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今週のテーマ会議番号:2732
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3日目/5日間
働く人の円卓会議
6位
【開催期間】
2009年05月25日より
2009年05月29日まで
円卓会議とは

樋口卓治
プロフィール
このテーマの議長
樋口卓治 放送作家
円卓会議議長一覧
好きな向田邦子エッセイを色々あげて頂きありがとうございます! みなさんのチョイスにやはり共感するポイ……
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2日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes ゆでたまご (Kirk・千葉県パートナー無・)
『男どき女どき』の中のエッセイはどれも好きですが、特に「ゆでたまご」が凄いなあと思います。わずか3ページ足らずの紙幅の中で「愛」というものを語ってしまう素晴らしさ! 向田さんならではの鋭さと温かさが詰まっていると感じます。それから、エッセイではなく短編の中に出てきた表現ですが、「包丁で切りそこなった大根のような“月”」という意味合いのフレーズがあり、読後20年くらい経った今でも、そういう月齢のお月様を見るたびに思い出します。

yes 夜中の薔薇 (りんすけ・神奈川県・パートナー有・38歳)
向田邦子さんのエッセイは日々の出来事がやわらかく面白く書かれていてとても好きです。「夜中の薔薇」は歌の歌詞を間違えて覚えていたという内容で「ああ、そうそう」と頷きながら楽しむ、私自身が一番好きな形で書かれています。久しぶりに読み返してみようと思いました。

yes エッセイが好きです (peppermint・東京都・パートナー有・46歳)
向田邦子さんは好きな作家の一人です。『黒髪』という話に、地下街の洗面所で髪をとかす女性を見かけた時のことが書いてありました。「容姿のさほど美しいとはいえない女性が洗面所のドアを大きく開き、鏡の前で艶のある長い髪を誇らしげに梳ることで他のひけ目を帳消しにすることができる」という一節を読んだ時、人の心の奥まで読み取るような人だなと思いました。上っ張りを着た普通の人が髪をとかす姿を見て、その人が何を生き甲斐にしているのかを感じる向田邦子さんのエッセイが好きです。

yes タイトルは思い出さないけれど (kimirie・兵庫県・パートナー無・38歳)
一時期、向田邦子作品ばかり読んでいたことがあります。きっと、共感出来ることが、優しく輝くような言葉で描かれ、頭の中に映像が映り、心にすっと入り込んで来て、気に入っていたと思います。そして、特に、エッセイが好きだったと思います。毎日を同じ繰り返し!と思わないで、宝探しゲームのようにとらえた作品じゃないかな?と思い、そう言った言葉をヒントに、日記や手紙を書くようにすれば、最近は、文章を書くことも嫌いじゃなくなったし、読書も楽しく、大好きになりました。

yes 無口な手紙 (lovesnow・山口県・パートナー無・50歳)
『男どき女どき』という文庫本に納められている短編のあとのエッセイ。その中に、映画『おくりびと』でも出てきた『いしぶみ』の話がでてきます。男の長文の手紙は嫌。手紙は無口がいい……昔の人は、石を思う相手に送り、相手はその石の形状で無病息災を理解した……とかなんとか。その最後に、僕はもう何年も前から君を思っていたとかいって大きなつけもの石を窓にほおりなげられてもね……という件が笑えたし、平凡な日々にも喜びどころ満載だと気づかせてくれた。

no 女性の視点での作品群 (いんこいんこ・大阪府・パートナー有・46歳)
好きな作品は特にはありませんが、女性ならではの柔らかい視点で人物描写をされていると思います。読後感がさわやかなのはそのせいでしょう。不慮の死を遂げられましたが、存命されていればもっと素敵な作品を書かれたと思うと残念です。

no なるほどという感想。 (marco302・パートナー無・37歳)
樋口さんのおっしゃるとおり、向田邦子作品は、「人生を幸福にする為には日常の瑣事(さじ)を愛さなければならぬ」という芥川龍之介の言葉に通じるものなのだと唸るほど納得しました。今年発表された芥川賞の「ポトスライムの舟」も、同じく淡々と日常の出来事を記述したような作品でした。しかしながら、見始めると止まらないという、そういう作品ならではの良さはあるのは理解でき、実感しているのですが、余りも瑣事すぎるというのが私の見方です。
3日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
向田邦子の「愛」
好きな向田邦子エッセイを色々あげて頂きありがとうございます!
みなさんのチョイスにやはり共感するポイントは同じなのだと納得してしまいました。

・「ゆでたまご」(Kirkさん)

このエッセイも大好きです。クラスにいた足の悪い女の子の話で、遠足の時、その子の母親がクラスの子どもたちにゆでたまごを差し入れする。その光景を思い出す度に「愛」と言う言葉を思い出すと言う内容でした。

このエッセイを向田邦子は
「私にとって愛は、ぬくもりです。小さな勇気であり、やむにやまれぬ自然の衝動です。『神は細部に宿りたもう』ということばがあると聞きましたが、私にとって愛のイメージは、このとおり『小さな部分』です」
と結んでいます。

・「夜中の薔薇」 (りんすけさん)

シューベルトの「野ばら」の歌詞で“野中”の部分をずっと“夜中”と間違えていたと言う内容で始まります。

このエッセイを読んで個人的には、よく子どもの頃、歌詞を間違えて覚えていた〜と言うトークがテレビでありますが、そんなエピソードの元祖なんだな〜と感心した事を覚えています。
(※「巨人の星」の歌詞で“思い込んだら〜”を“重いコンダーラ”と言う野球道具があるのだ〜)

このエッセイは、そんな歌詞間違えから始まり、ドラマの台詞、見知らぬ人からの電話、先生の家に泊まりにいった想い出、タクシー運転手の話を色んな所に話がボンボン飛ぶのですが、「最後に『くれない匂う夜中の薔薇』であった」と「夜中の薔薇」でエッセイを閉めるところが凄い!と思います。

その他にも、向田作品には心に刺さる名エッセイがたくさんあります。「無名仮名人名簿」「霊長類ヒト科動物図鑑」などがエッセイの文庫としてはオススメです。

ちなみに自分のブログで日記に「Sleeping Glass」と言うタイトルを付けているのですが、これは向田さんのエッセイ「眠る盃」をそーっと英語にして拝借しています。

という事で本日の投げかけはKirkさんがお気に入りのエッセイ「ゆでたまご」を記念して「愛」と聞くとどんな言葉やシーンを思い出しますか?でお願いします。

樋口卓治
放送作家
樋口卓治


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■ 「常識の壁を破れ! 〜笑いの世界〜」
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