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今週のテーマ会議番号:2828
民法での成年年齢18歳、賛成ですか?
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3日目/5日間
働く人の円卓会議
1位
【開催期間】
2009年10月19日より
2009年10月23日まで
円卓会議とは

佐々木かをり
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このテーマの議長
佐々木かをり 株式会社イー・ウーマン代表取締役社長
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本日も、投稿ありがとうござます。皆さんからの投稿を読んでいて、様々な意見が大変勉強になると同時に、な……
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2日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 選挙に参加という点で賛成です (kk21・東京都・パートナー無・27歳)
飲酒20歳、投票18歳からというように、分けられるならば18歳成年に賛成です。ドイツの高校は最終学年で投票権があるので初めての投票に向けて学校等で友達やクラスで話す機会もでき、多くの学生が政治に関心を持っているようでした。(関心がない人も話を聞く機会にさらされるので政治の現状について理解が深まる)。日本だと大学受験と重なるし授業のあり方も違うので同じようにはならないかも知れませんが政治をきちんと把握・監視できる一般国民(成人)を育てていかないといけないと思います。

yes いちはやい成熟を (ミナコサン・神奈川県・パートナー無・31歳)
民法・選挙権ともに18歳に引き下げることで、いち早く広く社会を見る目を養い、日本の若者が成熟するきっかけになることを期待します。そうしてひとりひとりの力を鍛えて少数精鋭体制をとっていかないと、今後の日本は世界で生き残っていけません。準備として、高校のカリキュラムを社会制度を学ぶ場として整備し直す必要があると思います。更に大学を高等教育の機関として明確に位置づけることが、日本の教育水準を上げることにもつながると思います。

yes 信頼できます (kazenoko・千葉県・パートナー無・34歳)
自分の行動・決定に責任をとることができるか。そして、18歳という年齢がそれをできるかどうか。私は子どもを信頼しなさすぎていると思います。私たちが思うほど自分の責任を考えられないわけではないし、彼らは責任をとることが「できる」と思います。ただ、現状では「できない」とは思います。判断し、その決定に責任をとる、そして何より「できる」ことを教えないといけないのでは? ですから、すぐには反対ですが、将来的には賛成です。これから、を担う人たちを「信じる」という意味でも。

no 2年の学習期間を経て (真打ち・栃木県・パートナー無・40歳)
私は、成年年齢18歳には懸念があるが、20歳成年に到達する迄の2年間を、原則参加型の金銭・道徳・責任など総合的に学べる、学習期間に充ててはどうかと考える。先日、小3の授業に消費者教育を等身大の目線で分り易く取り入れている様子をテレビで見たが、金銭の扱いを家庭の外でも教える事に、私は親のあり方を危惧する反面、その効果には期待を寄せており、その子ども達の約10年後が楽しみだ。家庭、学校、地域が一丸となった未来ある課題として大いに関わりたい。

no うちの子18歳不登校 (鳰・栃木県・パートナー有・56歳)
私は成人式に出席しませんでした。1浪で大学生になったばかり、自分が成人に達したという自覚がなく、学業を全うし自己を確立するという自分自身のことだけで精一杯でした。25歳で卒業、就職、経済的独立の可能性が見えて来て初めて外部への意識が向きました。もし18歳で成人なら早期に将来設計を確立し大人の責任を全うできるような教育が不可欠ですが、子ども達にとってはプレッシャーが今より強くなる訳ですから、心を病む子ども達がますます増加するのではないかと危惧しています。
3日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
「成年」と「成人」は、違います
本日も、投稿ありがとうござます。皆さんからの投稿を読んでいて、様々な意見が大変勉強になると同時に、なかなか議論が前に進まない印象も受けています。
私も法律の専門家ではありませんので、審議委員として議論をする際、法務省の方々や、知人の弁護士などに、いつも細かい質問をします。そのたびに、「法律の 文章はわかりにくい!」「暗号みたい!」だと思っています。今回の民法の「成年年齢」の引き下げは、身近なテーマにもかかわらず、実はまさに、暗号を解くような法律のからみがあります。

今回の「民法の成年年齢」が変わった場合に変化することは3つ。1日目のページに書いた内容です。
一方、ここでもディスカッションしているように、これに関連する個別の法令は、昨日も述べたように「300ほどある」そうです。民法と違う、別の合計300くらいの法律、政令、省令がある、という意味です。

法務省の管轄ではない法律が多くあるので、民法の成年年齢が、もし18歳になったとしても、それらがどうなるかはわかりません。ただし、民法は基本法ですから、見直しの際に大いに参考にされ、基準年齢として考えられるだろうとの想像はつきます。昨日ご指摘いただいたように、年金支払いが18歳から始まるのかも調べたいと思います。

こういった法律についてディスカッションするときは、私が暗号と呼ぶ専門用語を理解する必要があります。今回の「成年年齢」の「成年」がまさに、そうです。

なんとなく大人か、子供か、という議論をしている気になりますし、実際、メディアをみていても、同じように語られていますが、実は違います。

「成年」とは、民法でのみ定義されている言葉です。ですから他の法律の文の中に「成年」と出てきたら、それは民法の「成年」を意味する、ということです。

したがって、民法の成年年齢が18歳に引き下げられれば、「成年」や「未成年」という言葉を用いている法律は、自動的に18歳に下がることになります。例 えば、競馬法では、「未成年者は、勝馬投票券を購入し、又は譲り受けてはならない」と定めていますので、民法の成年年齢が18歳に引き下がれば、18歳か ら馬券を買うことができます。そして、もし、民法の成年年齢は18歳に下げてもいいけど、18歳に競馬はさせてはいけないということであれば、競馬法の 「未成年」を、「20歳未満の者」などと改正する必要があるということです。

一方、投稿される方の関心の高いお酒やたばこについては、未成年者飲酒禁止法、未成年者喫煙禁止法という法律で定めています。ここでは、「満二十年ニ至ラサル者ハ酒類ヲ飲用スルコトヲ得ス」などと定めており、「満二十年」という書き方をしていますので、民法の成年年齢が18歳に下がったとしても、自動的に18歳から飲酒、喫煙ができることにはならないようです。

「成人」と「成年」も違います。成人式などからも、日常的に成人という単語を使いますが、実は、「成人」という単語は、憲法にも民法にも、「成人」という単語は出てきません。少年法が唯一、成人とは満20歳以上の者であるとしています。ですからここでも、民法の成年年齢が18歳に下がったとしても、少年法の適用年齢が18歳に自動的に下がるわけではありません。

このように、成年年齢が下がるとは言っても、18歳からすべてできるようになるわけではありません。勉強すればするほど思うことは、一つ一つの法律をよく読 み、これは18歳からさせてもよいのか、20歳からにすべきなのか考えていく必要があります。私たちは、丁寧に言葉を読む必要がありますね。

では、あなたがイメージする「成年」とは、どんな人ですか。その「成年」になるために高校生に教育する場合、具体的にはどんなことを教えたらいいと思いますか。法律ができてから、法律が施行されるまでには、少し時間があります。もし成年年齢が18歳になる場合、施行までにどのくらいの時間があったら、いいですか。その間に、高校生に何を教えていったらいいでしょう。また、皆さんの具体的な提案、お待ちしています。


佐々木かをり
株式会社イー・ウーマン代表取締役社長
佐々木かをり


関連参考情報
■ 「18歳は大人ですか?」
2007年5月の円卓会議。YESは43%。成人の定義とは……?
■ 「国民投票法案、あなたは賛成ですか?」
成年年齢とも関係ある、国民投票法をチェック!
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