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今週のテーマ
会議番号:2859
シングルでも、まずは子どもが欲しい?
投票結果
32
68
203票
427票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2009年11月30日より
2009年12月04日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
白河桃子 ジャーナリスト&ライター
皆さま、熱い議論をありがとうございました。難しい投げかけと思いましたが、本当にお願いしてよかったと思……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
世間体という言葉の重圧 (chieco76・静岡県・パートナー無・30歳)
娘が生後3カ月の時に離婚し、シングルマザー歴8年目です。妊娠がわかった当初、結婚するつもりはなく未婚のまま産み育てるつもりでした。が、双方の親・親戚たちからの「世間体を考えて」の外圧に負け籍を入れることに。そこでもまた「できちゃった婚」に対する「世間体が」という声。そんな結婚ですからうまくいくはずもなく即離婚。また、「世間体が」の嵐。世間体よりも当人たちの考え方・幸せが一番だと認めてくれる世の中になれば、シングル出産の道も現実味を帯びるのでは?
多様性を認める社会へ (kaoru98・東京都・パートナー無・28歳)
最後は自分自身でしょう。私の場合は、何か障害がある時ほど開き直りや反発から思い切ってスタートを切れますが、状況が整っていると「本当に一人で大丈夫だろうか……」「妊娠した瞬間運命の人に出会うかも……」などといった考えがよぎりそうです。社会の姿勢が「多様性を認める」ことが一番のサポートだと思います。制度がそうさせるものではないと思うので、一歩を踏み出す人が増え、幸せは一条件下にのみ存在するものではないことを証明していくことで道が拓けるのだと思います。
世間の目 (marco302・パートナー無・38歳)
現在出産年齢ぎりぎりです。今となっては結婚する面倒の方が多いように思え一人でいます。ただ、子どもは本当に欲しいという気持ちは日に日に募ります。シングルで子どもを持つことに対し、「子どもはあなたのおもちゃじゃない」と言われたこともありました。やはり、今でもそう思う人々がおり、そういう方と対峙しなければならないことでしょうか。理由を聞かれ、その質問に応えなければならない社会のあり方が外圧です。政府としての保証されればそれも少しは変わっていくのではないでしょうか。
親として責任を持つ覚悟を (handsamlady・東京都・パートナー有・49歳)
私自身は高校生の親です。個別指導塾の講師として小中学生とかかわっていますが、親の姿勢が子どもを通して見えてきます。学童の後に来るWMの子どもも多いのですが、楽しそうにしている子、問題を抱えて落ち着かない子の違いは、子どもが親とのかかわりに満足してるかどうかだと感じています。シングルであるかどうかにかかわらず、一緒の時間が短くても我が子をきちんと愛せるか。子どもが幸せに成長できているかをしっかり見てほしい。我が子の問題に気付かない親が多いことに暗澹たる思いがします。
経済力と保育 (kopanda・東京都・パートナー有・39歳)
1つは経済力。私は一般職入社のためお給料は自分1人なら何とか普通に暮らせても子どもも養うとなると貧乏生活が必然となってしまいます。せめて保育園料、シッター料、学費、子どもの洋服代、さらに今の時代は塾代、受験料など子どもにかかる費用が全て補助され、親は住む家と食事代と光熱費さえなんとかできればよいならシングルでも安泰だと思います。2つ目として子どもが小さいうちは預け先と預かってくれる時間帯が切実です。病時保育まで完備されていれば言うことありません。
育児をして思うこと (がやん・大阪府・パートナー有・37歳)
今、2歳と3ヶ月の2人の子どもがいます。知り合いに「産後うつ」になる人も多いなか、育児のパートナーは夫以外という考え方も「有り」だと思うようになってきました。いろんな人を巻き込まないと育児は本当にしんどいです。子育ては両親がするものという考え方の日本では、シングルで子どもを産むのは大変だと私は思います。
子どもは自己実現の道具ではない (Jerryb・東京都・パートナー有・42歳)
もし状況がすべてGOサインを出していると仮定して、最後にシングルで子どもを持つことを妨げるものは何かという問いに、考えさせられました。育ててくれる人がいて、親に仕事があり、金銭や人手を支援してもらえる制度があれば子どもは育つ。でも、子どもがいる幸せと子ども本人の幸せは違います。妨げるのはこれを知っているかどうかだと私は思います。子どもは個性と未来を持つ別個の生き物で、一時の本能や憧れやまして義務では一緒に暮らせません。かつて子どもだった経験からそう思います。
子どもの気持ち (Pururu・東京都・パートナー有・48歳)
両親が揃っていても、シングルでもどちらでもいいと思っています。でも、シングルでもとか、父親がいたほうがいいとか、というのはあくまでも親の立場での意見。生活のレベルや育児の理想は落とせないのも事実ですが、最低限食べる、寝る、親の愛情で子どもは育つ。肝心なのは親がまだ見もしない子どもを育てられるか想像することではなく、子どもは別人格であり、そのいわば他人の人生と一生向かい合う勇気があるか、ということだと思います。
自分>子どもの幸せ (Coquelicot・北米・パートナー無・39歳)
未婚の母の妹が居ます。信頼して子どもを預けられる親族や、近所の母親互助、お金があるのなら可能。国の制度も大事(非嫡出子への社会的差別)。ただ、将来のパートナーと子どもの関係、異父兄弟姉妹など、それがプラスになることもありますが、兄弟間差別、義父からの性的虐待などの深刻な問題が存在していることも事実です。私は結局、将来問題が山積みするのが見えていて敢えて生むの?と思ってしまいます。
5日目の円卓会議の議論は...
