親側の精神的・時間的余裕が有る時に他ならないとも気づきました。

yes 発作的に対応してないか? (kkbouziri・海外・パートナー無・42歳)
アメリカで必読書とされているFaber&Mazlish(フェイバ,マズリッシュ)による育児書シリーズを最初に読んだ時は、自分の親がこの本を読んで自分たちを育ててくれていたら、と涙がでてきました。「ふーん」「そうなの」といった親の意見を表さない中立的な受け答えによって子ども自身の思考を掘り下げるテクニックは普段の生活で活用しています。ついつい発作的に対応しがちな状況でも、小学校低学年の今、信頼関係を築くことがこの先の思春期を上手にやりすごす土台となる、と自分を制御することが多いです。

yes トレーニングしました (メヌエット・兵庫県・パートナー有・49歳)
私は4人子どもがいます。もう全員成人しましたが子育て中「子どもの話を聞くとはどういう事なのか」と悩んでばかりでした。長男・長女は私が悩んでいる最中に、どんどん成長し、特に長女は充分に気持ちを汲んでやれず、衝突ばかりでした。次女の頃から少しずつ子どもの話を最後まで聞く事が出来るようになり、三女の時は楽に聞けるようになりました。出来るようになるまでは真に苦行でした。でも子ども達のお陰で素晴らしい価値あるトレーニングをさせてもらえたと感謝しています。

no ついつい言い過ぎてしまう (はとねこ・千葉県・パートナー有・39歳)
人の話を聞かない欠点をもっているので、子どもの話を聞いているつもりでも、実際は聞き流してしまっていることが多いように思います。あとで悪かったと思いつつ、なかなか直すことができず、後悔することも多いです。謙虚、素直になりたいと思いつつ、自分に対する自尊心もあるため、知らず知らずのうちに、子どもの話を聞き流して(自分が言い過ぎて)いることが多いです。

no わかっているけど…… (クラベル・東京都・パートナー有・41歳)
9歳の長男には、以前からつくづく人の話を聞かない子だという印象があります。私の方が本人の話を聞かなくてはと気付き、話しかけてきたらなるべくそれに対して質問したり、共感したりするよう心がけているのですが、こちらの問いかけに対して答えるどころか、まるで関係のない話で返してきたりされると、さすがに頭にきて、「だからぁー」とつい声を荒げてしまいます。

no 我が家の10歳の女の子 (くみお・岡山県・パートナー有・40歳)
話しているうちに思考が別のところに飛んでしまい、何を話そうとしていたか忘れてしまうことしばしば。こちらがちゃんと相槌を打ったり、次の言葉を促さないと、最後まで話しきらないうちに話題が変わってしまいます。相槌が打てないのは聴いていないから。ああ反省。
2日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
耳を傾けることで子どもとの信頼関係を作る
YESが66%。希望票も込めてというところでしょうが、なかなか「好成績」ですね。わかっているけれども出来ないという意見も目立ち、ほとんどの方が「黙って耳を傾ける」必要性を感じられているようです。

自分の考えや意志を、言葉ではっきりと表現することは簡単ではありません。特に発達途上の子どもではそうでしょう。一方、他人の考えを読み取ることは2歳前の子どもでも読み取ることが出来るという報告も出てきました。以前は4歳ころと推測されていましたが、研究の進歩で、より早期の子どもでも理解していると判断されるようになったのです。そうすると、自分の要求が周囲の大人と違うようだということはわかっているが、言葉では表現できず、行動に現れる、もしくは、何も出来ないということが生じてしまいます。

「黙って耳を傾ける」ことは、言葉では十分に表現できない、つたない表現や表情・時に行動にとして現れている、子どもの要求や考えに気づくきっかけとなります。
“jerseyさん”のご意見のとおり、親にそうして欲しかったという思いが込められていることがあるからです。

しかし一方で、子どもの要求を受け入れられないこともあります。その時は、「しつけ」と判断し最初に「No」というメッセージを伝えることが重要です。親としては子どもを説得しているつもりですが、子どもには、事細かに批判する、過去のことを蒸し返す、などマイナスのメッセージだけが残るからです。普段子どもの話を聞くことを心がけていれば、子どもにも「No」のメッセージが伝わりやすいですね。

“piccocherryさん”のご意見のように「口をはさむ」方が7、「最後まで聞く」方が3は、多くの方の実感ではないでしょうか。逆に3:7くらいであれば、Noのメッセージが伝わりやすいのですが、大人に与えられた共通の課題だと思います。
言葉で表現できていなくても、子どもは大人の言動を見抜いています。思春期までに信頼関係が保てなくなると、子どもたちには「どうせ言っても無駄だ」「何もわかってくれない」という思いが募っていきます。こうならないためにも7:3以上を心がけたいですね。

明日は主に思春期の子どもについてご意見をいただきたいと思います。多くのご意見をお待ちしています。

古荘純一
青山学院大学教授、小児精神科医
古荘純一


関連参考情報
■ 「今の子どもたちには3つの大きな不安がある」
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