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今週のテーマ
会議番号:2732
好きな向田邦子作品、ありますか?
投票結果
53
47
176票
158票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2009年05月25日より
2009年05月29日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
樋口卓治 放送作家
小説、ドラマ、エッセイと向田作品には色々なジャンルがありますが、僕がとりわけ好きなのはエッセイです。……
議長コメントを全文読む
1日目までに届いている投稿から...
「阿修羅のごとく」です (Ekko・東京都・パートナー有・46歳)
向田さんの作品はどれも好きなのですが、この作品はとりわけ、心のイタい場所にエッジのようにグイグイと切り込んでくるような場面表現が多く、好きです。最初にドラマ化された時にはまだ子どもだったのですが、母親役の女優さんの恐ろしい表情が、忘れられません。今はそれぞれの姉妹の喜怒哀楽や、細かい感情の襞、それぞれの持つ「阿修羅な顔」も“それなりに”わかるようになり、年を重ねてもずっと楽しめる作品なのだな、と思います。
中学生の時に読んだ。 (くみこさん・宮城県・パートナー有・31歳)
役場併設の小さい図書館で、灰色に赤(だったと思う)の装丁は目をひいた。受験勉強で図書館に通って、その合間に読んだ。父親の立場というか、役割というか、存在について、ていねいに描かれていると思った気がする。父親というものを一人しか知らなかったが、他人からみると、その人の父親というものがどんなものか初めて知った出来事だった。自分の父親もかなりの癇癪持ちだったので、「昔も今も父親は変わらないのかな」と思った。死んで10年経つ。「父への詫び状」でも書こうか、な。
いろいろあります。 (dokinchn・東京都・パートナー無・39歳)
いろいろありますが、特に好きな作品は「想い出トランプ」と「阿修羅のごとく」です。ほんわかした日常の中に起こる様々な事初めて読んだのは中学生の時でした。今思えばきっとわからなかった部分も結構あったんではないかと思います。この機会にもう1度読んでみたいですね。
手袋を探す (kirakiara・神奈川県・パートナー無・38歳)
若いころに読んで向田さんの美意識、こだわりにとても影響を受けました。現在より個性が重視されていない時代に、ここを妥協したら自分の自分たる所以がなくなってしまうという思いに、共感しました。日常へもこだわりと妥協しないことで、ドラマやそのほかの作品もとてもリアルなのだと思います。
父の詫び状 (momokanomama・静岡県・パートナー有・35歳)
中学生の国語の教科書で「たまごと私」を読んでから、向田邦子氏の作品を読みあさった記憶があります。最も好きなのは代表作とも言えるが「父の詫び状」。当時私の父と似ていて共感する部分があったり、またユーモアを交えて描いた家族思いの父の姿、家族の様子が大好きでよく人に勧めています。
どこを押せばそんな台詞が…… (kuniwaka2001・千葉県・パートナー有・37歳)
ごめんなさい、何のドラマだったか失念してしまいましたが、夫婦喧嘩をしている場面での女房の台詞を挙げます。旦那が何か失言をして、すかざず女房が言い返します。「どこを押せばそんな台詞がでてくるのよ!」(言い回しは違っているかもしれません)この台詞は強烈に印象に残っているにもかかわらず、ドラマのタイトルすら憶えていないというのは本当に不覚です。向田さんの描く台詞には嘘がないというか、まさに生きている人間が発している言葉のように聞こえます。
エッセイが好きです (ayamomo・福岡県・パートナー無・31歳)
向田作品は沢山読んでいますが、私は特にエッセイ集が好きでした。特に料理の描写が抜群で、読んでいるだけで口の中から生唾が出てきていたのを思い出します。特にさつまいものレモン煮が有名で向田邦子といえばこの料理を思い出します。確かに彼女のような感覚を持った作家や脚本はあまりないように思います。昔の日本人が持っていた「丁寧さ」ともいうようなものでしょうか? ただ、山田太一さんの作品にはそれを感ます。
「言葉は怖ろしい」 (Hurry1・東京都・パートナー有・59歳)