「心のハードル」が高いシングルマザー問題
皆さま、熱い議論をありがとうございました。難しい投げかけと思いましたが、本当にお願いしてよかったと思っています。
私自身は、既婚子なしですが、
「もし今30代後半のシングルだったら」
と仮定して答えを模索しました。
答えは条件つきYES
でした。「この人の子どもを産みたいという男性」「仕事を続けることでの経済的安定」と「子育てを支援してくれる人」は不可欠と思いました。「精子バンク」についての投稿もいただきましたが、私自身は使わないと思います。しかし、「この人の子どもがほしいという相手を見つける」というハードルも簡単に越えられるものではないと思いますので、友人が精子バンクで子どもを持ったとしてもなんら批判することはないでしょう。このような結論になるのは、やはり「子どもを持てるチャンスは限られている」と思うからです。そのチャンスを最大限に生かそうと思えば、「シングルでも」という結論もありだと思うのです。
しかし、
ハードルは自分の心の中にも
あります。例えば一番身近な両親の世代には到底わかってはもらえないということです。「世間体」に関しては、友人を見ていて思うのですが、子どもが5歳ぐらいになれば外からは「離別シングル」とは区別がつきません。後は当の子どもにどう伝えるかという問題が残りますね。「子どもはあなたのおもちゃじゃない」と言われたmarco302さん。まさにそういう考え方を持つ人が外圧です。「子どもは自己実現の道具ではない」という投稿もありますが、「肝心なのは親がまだ見もしない子どもを育てられるか想像することではなく、子どもは別人格であり、そのいわば他人の人生と一生向かい合う勇気があるか」という方もいる。しかし
妊娠や出産はそのように「考えれば考えるほど遠のく」ものかもしれません
。もっと原始的なものに流されるような状況もある。『迷産時代』(宇佐美游著)は出産に悩む女性たちを描いたオムニバス。小説ですがそのリアルさには感動します。結局最後に出産を勝ち取るのは、「頭で考えなかった」女性であることが印象的です。
「妊娠した瞬間運命の人に出会うかも……」という正直な投稿は、案外、本音かもしれません。
妊娠には時間の限りがある……子どもを産んでから生涯のパートナーを探してもいいのでは……という考えは、日本ではまだまだ難しい
のでしょう。
出産年齢ギリギリで、「子どものいない一生」と「シングルマザーとして産む」という二者択一する場合も、結局のところ
「心のハードル」が高く、制度や経済力があればいいというわけではない
……今回それがよくわかりました。
しかし心のハードルは、あっけなくはずれるときもあります。例えば、来年
選択的夫婦別姓
などの民法に変化があると思います。些細なことですが、家族の形はこれがきっかけで大きく変わる、崩れる可能性があります。家族の形が今とまったく違うものになるのが先か、それとも女性たちが「産みたい」という体の声に逆らえなくなるのが先か?
制度と心のハードルは鶏と卵のような関係
です。他の先進国を見ていても、婚外子の数は一桁のままで少子化を乗り切る国は例がありません。なにかがきっかけで婚外子が10%ぐらいになれば制度は後からついてくるはず。しかし日本でそれを見ることができるのは、私の世代ではないかもしれません。
やはり今の日本では、個人の経済力や状況の格差で、「子どもを持つ」ことが大きく規定されてしまうと思います。例えば20代なら親が元気で子育てを手伝ってくれても、遅くなればなるほど、子育てと介護が同時期ということもある。今は条件が整っていてもそれは変数でしかなく、
リスクのない家族はいない
と思います。
それはシングルでもパートナーがいても、同じこと
ではないでしょうか?
変数にかかわらず、
安心して子どもを産み育てる基盤が、脆弱なのが今の日本の問題
です。「環境に関わらず、安心して子どもを産める社会=すべての女性が安心して子どもを産める社会」で、そのためには何が必要なのか……これからも、皆さまのご意見を礎とし、折に触れ発信していきたいと思っております。本当にありがとうございました。
白河桃子
ジャーナリスト&ライター
「「婚活」「離活」界のスペシャリストが揃って、激論!」
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