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今週のテーマ
会議番号:2854
更年期について、知識がありますか?
投票結果
44
56
202票
255票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2009年11月23日より
2009年11月27日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
鈴木美香 医学博士・産婦人科医
今回の投稿から、歌バカさんやあきんぼさんのように更年期に備え、健康雑誌からの情報収集を図るなど積極的……
議長コメントを全文読む
2日目までに届いている投稿から...
年齢ですので (dianzi・埼玉県・パートナー有・50歳)
更年期障害の適齢期なので、知識は仕込んでいます。人によって出てくる症状が違うことも頭に入れて、体調不良の際はまず更年期障害を疑って、その専門にかかった方がいいと思っています。そうしないといろいろな科をたらい回しにされるようなので。まだ更年期障害と思われる症状はでていませんが、十分に注意しています。また、主人も同年齢なので、主人の体調不良の場合も更年期障害の疑いを持つようにしています。
情報は的確に捉え (真打ち・栃木県・パートナー無・40歳)
更年期の情報で一つ気になることがある。鬱に発展するなど特に苦しんだ方の体験談などが際立つ傾向にある事で、「何でもなく過ごせた」との実例が埋もれがちになり、更年期=つらいものと言う固定観念が独り歩きしないだろうかと、私は懸念がある。
雑誌から情報収集 (歌バカ・北海道・パートナー有・44歳)
ここ2年ほど、更年期を扱った雑誌を購入してよく読むようになりました。上司の奥様が出先で倒れたのがきっかけです。後日、更年期障害で治療中だったと聞きました。年齢的にもそろそろ婦人科でチェックを、と思っていますが、母には「気にしすぎるから症状が出る。忙しく過ごしていれば気付かないうちに過ぎるものだ」と言われています。
だいたいは (みいや・東京都・パートナー有・46歳)
大まかな知識はあります。年齢的にそろそろかなと思っていますが、今のところ更年期の兆候はありません。30歳後半から意識して食事に大豆イソフラボンを取るようにし現在はサプリでも取っています。睡眠もできるだけ22時には寝るように、朝6時起床で8時間確保を心がけています。
仕事に支障が出てきたら怖いな (人魚姫・東京都・パートナー無・47歳)
3年前ぐらいに一時的に首の後ろから汗をかく体験をし、ハンカチは女性のたしなみなんて気楽に考えてました。今年は生理の量が多いなって思うと一月とんで、アレ?止まっちゃったと思うと訪れたり、初潮以来のプチ生理不順ぐらいかな。怖いのは、心理的な心配で仕事に集中出来なくなること。知人の会社では妊娠した人が「働けないでしょう」という理由で更新させなかったそう。働いて欲しい企業側としては女性の更年期はどのように見てもらえるのか、取り越し苦労はあります。
雑誌の定期購読をはじめました (あきんぼ・東京都・42歳)
健康系の雑誌の定期購読をしています。今までは30代向けと思しき雑誌でしたが、先月から50代向けと思しきものに変えました。更年期の情報も多いのですが、50代以上を楽しんでいる皆さんの記事が載っています。いろんな人の事例を読み、心の準備をし始めているところです。私の大学受験の頃に更年期だった母に当り散らされて不愉快な思いをしたので、私はあんなふうになりたくないとの気持ちだけはあります。
具体的な対処法 (ニューヨーク・東京都・パートナー無・36歳)
周りに、それについて話す人がいないので、正体が分からない、対処法が分からない、というのが最大の不安要素だと思います。特に、具体的な対処法について詳しく分かれば、少しは心の準備ができて、漠然とした恐れや心配が軽減されると思います。
正しい情報を知りたい (しなもん8・北海道・パートナー有・42歳)
更年期とは、女性ホルモンが急激に減ることで、体や心のバランスが崩れるらしい、ということは聞いています。職場の人で、体調を崩し数年間入退院を繰り返した方もいます。どの程度から治療が必要なのか、未然に防ぐことはできないのか、など正しい情報が知りたいです。また、更年期障害休暇を取り入れている自治体もあるので、その情報も知りたいです。
3日目の円卓会議の議論は...
更年期をポジティブに捉えましょう
今回の投稿から、歌バカさんやあきんぼさんのように更年期に備え、健康雑誌からの情報収集を図るなど積極的に知識を集め、準備を始めている方も多くいらっしゃるようです。
一般に得られる更年期に関わる情報の中では、真打ちさんが指摘されているように、
「更年期=つらいもの」という印象
を与えかねない情報が目立つ傾向があり、これが多くの女性に不安を与えているのかもしれません。
2日目コメントの繰り返しにはなりますが、実際に生活に支障をきたし治療を要するような更年期障害を経験される方は2−3割です。ですから、逆にいうと7−8割の方にとっては、真打さんのお母様がおっしゃるように「気付かないうちに過ぎるもの」でもあるのです。
しかし、この2−3割に自分が入ってしまったとき、自分の身体の状態を正確に把握し、まずは更年期障害を疑い、婦人科受診などの
適切な行動をすぐに取れるかどうか、ここが事前の知識があるかないかで異なってくる点
であると思うのです。実際のデータでも、更年期女性の多くが更年期治療を受け改善するまでに複数の診療科を受診している、という報告があります。dianziさんのように「更年期に入ったら、体調不良の場合はまず更年期障害を疑って、その専門科(婦人科)にかかる」という心積もりをもっておくことだけでも立派な備えであり、「具体的対処法(ニューヨークさん)」でもあると思います。
また、現在は更年期障害に対して
非常に有効性が高い治療法
がありますので、人魚姫さんが心配されているような「仕事に支障」をきたすような症状が出た場合は、適切な治療をお受けになることをお勧めします。また、企業や職場での更年期障害に対する扱いに関しては、原因もわかっており一般的には治療により改善可能なものですから、自己管理責任の範囲内のものとして捉えられる可能性が高いのではないでしょうか。しなもん8さんの職場の方のように「数年間入退院を繰り返す」ような状態の場合や通常の
更年期治療を受けても改善しない場合
は、本当に更年期障害によるものなのか、背後に別な病気がないのか、あるいは更年期障害を契機として他の病気が発症していないか、などきちんとした検索が必要と思われます。
みなさんが更年期、更年期障害と聞くと、どのような身体的・精神的症状や状態をイメージしますか? みなさんがご存知の知識、更年期症状などをお聞かせください。
また、それらの症状に対して、
ご自分ではどのように対処していこうとお考えですか?
更年期に現れる心身の症状とそれに対する対処法を考えていきたいと思います。
鈴木美香
医学博士・産婦人科医
「更年期障害、心配するのはまだ早い?」
更年期障害の低年齢化が話題になって久しいです……
「漢方薬を飲んだことがありますか?」
更年期症状の緩和にもいいらしい?
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