4頁のエッセイです。幼時の体験や、タクシーの中で「田舎ッペ」談義をしたところ運転手さんの怒りを買ったこと、などの例を挙げ、「思い通りに物を言って、人を傷つけずに済むようになるのは、一体いつの日のことだろうか。」と結んでいます。(井上ひさし・編「話しことば大百科」ベネッセ 1996) 学生時代に、軽い気持ちで発した心ない言葉で他人を傷つけていた経験があるので身につまされました。今は不用意な発言はしないようにしているつもりですが。
「阿修羅のごとく」 (べんじゃみん・東京都・パートナー有・38歳)
小説、NHKのTVドラマ(CATVで放送を見ました)、森田芳光監督の映画、すべて気に入っています。映画での「女はみんな阿修羅だ」という台詞が忘れられません。人間の心のひだや細かな動きを表現していることで卓越した方だと思います。数年前に「向田邦子の恋文」が山口智子さん主演でドラマ化されましたが、向田さんの原点を見た思いがしました。向田さんの真似をしようとは思いませんが、周囲の細かい心のひだを感じ取れる人でありたいです。なお、「向田邦子の手料理」も愛読書です。
向田さんの料理本を愛用 (frankubelik・東京都・パートナー無・39歳)
エッセイも何冊か持っていますが、一番の愛読書は「向田邦子の手料理」というロングセラーの料理本です。向田さんの得意料理を妹の和子さんが再現されたもので、向田さんのエッセイも掲載され、彼女の人柄や生き方がよく伝わってきます。お料理はどれもおいしく、何度も作りました。紹介されている向田さんの器なども素敵で、昭和の女性の大人っぽいセンスが感じられます。仕事を持つシングル女性にとって彼女の人生は憧れの一つであり、彼女自身が一つの素晴らしい作品のように思われます。
手袋をわたしも探していた、と。 (ノリスケ・愛媛県・パートナー無・37歳)
作品はすべて好きです。小説や脚本に没頭し、気に入ったエッセイは何度も繰り返し読んだものです。なかでも「手袋を探す」にある執着を覚えました。強がること、欲張ること、楽しむこと。不安定な若さと焦り。生命力のたくましさと哀しさ。わたしもわたしの手袋を探していたのかなあと、痛く切なくなった大好きな作品です。
お恥ずかしいのですが、 (ricosmile・埼玉県・パートナー有・33歳)
大変おはずかしながら、向田作品を読んだこと、見たことがありません。なので、どれくらい有名なのかも実は知りません。もしかしたら、知っている作品で向田さんのものがあるのかもしれませんが、彼女の作品だと分かって見ていないのかもしれません。樋口さんのお話を読んで、気になりました。読んでみようかと思いました。
2日目の円卓会議の議論は...
向田邦子作品(エッセイ)について
小説、ドラマ、エッセイと向田作品には色々なジャンルがありますが、僕がとりわけ好きなのはエッセイです。
厳格な父親が垣間見せる人間味をユーモラスに描き、自分の失敗を進んで書くことで読み手を安心させ、押し付けがましくない感動をさらりと描き、原体験が昨日のことのように生き生き描かれ…… etc.
向田作品のエッセイには段落が多く、急にお話が飛び、何について書いているのかわからなくなるのですが、最後は全ての話がコントのオチの様に辻褄が合い、いつも感心させれていました。
そして文章がまた読みやすく、向田作品(エッセイ)を読み始めると、自分自身、ビックリするくらいカラダの中に文章がドンドン入ってくる感覚を味わいました。
これまで面白い小説、手に汗握るストーリーに夢中になったことはありますが、カラダにドンドン入ってくる文章に出くわしたのは向田作品が初めてでした。
この人の目線には鋭さがある、この人の皮肉には品がある、
この人は自分の卑しさを笑いに変換出来る、
そしてすべからくそれらを温かく表現出来ている。
と言うのが向田作品(エッセイ)が好きな理由です。エッセイに書かれた価値観に共感させられすっかり虜になったのではないかと思います。
「傷だらけの茄子」と言うエッセイで、台風が来る前の夜をこんな文章で綴っています。
「兄弟げんかも、夫婦げんかも、母と祖母のちょっとした気まずさも、
台風の夜だけは、休戦になった。
一家をあげて固まっていた。そこが、なんだかひどく嬉しかった。
父も母も、みな生き生きしていた」
この数行に心を打たれてしまうのです。
と言う事で本日はこんな投げかけです。
「向田作品でエッセイが好きな方、そのタイトルを教えて下さい」
樋口卓治
放送作家
「常識の壁を破れ! 〜笑いの世界〜」
樋口卓治が講師を務めた第13回国際女性ビジネス会議リポート
「好きなお笑い芸人はいますか?」
お笑いが大ブーム。あなたにとって芸人の生み出す笑いはどんなものですか?
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