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今週のテーマ会議番号:2883
イギリスの文化に、興味がありますか?
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4日目/5日間
働く人の円卓会議
2位
【開催期間】
2010年01月18日より
2010年01月22日まで
円卓会議とは

松本侑子
プロフィール
講演依頼
このテーマの議長
松本侑子 作家・翻訳家/日本ペンクラブ常務理事
円卓会議議長一覧
通のイギリスの魅力を多数、ありがとうございます! さて、スコットランド! 行ったことがない人でも、風……
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3日目までに届いている投稿から...
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yes スコッチウイスキー! (meg助・栃木県・パートナー無・37歳)
ロンドンは海外で初めて一人で旅した街。今も大好きです。スコットランドは幼い頃に絵本で憧れたキルト、バグパイプ、ケルト文化。今はスコッチ・ウイスキーに興味が(笑) ワクワクします。少し寂しいような景色がイメージされてしまいますが実際に訪れてみたい地方のひとつです。

yes 朝からニシン (ニューヨーク・東京都・パートナー有・36歳)
スコットランドで泊まったB&Bの朝食メニューに、ニシンという選択肢がありました。日本人の私としては嬉しかったのですが、ご飯ではなくパンと食べる焼き魚が意外でした。朝から魚を食べるのは、スコットランド特有なのでしょうか?

yes スコットランド人の温かさ (もんちーた・埼玉県・パートナー有・34歳)
湖水地方に住む私の第2の家族のイギリス人家族と一緒に、スコットランドから湖水地方の取材に来ていたフリージャーナリストの男性をお迎えしたことがありました。彼は、戦争ジャーナリストだったため、往年になるまで未婚でしたが、今では、娘ほど年が離れた奥さんをもらって幸せそうでした。私が、ついイギリス人と言ってしまい、スコットランド人と言い直すと、「気にしなくていいよ」と温かく、静かな口調で言ってくれました。暖炉を思わせる彼の温かな人柄と口調が、今も忘れられません。

yes 古き世界の良さ (さくら ゆうか・愛媛県・パートナー無・31歳)
私は正直、文学や歴史は余り詳しくありませんが、イギリスの古き世界には大変魅力を感じます。古さがマイナスになる事なく、むしろ良さと感じられる国は世界にも多数ありますが、お洒落さやモダンさを感じられる独特の世界があると思います。また、昔の生活と今の生活の誤差も余り無い事が、イギリスの良さだとも感じてます。

yes いつか行ってみたいと思います (dokinchn・東京都・パートナー無・40歳)
私のイメージでは、都会より田舎の方のイメージが大きく、湖水地方や田園風景が好きです。古い民家を借りて夏の間そこでのんびりしたいですね。いつか実現させたいと思っています。絵を描いたりクッキーを焼いたりお花を育てたり……。素敵だと思います。

yes フラワーアレンジメント (きょっぴー・愛知県・パートナー有・41歳)
紅茶、アフタヌーンティー、美しい街、伝統、物を大切にする文化、とても心惹かれます。私は長年フラワーアレンジメントを習い、趣味で教えています。以前、ロンドンでレッスンを受けたこともありますが、トラディショナルとモダンの調和、とても勉強になりました。

yes いつかこの眼で (jersey・熊本県・パートナー有・33歳)
最近だと「ハリーポッター」、かつては「嵐が丘」や「アーサー王の伝説」「ケルト神話」を読んで、イギリスに思いを馳せました。エンヤの曲にも心惹かれます。古城や大聖堂などの歴史ある建造物、石造りの文化。イングリッシュガーデン。ロイヤルファミリー。騎士道精神。ティー文化。産業革命。大英博物館。……興味は尽きません。仕立てのよいシャツを襟が擦り切れても補修して着続けるのが英国紳士、と何かで見ました。ステキな紳士、あこがれます。
4日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
『赤毛のアン』はスコットランドの物語
通のイギリスの魅力を多数、ありがとうございます! さて、スコットランド! 行ったことがない人でも、風景を、映画でご覧になったかもしれません。映画「ハリー・ポッター」シリーズで、ホグワーツ魔法学校から見える景色は、スコットランドで撮影されています。木々のない草の丸い丘陵が続く風景です。

私は、カナダの作家モンゴメリによる『赤毛のアン』シリーズの、日本初の全文訳を手がけています。今までは知られて来ませんでしたが、実は、『アン』の登場人物はスコットランド系カナダ人です。カナダは、アメリカと同じように移民の国であり、イギリスなどヨーロッパ各国から多くの人々が渡ってきました。

作者のモンゴメリも、スコットランド系カナダ人ですので、当然、『アン』にはスコットランドの文化、風習、食べ物、宗教が多数、登場します。イングランドとスコットランドの違いを知らないとわかりづらいのですが、『アン』は、いたるところスコットランドの伝統と歴史に充ち満ちていて、そこが楽しいのです。 

まず主人公のアンは、カナダのノヴァスコシア州(「新しいスコットランド」州)の生まれ育ちで(『アン』第5章)、物語の中で、スコットランドの詩や文学が好きだと語り、たくさんの詩を読みます。スコットランド紙幣に肖像が印刷されている国民的文学者のサー・ウォルター・スコット、ロバート・バーンズなどの作品です。

また孤児のアンを育てる兄妹マシューとマリラは、スコットランドからの移民2世です。2人の母親がスコットランドから白いスコッチ・ローズを持ってカナダに渡ってきたと『アン』第37章に書かれています。

またマシュー、マリラ、アンの通う教会は、スコットランドの国教だった長老派教会です(第25章)。

そもそも赤毛は、スコットランド系に多いという俗説が古くからあり、現在では遺伝子研究で立証されています。アンの赤毛にも、スコットランド民族の匂いがあるわけです。

さらにアンは、スコットランドの未婚の乙女が髪に巻くリボンのスヌード(第27章)、スコットランドの農家の人々がかぶるタモシャンター帽もかぶり(第19章)、スコットランドの伝統的な衣装を身につけています。

そしてアンは、スコットランド系(ケルト族)の古代の王として世界的に名高いアーサー王伝説を愛して、第26章「不運な百合の乙女」でお芝居にして演じています。

このように作者のモンゴメリは、英米人なら、誰が読んでも、『アン』がスコットランド人の物語だとわかるように、意識して、スコットランドの伝統と古い歴史を、いきいきと盛りこんでいるのです。

さて、英国のスコットランド人は(アイルランド人とウェールズ人も)、主にケルト族です。たとえばアイルランドの歌手エンヤさんの歌は、いかにもケルト的な幻想的な音楽です。

これに対して、英国のイングランド人は、主にアングロ・サクソン族です。ケルト族とアングロサクソン族は、外見も、その歴史も異なります。あなたの知っているイギリスケルト族、興味のあるケルト族について、その物語、美術、音楽、歴史、ケルト十字など、どうぞご自由におよせ下さい。

松本侑子
作家・翻訳家/日本ペンクラブ常務理事
松本侑子


関連参考情報
■ 「【講座】松本侑子の『赤毛のアンに隠されたアーサー王伝説、ケルトの謎』」
『アン』の謎ときを通じて、イギリスのなり立ちと民族、古典と伝説も楽しく学びましょう! 2010年2月6日(土)開催
■ 「【講座】松本侑子の『赤毛のアン』の英語セミナー18(全3回)」
『アン』を原書で読んで、物語の世界を楽しく味わいましょう! 2010年3月6日(土)、13日(土)、20日(土)開催
■ 「海外個人旅行で得た経験、ありますか?」
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