イー・ウーマン高成田享政府の景気対策、支持しますか?

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会議番号:2704

政府の景気対策を支持しますか?

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【開催期間】
2009年04月20日より
2009年04月24日まで

円卓会議とは

このテーマの議長

高成田享　朝日新聞石巻支局長

政府の景気対策を評価する数字も低いのですが、昨日は「YES」での投稿もゼロだそうです。財政資金を15兆円�……

議長コメントを全文読む

2日目までに届いている投稿から...

もっと早く回復したのでは？ (lady・兵庫県・パートナー無・40歳)

バブル崩壊のあとも、ITバブルのあとも、大きく政策で経済の復調に貢献したという記憶はありません。　思いつくのは、多くの中小企業の人々の犠牲と、働く人々の工夫です。　政府の政策がしっかりしていればもっと早く回復することもできたのではないかと思います。世界有数の経済大国といわれて久しいですが、しっかりした基盤があるかは大きな疑問が残る所です。これからの国の方向性は目先の選挙ではなく、100年先の将来を見据えたものであるべきなのではないでしょうか？

今更の積極財政？ (iwashan・熊本県・パートナー有・50歳)

自治体職員として宮沢内閣の時に始まった景気対策に取り組みました。このような積極財政をしたら将来どうなるのだろうか、と不安を感じてはいました。その後も景気対策が続いた結果、地方の財政危機につながったという苦い思いがあります。結局、不自然な形にせよ、緊縮財政の小泉内閣時代に景気は回復したという皮肉な結果だったと思います。いま、大規模な財政投下は果たして適切なのか、どうしても疑問が残ります。

政策はビジネスではない (まるげりーな・埼玉県・パートナー有・34歳)

英国での生活から帰国し、常々、日本の政府は、国民に甘えていると感じています。しっかり納税し、なおかつ、預金まである国民は、先進国でも多くないはずです。人間らしい生活をし、産み育て、仕事をするという、人として最低限の生活が脅かされている日本の現状を見ると、子どもを3人欲しいと考えている私達は、パートナーの母国へ移住をする決意でいます。そこでは、仕事に精を出すだけで、家族と幸せに暮らせる生活が実現できるからです。政策はビジネスでも、好感度のためでもありません。

	経済を動かしているのは誰？ (ポーチュラカ・福島県・パートナー無・41歳)
政治で経済を動かしているという実感はわきません。どんな経済危機でも、日本の場合、会社や労働者が苦労や工夫を重ねて、経済を立て直して来たように思われます。生産者層はもともと政治を信用していないのかもしれません。

支持しない。 (誠二・東京都・パートナー無・40歳)

今まで日本経済を支えてきたのは、終身雇用や高金利であったが、先行き不安から来る消費の落ち込み、低金利による資金調達不安、将来像が描けない社会では、いくら追加投資しても景気対策は達しない。グローバル化社会を見据えた上でと良く聞きますが、自国の足元は砂漠化している現状に気づくべきだ。国という会社が、多額の借金を負っていること踏まえて、予算在りきの政策ではなく、それぞれがやるべきことがあるはず。企業では3代目で活かすも殺するも決まる。今の政治も同様に私は感じる。

	お金が流れる仕組みを作るべき (yamayama5656・神奈川県・パートナー無・49歳)
バラマキと負担の先送りだけでは何も解決しません。フランスに「雇用小切手」という制度があるそうです。家事や子守・介護などで人を雇ったときの支払い専用。所得税控除になるそうです。高額所得者の方に気持よくお金を使っていただき、かつ雇用創出にもなると思うのですが。

先行きの見通しがつかず (lily_happy・神奈川県・パートナー無・35歳)

私は一時的な対策ではなく、将来に不安を抱える国民が多い中、先行きの不安をなくすような政策が大切だと思います。福祉に力を入れ老後も楽しいシニアライフが過ごせるような政策が希望ですが……。以前観光地で働いていた時に、悠々とした年金生活者は頻繁に宿泊にきていたが、逆に生活が苦しい人は80歳過ぎてもホテルで働き続けていた。そういう差を目の当たりにすると、退職しても働かざるを得ない人が多くなりさまざまな問題が起きてくるだろうし、老後の格差はますます広がるように思います。

100年先を見据えた政策を！ (明石)

今の経済状況は苦しいからといって、借金を増やしていいものでしょうか。私が議員の立場なら提案するのは以下3点です。1)街の景観を統一させること。街並みの色合いだけでも統一させると町全体の雰囲気も良くなり観光立国としてPRにもなる。2)スギ伐採のための補助。輸入木材が安価になるので、伐採が進まないのも一因。3)文化遺産を残すための補助。日本は歴史ある素晴らしい国。建物だけでなく、保存のために頑張ってる人の努力を認め、後身の育成に努める。いかがでしょう？

もっと国民の本当の声を！ (kimirie・兵庫県・パートナー無・38歳)

議員たちの考えている振りからの案ではなく、本当の国民の声を素直に聞いて、一から作り変えて行った欲しいと思います。一部の強い人、一部のお金のある人だけが、この不況から元の生活に戻るのでは？と思えるような、対策は必要ないと思います。年金の支給年齢の引上げも、贈与税の優遇措置も、乳幼児への補助も、本当の意味の対策ではないと思います。もっと本当に困っている人の手助けになるよう、年金を皆が払う方向や意欲を持って働けば収入が上がる実感に、繋がる努力をして欲しいです

3日目の円卓会議の議論は...

少子化対策は景気対策か？

政府の景気対策を評価する数字も低いのですが、昨日は「YES」での投稿もゼロだそうです。財政資金を15兆円も使って不人気というのは、コストパフォーマンスの悪さが問われます。結局、これまでも政府の力で経済がよくなったという実感を得たことがないからだと思います。バブル不況からの脱出でも、リストラの嵐のなかで、投稿にあったように、「会社や労働者が苦労や工夫を重ねて経済を立て直した」からでしょう。

社会の高齢化が進む中で、年金、医療、福祉の3分野の支出拡大が心配ですが、行財政改革で天下り組織を整理すれば、現在の低負担・低サービスから中負担・中サービスの政府は十分に実現できると思います。「老後も楽しいシニアライフ」という投稿もありましたが、行財政改革の手を緩めなければ、世界の手本となる福祉国家はできます。そういう意味で腰が据わった政策が出てこないのは、将来の増税を見せないために、一時しのぎ的な景気政策にしているからです。「100年先を見据えた政策を！」と私も叫びたい気持ちです。

「子育て応援特別手当」（3歳～5歳、年3万6,000円）を第1子まで拡大というのも、定額給付金の子育て版なのでしょうが、すっきりしませんね。「臨時異例の措置」で第2子以降に給付することにしたばかりなのに、今度は第1子もというのは、景品を小出しにしているようで、出すならちゃんと出せと言いたいです。子育ては国家の柱ですから、今回限りの異例措置ではなく、継続的な政策として考えるべきでしょう。

少子化対策は景気対策なのでしょうか。政府の少子化対策に満足していますか、みなさんのご意見はいかがですか。

高成田享
朝日新聞石巻支局長


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