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今週のテーマ
会議番号:2930
獣医師さんに尋ねたいこと、ありますか?
投票結果
40
60
104票
153票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2010年03月08日より
2010年03月12日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
柴内晶子 獣医師 赤坂動物病院副院長
皆さんのご質問が意外に新鮮でわたしも楽しくお答えをさせていただけます。 しましまパンダさん ……
議長コメントを全文読む
1日目までに届いている投稿から...
ペットの洋服について (しましまパンダ・東京都・パートナー無・31歳)
最近の素朴な疑問です。道ですれ違う散歩している犬のほとんどがかわいらしい服を着ています。愛されているんだなあと思いますが、この行為は犬にとっては問題ないのでしょうか?(たとえば体温調節が難しくなるとか、皮膚病になりやすくなるとか)また、人間が良かれと思ってしていることが、実はペットにとっては迷惑だということは例として何かあるでしょうか?
ペットの介護方法 (chinpa・徳島県・パートナー無・26歳)
私は飼っていた犬の介護を体験したことがあります。その際に、どのように介護をしたらよいのか色々調べてみたものの詳しく書いてあるものを見つけることができませんでした。医療が発達し、ペットも長生きをすることが多くなる中で、ペットの介護への知識を持つことは必要であると私は考えます。ペットの介護方法を教えてほしいです。また、獣医師さんが考えるペットの介護への向き合い方や心構えも知りたいです。
今はいませんが (ポーチュラカ・福島県・パートナー無・40歳)
私は小学生の頃犬を一匹飼っていました。子どもだったので、興味本位で飼い始め、ちゃんと世話をしないで、いつも母親に怒られていました。そんな私も、犬が病気になり死んでしまってから命の大切さに気づき、ふたたび犬を飼うことはありませんでした。飼い犬にとっての幸せとはなんなのか聞いてみたいです。
獣医師を志す子どもへの言葉 (べんじゃみん・神奈川県・パートナー有・38歳)
中学・高校で国語を教えていますので、子どもたちの夢や希望と向き合う機会が多くあります。「獣医になりたい」という(特に女子)生徒が多くいますが、「勉強を真剣に努力する」、「口も聞けない動物相手なので、まずは友だちにも思いやりを持って接する」、「動物全般を好きでいる」など以外に、専門家としてのアドバイスがいただければ嬉しいです。
動物の専門家は獣医師だけ? (Matsuo・東京都・パートナー無・32歳)
「獣医さん」=「動物のことを何でも知っている」というように考え、痛い目にあった事があります。犬の食事に関してだったのですが、その後調べてみると獣医師さんは大学で食事のこと数時間しか勉強していないと聞きました。(特に手作りご飯について。)他の分野についても、あらゆる専門家と連携して『話せない動物』の代弁者であって欲しいと思います。
2日目の円卓会議の議論は...
人間のそばにあって初めて幸せが成し遂げられる
皆さんのご質問が意外に新鮮でわたしも楽しくお答えをさせていただけます。
しましまパンダさん
お洋服は確かに必要ないことが多いかと思います。実際には犬たちの方が人間よりも寒さには強い場合がほとんどです。ですが、皮膚疾患があって逆に掻かないために着ている場合もあります、また、日本で暮らすことがあっているかどうかは別として「ヘアレスドッグ」といって被毛がほとんどないタイプの犬種もあります。理由はさまざまですが、洋服はあくまで人間がそれを使うことで機嫌良く、楽しくなり、その恩恵が犬たちにも与えられ、さらに愛情が深くなるならOKではないか?という考え方もあります。また、食事に関して等は、
人間が人間の感覚で犬や猫に「おいしそう」と思うものを与えることは、明らかに健康を害する可能性がある
ので、控えた方が良い事の一つだと思います。
chinpaさん
介護は常にテーマになります。特に大型犬の介護は本当にたいへんです。小さな犬や猫でももちろん大変です、最近では特に長寿になった伴侶動物たちがその一生の最後に介護が必要になることはよくみられます。介護のことやリハビリの事についての本も最近ではかなりいろいろありますが、確かに「介護」に徹したものは多くないと思います。介護は、毎日の作業の繰り返しだけではなくて、それなりの覚悟や心構えが必要になってきますから、そこがポイントですね。私たちも要介護になって家族がお忙しい場合などは長期にお預かりして老齢動物のケアをすることもあります。毎日思う事はその動物の状態の段階によっても異なりますが、今より少しでも回復し、1日でも早くおうちで暮らせるようになりますように、すくなくとも家族の皆さんと「しあわせ」と思える時間を再度共有できますようにと常に願って臨んでいます。食事の養い、体位変換、表情の変化、リハビリ、排泄など、人間と限りなく近い事を日々行います。
ポーラチュかさん
犬たちは伴侶動物として私たちのそばに添い遂げてくれる存在であることはいままでにも何回かお伝えしてきましたが、やはり、犬たちの幸せの鍵を握っているのは私たちだと思います。ボーラチュカさんのご体験ではつらさがあったのだと思いますが、
伴侶動物である犬たちはやはり人間のそばにあって初めて幸せが成し遂げられる
ように私は思います。
べんじゃみんさん
お子さん達が最近獣医師をめざされることは光栄なことです。ここでとても大切なのはすでにおっしゃって頂いているように、非言語的洞察力を身につける、相手の心を考える。様々なことを体感するなどとても重要な事がありますが。共に非常に大切な事は……「人間を大好きなこと」「人の感情や心の機微に敏感であること」「コミュニケーション能力に長けていること」。獣医師の仕事の対象は伴侶動物たちですが、そのご家族と十分なコミュニケーションがとれないと診断も治療方針もたてられません。
人間が好きで動物も好きな方でないと伴侶動物獣医師には向かない
、という事になるかもしれません。
Matsuoさん
おっしゃること、耳がいたい部分もあります。たしかにわが国では伴侶動物の栄養学専門の獣医師自体がいませんし、大学でも栄養学に裂かれる時間は少ないです。ですが、卒後教育で最近の獣医師はかなりの勉強をしています。こんなに勉強するの?というくらいみんな勉強しています。
手作りごはんについて、本当に手作りが必要なケースでは、今もっとも確実なのが、アメリカやヨーロッパの栄養学の専門の獣医師にレシピをもらえる方法です。手作りご飯がメジャーなのか、というとそうではありません。本当に手作りごはんで栄養バランスを整えてあげよう、しかも生涯のと思うとかなり大変です。それにかわる安全で、栄養学的にも十分吟味されたフードも今では多数手に入ります。手作り食に時間を割く分を一緒のコミュニケーションや遊びに費やすことがむしろ犬や猫の幸せと考える側面もあります。おっしゃるように、獣医師は万能ではありません。得意不得意分野などもあります。それらはもちろんあっても、それぞれにお互いをカバーするような連携は徐々にとられつつあると思います。
皆さんのご質問はそれぞれに新鮮で視点も興味深いものが多かったです。ここで、明日は
人との関わりという部分でなにかお考えをお聞きできたら、または獣医師にご質問がございましたら教えて下さい。
柴内晶子
獣医師 赤坂動物病院副院長
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