|
サイトマップ
|
お問い合わせ
|
ewoman検索:
>>> 旧リーダーズ/メンバーからの移行登録について
働く人の
円卓会議
人から学ぶ、
人と学ぶ
表参道カレッジ
国際女性
ビジネス会議
佐々木かをりの
win-win対談
今週のテーマ
会議番号:2791
ビジネスは環境と本当に共生できると思いますか?
投票結果
82
18
428票
96票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2009年08月31日より
2009年09月04日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
末吉竹二郎 国連環境計画・金融イニシアチブ特別顧問
GDPに変る指標ということでやや難しいかなと思っておりましたがとても本質的なコメントをいただきました。 ……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
質的指標で日本の存在感を維持! (くろねこやまねこ・大阪府・パートナー無・40歳)
20世紀型経済の発展は、地球環境は無限に枯渇しない資産という前提の結果であったと思います。私達はその恩恵にどっぷり浸かっています。しかしながら地球環境が有限であるという事実に直面した私達の世代は、GDPのような量的指標だけでなく、環境破壊度のような経済の質も追及すべきだと思います。中国やインドに代表される新興国家には人口規模ではかなわず、結果としてGDP等の量的指標では遅れを取ることになったとしても、環境等の質的指標を追求することで存在感を維持できると考えます。
幸福度 (Kirk・千葉県パートナー無・)
ネパールの「国民総幸福度」のように、幸せとか満足とかいう価値を指標にできればいいなと思います。お金というものさしでは計れない、本質的な価値。もちろん、そのためには構造的にも意識的にも大変革が必要でしょうけれど。
幸せですか? (ポーチュラカ・福島県・パートナー無・41歳)
以前テレビで見たと思うのですが、オランダではGDPの代わりに、幸福度を指標にしているとのこと。経済発展、経済至上主義という時代から、個々の価値観や生き方、幸せの尺度を見直す時代になって来ているように思います。日本にありがちな横並び主義に決別して、自分が本当に求めているものや幸せについてじっくり考える時なのかもしれません。
利益の追求と社会的責任 (kaeruko・神奈川県・パートナー有・43歳)
CSR報告書の制作を担当しており、企業の社会的責任について考える機会が多くあります。表向きは活発に社会に働きかけているように見える反面、社会的信用を損なわないため、またはビジネスチャンスを作るための環境活動であることが多いことを感じます。利益のために仕方なくやっているという部分がまだあるのではないでしょうか。身近に、環境に携わる仕事をしていながら、自分の生活では何もしていないという人もいます。個々の意識改革が進まないと真の温暖化防止にはならないと思います。
5日目の円卓会議の議論は...
世界に無くてはならない国を目指して
GDPに変る指標ということでやや難しいかなと思っておりましたがとても本質的なコメントをいただきました。
20世紀の限界知らずの成長主義への反省から、21世紀は経済の「質」こそ大事だ。
その質的指標で世界に存在感を示すべきだとのご意見、大賛成です。
モノの溢れる世界に慣れてしまった我われですが、生きていく上での大切なことはモノだけではないことは皆知っています。今回の金融危機・経済危機は我われに大きな損害を与えたと同時に、もっと違った生き方をしなければとの問いかけをしてくれました。軽い不況であれば、そんな問いかけをしても誰も振り向いてくれません。あれほどの厳しい打撃を受けるとさすがに今までの通りではダメだと思い始めたのです。僕は
いまこそものの考え方を見直す絶好のチャンス
だと思っています。
お金では計れない本質的な価値こそ目指すべきだ。ネパール(ブータンでは)の幸福度のような新しい指標を取り入れてはとのご意見にも大賛成です。ある国際会議でブータンの高官(幸福度を言い始めた人のようでした)に幸福とは?との質問が出ました。なんと答えるかなと期待していたのですが、その答えは「それはあなたが決めることだ」でした。一瞬肩透かしを食らった感じでした。言われてみればなるほどそうであって、別のご意見がおっしゃる「横並び主義で幸せを考えるのではなく、自分が求めているもので幸せ度を測るべき」だとつくづく思った次第です。
一方、CSRの担当をしている方からです。会社でCSRを推進しているがどうも表面的だ。信用を傷つけない、ビジネスチャンスのためにといった具合だと。しかも自分個人としても一向にCSR的行動を取っているわけでもないとの反省を述べておられます。恐らく今の日本ではまだまだこんな状況なのでしょう。でも、僕はポジテイブです。なぜならば、数年前まではそんなことすら真剣に考えていなかったのですから。
本当のCSRを求める旅は終わりの無い旅です。長い距離です。ゆっくり、でも確実に本当のCSRに近づけばいいのでは
と思っています。
金融の世界にこんな勇気ある言葉を言っている人たちがいます。
お金で測れない価値を求めよう。仮にそれを倫理的価値と呼ぶなら皆でそれをつくろうじゃないか。CSRを守る会社は良い業績が上がるというのがまだまだ仮説であれば仮説でもかまわない。投資をするなら、世界の問題を引き起こす投資ではなく、世界の問題を解決する投資をしようじゃないか。仮説を信じて皆で一緒にやろうじゃないか。そうすれば、
やがてそこに新しい市場が生れて仮説が実績にかわり、世界の問題が少しでも解決できる
のだからと。僕の好きな人たちです。
GDPのことを考えるときに、僕は時々次のような質問を自問します。
自分にとって無くなっては困る国はどこか。勿論、日本です。では、日本の次に無くなっては困る国はどこか? 答えはいろいろでてきます。じゃ、世界の人びとに同じ質問をしたときに、一体どれほどの方が「日本」と答えてくれるのか。
世界でなくてはならない国の一番になりたい。そうなるには我われはどんな国や社会を作るべきなのか。個人としてどういう生き方をすべきなのか。
この答え探しこそこれからの日本がやるべき事のように思います。
この一週間お付き合いいただき、本当にありがとうございました。また、お目にかかりますように。ごきげんよう。
末吉竹二郎
国連環境計画・金融イニシアチブ特別顧問
「グリーン・ニュー・ディ―ル、知っていますか?」
グリーン・ニュー・ディールで経済回復となるか。
「あなたは“グリーン・コンシャス・ピープル”ですか?」
環境に配慮したライフスタイルを考える
このジャンルの過去円卓会議をチェック
このジャンルのトップページへ
メロンリペア
15万箱 突破!
抗酸化サプリメント
アクション
プランナー
時間が見える大人気の手帳
イー・ウーマンに
依頼する
働く女性の調査
マーケティング
ブランディング
コンサルティング
講演・研修のご依頼
メディア掲載一覧
取材のご依頼
asahi.com
私のミカタ
佐々木かをりの
ブログ
佐々木かをりの
Twitter
©2000-2009 ewoman,Inc.
|
個人情報について
|
利用規約
|
各種お問い合わせ・お申し込み
|
会社概要
|