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今週のテーマ
会議番号:2930
獣医師さんに尋ねたいこと、ありますか?
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【開催期間】
2010年03月08日より
2010年03月12日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
柴内晶子 獣医師 赤坂動物病院副院長
今回も円卓会議は早半ばをすぎました。さまざまな視点とご意見、楽しく議長を務めさせていただいています。……
議長コメントを全文読む
3日目までに届いている投稿から...
動物が得る利益 (youbow・大阪府・パートナー無・43歳)
難しいですね。家には犬が一匹いますが、私達と暮らして幸せなんだろうかと時々考えることがあります。私の昼休みに一度様子を見に帰りますが、昼間はほとんどお留守番。一心に家族の帰りを待っていることを考えるとせつなくなるときがあります。私達が得ることはたくさんあります。一緒に遊んだり、寝ている姿など見ているだけでとても愛しく、癒されます。命を預かっている責任感も生まれます。
医療費について (宙には何が・東京都・パートナー有・43歳)
これまで夜間病院や緊急病院のお世話になることがあり、非常に助かっている反面、高額な医療費については毎回驚きがありますが、その時は何とか助けたいの一心でお願いしてきました。ただあまりの高額な費用のため、払うのが困難な家庭もあるのではないかと考えてしまいます。そのために助かる命も助からないことも。医療費の適正化と飼い主の負担へのサポートの仕組が出来ることを期待しています。獣医師のネットワークで、そういうことについての活動は何かありますか?
コンパニオンバードとヒトの生態 (sasuga・神奈川県・パートナー無・43歳)
私はオカメインコとアマゾンの合計2羽と暮らしていますが、あまり周囲にはそうしたペットを飼う人がいないのでとても珍しいようです。こんなに人の心がわかって賢い家族はいないです(笑)面白いのですが、ヒトにしか興味がないのでそれぞれの鳥同士はお構いなしです。それはヒトが介在するために起きるのでしょうか?本来は生態系では関わりがありそうなのですが。どちらも家族に対しての興味が強くお互いのことは興味ないようです。ペットとはそういうものでしょうか?
ヒトと動物の共存 (靖・東京都・パートナー無・38歳)
柴内先生の質問の主旨とそれるのですが、例えば、ゴミ収集所に群れるカラスの安全性や、騒音や糞の被害に逢うムクドリの群れの生態など、人間と野生動物との共存などを獣医師に聞いてみたいです。それこそ、ゴキブリやネズミが家に発生しなくなる方法などです。私はペットに興味がないのですが、テレビで動物のドキュメントを見るのは好きです。また、最近では捕鯨やイルカと人間生活との関わりなどが社会問題化しています。そうした点について、動物の専門家の意見を聞きたいと思います。
4日目の円卓会議の議論は...
人が動物と共に暮らすことの利益は……
今回も円卓会議は早半ばをすぎました。さまざまな視点とご意見、楽しく議長を務めさせていただいています。ご意見ありがとうございます。
■犬の暮らす環境について
youbouさん、
昨日も触れましたが、犬たちが暮らす環境は確かにさまざまかと思われます。その都度その家族は「もっと幸せにしてあげられるのではないか?」と思うものだと思います。もちろん上をみればキリがないのかもしれません。ですが、やはり伴侶動物である犬は、人と暮らすその「場」を得ていることで既に幸せの一つを手にしています。sasugaさんも触れておられますが、たとえば犬同士、猫同士、鳥同士が同居していても、
伴侶動物の場合は、動物同士の横のつながりよりも人の家族とのつながりを求める傾向
は大いにあります(もちろんケースバイケースですが)。
ひとつの例ですが、犬のしつけの場面でも、犬が人間と共に生きて行くにあたって、本当に必要で大事なことは「犬社会で良い犬であることより、人社会で順応性を発揮する犬であること」なのです。なので、“うちの犬は他の犬があまり好きでなくて困る”とか“犬のお友達を作りたい”というような御家族のご相談を受けることもありますが、実際には人間が思うような形の犬同士の(別の家族間での)友達は、そんなに必要ではないのです。むしろ、犬はその属する家族の中で良い形で良い地位を築いていれば、そのことが優先されます。
犬は特に、その家族の中で自分自身の場所を確認することが、生きる糧となる動物
でもあります。
犬にとってお留守番の長い生活が苦痛かどうかといえば、犬種にもよるでしょうし、その個別の性格にもよるでしょう。前述のことをくつがえすのではありませんが、これにおいては、「人との関係が優先される」というものの、2頭で暮らしていたほうがやはり、互いに何かと刺激はあるので、良い場合も少なくありません。2頭は犬同士でなくても良いようです。犬と猫でも、存在していた方がなんとなく、双方に影響を与え合うようです。微妙な競争心も芽生えるようで、特に一頭が老齢期にさしかかった頃新しい動物がやってくると、老齢の子ががぜん張り切ることもあります。(もちろんケースによって違いますので、具体的には主治医やインストラクターに相談をしましょう)
私の例を挙げると、かなり長時間のお留守番をさせてしまう環境にあったときうちでは7歳違いぐらいの犬と猫が常におりました。それなりの均衡の中で彼らは生活を楽しんでいたように感じます。
■伴侶動物の医療費について
医療費のお話しがありましたが、これは本当にご家族が日々皆さんががんばって下さっていると感じております。残念ながら、人間のような全国的な保険制度はありませんでしたが、伴侶動物医療の医療行為はどんどん発展し、いまやCT、MRIも内視鏡も腹腔鏡も、抗癌治療も、輸血も免疫療法も行う時代に突入しており、人の医療と同じとはいいませんが、それに準ずるくらいの多くの設備や、検査機器が毎日フル稼働している場合が多いのです。夜間の救急も対応している病院もあります。つまりは、
人の医療費が保険を使えずに支払いが生じるような状況
と考えていただくとわかりやすいと思います。
ひとつの朗報は最近では、
動物の医療での共済制度と保険制度
が共に発展してきています。私から会社の事についてはこの場では触れられませんが、ぜひお調べになってみてください。
人が動物と共に暮らすことの利益はみなさんが触れて下さっているようにあまりにも明確なようですね。日々共に暮らして楽しい、うれしいという事が社会的な貢献にもつながると思います。
明日は伴侶動物が存在する社会で起こりうる「良い現象」「悪い現象」について皆さんのお考えがありましたら、
ぜひ教えてください。
柴内晶子
獣医師 赤坂動物病院副院長
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