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今週のテーマ会議番号:2732
好きな向田邦子作品、ありますか?
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4日目/5日間
働く人の円卓会議
5位
【開催期間】
2009年05月25日より
2009年05月29日まで
円卓会議とは

樋口卓治
プロフィール
このテーマの議長
樋口卓治 放送作家
円卓会議議長一覧
向田さんの小説に「春が来た」と言う作品があります。 (※文春文庫「隣りの女」に掲載されています) ……
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3日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 愛の形 (ポーチュラカ・福島県・パートナー無・41歳)
「愛」と聴くと、小津安二郎監督の映画によくでてくる、夫婦二人の顔を思い出します。二人は同じ方向を並んで見ている。よりそって、ささえあって、ともに歩み、成長し、二つの車輪のように、または二人三脚のように、すすむ。夫婦でなくても、親子や友達でも、そんな愛の形が私には理想です。

yes 大根の月 (YAEpon・東京都・パートナー有・38歳)
子どものころ見たドラマでしたが衝撃でした。その後、『思い出トランプ』という短編集に作品が載っていて読み直し、再び衝撃を受けました。子どもを持つ前と子どもを持ってからではその衝撃の方向性は違いますがとてもすばらしい作品だと思います。

yes 父の詫び状が好きです (ぷり-む・神奈川県・パートナー無・44歳)
NHKドラマ「阿修羅のごとく」は大人の女性のキレイ事ではいかない部分、内面を見せ付けられ、印象的でした。向田さんが事故でお亡くなりになった後はさらにファンになり小説も読み、ドラマ化されるとあの部分はどの様な脚本になるのかとの視点でと見ていました。向田さんに縁のあった方達が「向田料理」を語った本なども見て向田さんを知った様で、作てみたりもしました(若布の油炒め、でしたか)普通の人の「内に凄むもの」を鋭く見、表現している部分は大人になると少し怖く感じます。

yes 阿修羅のごとく (fugu・兵庫県・パートナー無・57歳)
随分昔にNHKで「阿修羅のごとく」というドラマを見て、若かった私は少しショックを受けながらも、とても感銘を受けました。人間の心の奥にあるどうしようもない情念が表現されているのに、何故か登場人物が潔い。後年、向田さんが書かれたと知り、向田さん自身についての作品を何作か読みました。それ以来、向田さん本人がとても好きになりました。
4日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
女性ならではの目線で表現した作品に僕は嫉妬する
向田さんの小説に「春が来た」と言う作品があります。
(※文春文庫「隣りの女」に掲載されています)

書き出しは、

「コーヒーの黒い色には、女に見栄をはらせるものが入っているのだろうか。それとも銀色に光る金属パイプとガラスで出来ている明るい喫茶店のせいなのか、直子は自分の言っていることが上げ底になっているのに気がついていた……」とこんな感じで始まります。

ここから主人公・直子は彼氏の前でさも上品な家庭であると見栄を張るのですが、ある日、彼が家まで送ってくれる事態を避けられず見栄が全部バレてしまいます。家に居るのはさえない父、疲れ果てた母、無愛想な妹……。

恥ずかしさを通り越し泣きたい気分になる女心が実に上手く伝わってきます。

しかし意外にも彼はここの家庭が気に入ったのか、毎週のように通ってくることになります。これから読む方のために多くは書きませんが、彼が通う事で家に春が来たように明るくなり、母親に漂う女ポサ、妹が明るくなっていく様子が「流石だな〜」と唸る文章で綴れています。

そして、この小説は久世光彦演出でドラマ化(DVDにもなってます!)されており、なんと主人公・直子が桃井かおり、彼氏が松田優作と言う夢の様なキャストになっています。最初は小説のイメージと違うかな?と思ってみたのですが実にピッタリのキャスティングでした。

更に母親役の加藤治子がトンネルのシーンで見せるさりげなくて深い女の表情にドキッとさせられました。

文章では気づかない部分がドラマでわかる名シーンでした。

そう言う意味でもし両方お試しになるのでしたら“小説を読んでからドラマを観る!”の見方をオススメします。

こういう作品を読むと女性目線は鋭く面白いなと感心させられます。

向田作品に出会って、嫉妬も含め女性ならではの才能に注目するようになりました。そしてまだまだ才能を感じる女性はいるのだと思います。

そこで、今回の投げかけは「あたなの今、気になる女性クリエーターは誰ですか?」どんなジャンルでも構いません、そんな才能を感じる方がいたら是非、教えて下さい。

樋口卓治
放送作家
樋口卓治


関連参考情報
■ 「常識の壁を破れ! 〜笑いの世界〜」
樋口卓治が講師を務めた第13回国際女性ビジネス会議リポート
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