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今週のテーマ
会議番号:2701
犬や猫の存在は、あなたに必要ですか?
投票結果
47
53
228票
253票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2009年04月13日より
2009年04月17日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
柴内晶子 獣医師 赤坂動物病院副院長
今週も活発なご意見をたくさんいただいて、本当にありがとうございました。ここまでご参加いただいた皆様の……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
潤滑油としての伴侶動物 (ポーチュラカ・福島県・パートナー無・41歳)
一人暮らしのひとなどは、孤立しがちです。人付き合いの苦手な人もいるかと思います。そんな人は伴侶動物が生活のうるおいとなるのではないでしょうか。動物の世話をきっかけに、人間関係が成り立つこともあるでしょう。こころの隙間をうめてくれる存在が伴侶動物なのかもしれません。
必要だからこそ飼われ続けている (クロ豆・東京都・パートナー有・38歳)
たしか縄文時代だったと思うのですが、土器に等身大の犬をかたどったものがあります。その時代は、食料をとるため、身の危険を守るための道具の一つだったかもしれません。しかし、私はそれだけではないと感じています。人々の生活にとって、犬はなくてはならない「仲間」だっただからこそ、土器にまでしたのではないでしょうか。特別な存在だからこそ「土器」になって埋葬される。必要だからこそ、現代も飼われていると思っています
子どもがいなくなったら (マグノリア・アメリカ・パートナー無・46歳)
今の生活から子どもたちが巣立っていったら絶対に犬か猫を買うことに決めている。孤独なシニアが増える中、動物を飼うことで精神的なよりどころを見つけることが出来る。子えおもたちも相手に対する思いやりや、コミュニケーションが下手な個が増えているなか、動物と接したり、世話をすることが役に立つはずだと私は思う。
動物は家族? (LoveAndPeace・千葉県・パートナー有・33歳)
動物が家族という感覚になじめません。毛のある動物に対してアレルギーがあるからだとは思います。家の中で動物を飼っている家には基本的に伺うことができません。集合住宅で隠れて飼ってらっしゃる方もいらっしゃるでしょうが、飼っていることは涙、くしゃみ,鼻水が出てくるので一発でわかります。動物を家族と認識されている方が増えたあまり、私のような人間が社会から排除されているような感覚を覚えます。
5日目の円卓会議の議論は...
あらゆる多様性を受容できる懐の深い社会を築く
今週も活発なご意見をたくさんいただいて、本当にありがとうございました。ここまでご参加いただいた皆様の「それぞれのお立場」でのご意見は私にとってもとても興味深く。学ぶことの多いものでした。
クロ豆さん、太古の時代からの犬と人との関係はいまより、即物的であったように捉えられがちかもれないけれど、私も逆に当時はより深い精神的つながりがあったケースもあったのでは、と思います。当時、土器を作成することは、今よりかなりな苦労を要したはずで。それなりのリスペクトや重要性がなければきっと形にならなかったと思います。
現代社会では、人間としての基本的な生活自体が、人によって非常に大きく違いますね。太古の時代は基本的には生まれ、食べ、家族単位で生活して生きるために食べ…… という基本形は一緒で、その中で犬や猫は人の生活を支える重要な存在だったのでしょう。道具性というか、使役性もいまより高かったかも知れませんが、多くの人がそれを認識し ていたのかもしれません。
今は人そのものの役割分担が極化して、それだけに動物との距離は離れた部分もあるでしょう。それでも確かに今もなお、人とよりそって生きている現状が必要性を物語っていると思います。
マグノリアさんの住まわれるアメリカは特に犬や猫へのパートナー性は社会的に認知度が高く、とくにシニア世代の人々が動物と暮らしたいという意志がある場合、何人もそれを侵害しないこと、という条例もあるほど……
伴侶動物が人の生活のクオリティー・オブ・ライフを高める存在であるという認識が高い
のですね。先日もお伝えしましたが。アメリカ社会の中での「悩み」の部分にも動物の存在があきらかに役立つことも悩みが深い分、早く気づいて、上手に動物の能力を人間に還元する動きを始めていると思います。特に子どもの教育や、より安全で心豊かな人格形成には動物たちの存在はとても役だってくれると実感します。
LoveAndPeaceさん、うちの職場でも実は動物の毛のアレルギーの人がおります。「動物病院になぜ!?」という感じかもしれませんが、それでも彼らは動物病院という現場で働きたくて、努力していると思います。もちろんその症状は人によってまったく異なりますし、きっとLoveAndPeaceさんのように近くにいるだけで症状で感知されるような敏感な方にとっては、本当におつらい事だと思います。
私は縁あって伴侶動物医療に携わり、伴侶動物と人間との関係に向き合う立場で仕事をすることになったので、このように伴侶動物のあり方を考えさせていただく事になりましたが、こうした中で大事なことは「多様性の受け入れ」だと思うのです。それは、動物との暮らしを必須と思う方もおられれば、LoveAndPeaceさんのような理由で近づくこともおつらい方もおられるわけですし、シンプルに好きでない、という方もおられると思います。そう言う場合、ともかく、そういう状況に無理をさせない環境を作っていかに共存するか?ということがテーマだと思います。
ダイバーシティー(多様性)は最近よく聞かれる言葉になりました。現実社会はどんどんそういう方向に向かっているように思います。できうれば。あらゆる多様性を受容できる懐の深い社会構築が成されていくと良いと心から思います。そしてそれぞれに適した対応ができ、
双方が無理をしないで受け入れが可能なシステムや、認知
をもっていければ、何かの存在が何かを虐げるような状況にはならないと思います。
それは、
動物が好きな方も、嫌いな方も、それにかかわらず身体状況が接触を許さない方も、「動物? 考えたこともない!」という方も、そして“人間でない”社会の一員もいても良いのではないか
と感じる次第です。
今週も本当に皆様ありがとうございました。
柴内晶子
獣医師 赤坂動物病院副院長
「アニマルアシステッドセラピーを知っていますか?」
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